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こんにちは、一龍(@ichiryuu)です。

今日ご紹介するのは脳科学者の茂木健一郎氏による著書、『続ける脳 最新科学でわかった! 必ず結果を出す方法』 (SB新書)です。                                                 

成功する人としない人の違いとはなにか。
もちろん、持って生まれた才能もあるでしょうが、「10000時間の法則」など、最近は努力を続けることができるかどうかが重要視されてはじめています。

本書でも、才能やIQではなく、「困難があっても続ける力」こそ成功の要因であるという立場に立ち、その力を「グリット」と表現して解説しています。


ではその「グリット」とはいかなるものか、そしてどうすれば鍛えることができるのか、早速気になるポイントの読書メモをシェア!



読書メモ



・グリットとは何か。アメリカの心理学者・アンジェラ・ダックワースの研究によると、グリットは成功に最も関係の強い要素だといわれています。その人が成功するかどうかは、生まれ持った才能でも、知能の高さでもなく、情熱を持って何かを継続する力があるかどうかに左右されるというのです。


・覚えていてほしいのは、「人生の成功は、IQやセンスなど、生まれつきの才能が決めるのではない。情熱を持って物事を続ける力こそが決める。そして、その力は鍛えられる」というこです。才能がある人よりも、続ける人のほうが成功に近づくのですから、すべての人に希望がある真理なのです。


・グリットとは、一つの大きなゴールを目指して、さまざまな種類の小さな努力を積み重ねることであり、単一の努力だけで構成されるものではありません。〈中略〉
私たちの目的は、さまざまな種類の努力からできている一つの生態系の中で達成されるといえるでしょう。


・ベスト・エフォートとは、直訳すれば「最善の努力」ですが、これは「完璧」の追求ではありません。
 人間はどうしてもサボってしまう生き物です。思い通りにいかないからこそ、
「続けるのとやめるのと、未来にとって、どちらがいいのだろう?」
 と考えることには価値があります。「今」できる中でのベストを考える。ベスト・エフォートは、究極の未来志向なのです。


・目標を公表するのは、なぜ効果がないのでしょうか。
 実は目標とは、他人にいうとかないづらくなると研究で明らかにされているのです。〈中略〉
 目標を他人に宣言すると、「目標に近づいた気分」になってしまうと考えられるのです。実際には、公言するだけでは近づいていないのですが、達成した気分になり、努力を怠ってしまいます。


・続けるために、もう一つポイントを挙げましょう。
 それは、「他人に決められた成功ではなく、自分だけの『細かな報酬』を大事にする」ということです。


・最終的な目標が大きくても、目の前の課題を、自分にとって少しだけ挑戦的な目標に定めることで、フローに入りやすくなり、「成功体験」を得られます。成功体験があると、続ける意欲が湧いてきますし、挑戦した分だけスキルが上がりますから、次回はさらに課題の難易度を引き上げられます。





感想



「努力を続けられることも才能です」

この言葉は確か、元メジャーリーガーの松井秀喜サンのお父さんの言葉だったと思います。

間違いではないと思いますが、成功するための最大の要素は努力を続けることだとすれば、その努力を続ける力も才能と言われてしまうと身も蓋もないですよね。

しかし、実際は鍛えたり環境を整えたりすることで、要するに努力することで努力を続けられるようになる、としているのが本書の主張です。


目標はあるけれど、やる気が続かない。
あるいはそもそもやりたいことが見つからないという人にも、ぜひ本書を一読していただきたい。

続ける方法、夢の見つけ方、フローに入る方法など、すぐに取り入れて実践できる方法が紹介されています。

特に、フローに入る方法は効率を上げるための仕事術としても応用可能。
ビジネスパーソンにもおすすめです。




本書はSBクリエイティブ様からご恵贈いただきました。
ありがとうございました。


目次


はじめに
第1章 結局、続ける人だけが結果を出す
第2章 続ける脳の作り方 意思に頼らない脳活用法
第3章 脳がよろこぶ夢の見つけ方 多様性とセレンディピティ
第4章 「今・ここ」に集中する力 フローとは何か
第5章 立ち直る力 心が折れたらどうするか
第6章 子供の継続力を伸ばす グリット的ばか育て方




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