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『パッション』【教養的映画鑑賞】イエスの最後の12時間を聖書に忠実に再現した映画、必見!

『パッション』【教養的映画鑑賞】イエスの最後の12時間を聖書に忠実に再現した映画、必見!

映画から歴史的教養や雑学を学ぶ教養的映画鑑賞、9回目の今日はキリストの最後の12時間を描く「パッション」です。

はじめに:『パッション』、イエスの最後の12時間を聖書に忠実に再現した映画、必見!

イエス・キリストが捕らえられてから処刑されるまでの12時間を映画化してものです。

Amazonの内容紹介より

メル・ギブソンが監督、製作、脚本を務め、イエス・キリストの最期を描いた問題作。紀元1世紀のエルサレムを舞台に、ユダに裏切られたキリストが捕らえられ、処刑される様を聖書に忠実に映画化した作品。PG-12指定。

歴史教養的見どころ

◆見どころは全編!

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この【歴史教養的見どころ】を紹介する映画レビューを始めるときに誓ったことが一つありました。
それは

「見どころは全編です」というのは絶対に言わないこと

でした。

が、すいません、「パッション」に限っては見どころは”全編”です(笑)。

というのも、このコーナーは歴史教養として勉強になりそうなシーンをピンポイントで紹介するのが趣旨なのですが、この映画はキリストが磔刑になる最後の12時間を描いたという、そもそも映画の主題自体がピンポイントを突いたもの。

その12時間は、聖書の”クライマックス”とも言える部分であり、それだけに重要なエピソードが非常に豊富。

そんな重要な部分が2時間の映画にギュッと凝縮されているわけですから、これはもう全編見どころと言うしかありません。

◆知っておくべきエピソードの連続

「ゲツセマネの祈り」のシーンから始まり、イエスを捕らえにきた者の耳をイエスの弟子が切り落とすが、イエスがそれを癒すシーン。

ユダヤ教の大司教カヤパに夜裁判から、ローマの総督ピラとによる裁判、鞭打ち、そしてゴルゴだの丘まで十字架を背負っていくヴィア・ドロローサ。

キレネ人シモンもベロニカのベールももちろん登場。

磔にされ、最後の言葉、そして復活。

キリスト教徒以外の日本人には断片的に聞いたことのあるエピソードが2時間の映画の中でどんどん登場してきます。

監督のメル・ギブソンはとにかく聖書に忠実に再現することを第一にしたようで、この映画さえ見ればイエスが捕らえられてからのエピソードはほぼ完璧に知ることができる作品となっています。

そういう意味ではとてもお得な作品かと。

◆あくまで聖書を再現した映画

さて、ここで一つだけ注意点。

これは100%史実だとは思わないでください。
あくまで聖書を忠実に再現したと言うてんで素晴らしい作品と言うことで、史実かどうかは別問題です。

というのも、聖書自体福音によって様々な表記があり、必ずしも統一されていないのは周知のとおり。

まして、新約聖書が現在の形に完成されていくのには、イエスが磔にされてからさらに1〜200年の時間がかかっています。

その間、色々な意図のもと足されたり削られたりと”編集”されているわけです。
したがって、その聖書をもとに創られたこの映画が史実であるかどうかはまさに”神のみぞ知る”ということです。

あくまで、教養として御覧下さい。

最後に個人的な感想を

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鞭打ちのシーンと十字架に打ち付けられるシーンはかなりショッキング。
心臓発作で亡くなられた方がいるとか。

お子様と見られるときはご注意ください。

それと恐怖するのは、イエスを有罪にしようとする群集心理。

事実など関係なく、噂や権力者の発言だけで流される群集心理の恐ろしさ。

そういったところもあらためて感じることができました。

基本データ

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公開:2004年
監督:メル・ギブソン
主演:ジム・カヴィーゼル
127分

あわせて御覧ください。

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