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『ダイダロス 〜希望の大地〜』【教養的映画鑑賞】草原の民の熱き戦い

『ダイダロス 〜希望の大地〜』【教養的映画鑑賞】草原の民の熱き戦い

映画から歴史的教養や雑学を学ぶ教養的映画鑑賞、12回目の今日は「ダイダロス 〜希望の大地〜」です。

 

はじめに:『ダイダロス 〜希望の大地〜』、草原の民の熱き戦い

めずらしいカザフスタンの映画です。
1700年頃のカザフ族とモンゴル系のジュンガルとの戦いを描いた作品です。

ストーリー(Amazonより)

18世紀のカザフスタン。
広大な大地と自然に囲まれ、静かで平穏な暮らしをしていたカザフ族の集落に突如、野蛮なモンゴル族が押し寄せてくる。
モンゴル族に虐げられ、土地を取り上げられたカザフ族の人々はその後、敵の目の届かない山奥にひっそりと隠れ住むことを余儀なくされるのだった。
数十年後ー。
民族の誇り、そして愛する人を守るため、カザフ族の青年サルタイは報復を誓い、10代の勇士たちを率いて「Myn Bala(1000人の騎士)」と呼ばれる部隊を結成。
戦力を培い、敵陣へと乗り込んでいく。それは、何十年に渡る迫害から祖国を開放する、歴史に残る闘いとなるのだった…。

歴史教養的見どころ

◆草原の民の生活

この作品全編そうですが、草原の民の暮らしが描かれています。

歴史映画で草原の民の暮らしが描かれているのはモンゴル系のものがほとんど。
中央アジアのカザフ族の生活が見れるのは貴重です。

◆クリルタイってこんな感じ

クリルタイというのは族長会議です。
カザフ族の各族長が集まってジュンガルと戦うかどうかという会議をするシーンが登場しますが、ゲルと呼ばれるテントに集まって車座に座り意見を出し合う。

こんなふうに会議をしていたんだなとわかるシーンです。

こういうのはモンゴルも一緒ですね。

◆大草原での戦闘

ラストの大会戦は必見。
決して派手さはありません。

日本やヨーロッパのようなきらびやかな鎧武者もいません。

ただ、人馬一体の草原の民同士が騎馬で入り乱れての戦いってこんなんだったんだと感嘆させられます。

CG全盛の時代だけに帰って地味な戦闘映像がリアルさを増しているように思えました。

最後に個人的な感想を

エンドロールに

「この戦いにカザフが勝ったものの、カザフが独立国家となったのは、この300年後のことである」

「独立は、ナザルバエフ大統領(現職の大統領)によって成し遂げられた」

とありまして、ちょっと政治色が出ているのが気になりました。

まぁ、カザフスタン独立20周年記念で作られた映画らしいので仕方ないかな。

基本データ

監督:エイケン・サタイブ
主演:クラレイ・アナルベコヴァ
2012年公開
113分

予告編

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