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うどんだけは見逃してください・・・【書評】藤田 紘一郎(著)『50歳からは「炭水化物」をやめなさい。』 大和書房

おはようございます、炭水化物で体ができているうどん人の一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、うどん好きのワタクシにはなんともショッキングなタイトルの本をご紹介。

昨今、うどんと糖尿病の関係が取りざたされたりしているので、炭水化物が生活習慣病の主犯みたいな扱いをされたりしてますが、ことはそれほど単純なことではないようです。

 

【目次】
はじめに 人の体は50歳を境に大きく変わる!
第1章 50歳からは、食べ方を変えなさい
第2章 寿命の回数券「テロメア」に効く食べ物
第3章 長寿遺伝子をオンにする食べ方
第4章 腸と心を充実させると、人はボケない
おわりに 足るを知り、今を大切に生きれば、人生は何歳になっても楽しい

【ポイント&レバレッジメモ】

★人体は「二つのエンジン」で動いている

 エネルギーを生成するエンジンは、二種類あります。この二種類のエンジンは同時に働くものですが、メインとサブに別れており、ある年齢を境にメインが入れ替わるということが分かりました。
 その年齢こそが、50歳前後だったのです。<中略>
 その二つのエンジンとは、「解糖エンジン」と「ミトコンドリアエンジン」といいます。「解糖エンジン」は、当分を燃料としてエネルギーを作るエンジン。主に炭水化物を糖に変え、瞬発力のある動きをしたり、皮膚や粘膜、骨髄の細胞の材料を作り出します。
 もうひとつの「ミトコンドリアエンジン」は、酸素を燃料としてエネルギーを作り出します。こちらは、瞬発力は弱いのですが、持続力に優れ、心臓や脳の神経細胞など、持続してエネルギーの必要な部位への供給を担当しています。

★50歳以上は「糖質」が栄養にならない

 ミトコンドリアの最大の役割は、酸素を吸ってエネルギーを生成することです。「解糖エンジン」と違って、糖質が燃料にならないのです。<中略>
 50歳以上の人は体を冷やさないようにして、できるだけ体温を高く保ち、酸素をたくさん吸い込むような体の動かし方がいいといえるでしょう。

★「白米」「パン」「うどん」は50代以降には御法度!

 主食をとるときにはこうしたもの(五穀米や玄米)を選び、少量だけ楽しむようにします。一方、白米やうどん、パンなど白く精製された食品は避けます。
 これまで高糖質の食事を続けてきた人は、ご飯をやめることに不安を感じるかもしれませんが、イモ類や豆類などでんぷん質の多い野菜にも糖質は豊富です。イモ類や豆類は食物繊維が多く、糖の吸収が穏やかですし、腸の健康に必要不可欠な食品ですから特にひかえる必要がありません。

★「スーパーにある味噌」は生きていない

 味噌は、酵母を使って作る発酵食品です。味噌の熟成期間が長いほど、放射線障害防御作用が高まるのは、発酵菌が大量に増殖しているためです。<中略>
 近年スーパーで売られている味噌は、棚に陳列するため、発酵を止める処理が施されています。発酵が続いては、品質が保てないからです。ですからこうした味噌をとるよりも、発酵が続いて散る味噌を探して食べる方が効果的です。<中略>
 なお、生きた味噌を毎日食すことは、日々体内に発生する活性酸素の害から細胞を守り、あらゆる病を防ぐことにも役立ちます。

★活性酸素をけすのはネギ、にんにくなどの「フィトケミカル」

 抗酸化のある食品とは、すべて植物性の食品です。
 植物は、炭酸ガスを吸収して、酸素を排出しています。酸素は活性酸素に変質しやすく、植物にとっても危険な物質です。そこで植物は、自分自身の身を守るため、「フィトケミカル」と呼ばれる抗酸化物質を大量に持つようになりました。<中略>
 それがどんな物質かといえば、ネギやにんにくをはじめとする植物の持つ独特の色素・香り・からみ・苦みの成分です。

★「硬度の高い水」こそ不老長寿のクスリ

 退役中のカルシウムは生命を保つために不可欠の成分です。<中略>
 天然水に含まれるカルシウムは、イオン化されていて粒子が細かく、体内へほぼ100%吸収されます。よって、日常的にカルシウムの豊富な天然水を飲むことは、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞の予防にもなるのです。

★「性ホルモン」が減ると男性も更年期障害になる

 男性ホルモンの分泌量を増やすキーワードは、「食事」「飲酒」「睡眠」「運動」の四つです。まず必要なのは、コレステロールです。男性ホルモンの原料は、コレステロールだからです。私が「週2〜3回は肉を食べなさい」というのは、男性ホルモンの分泌を促すためでもあります。
 また、飲み過ぎと寝不足は、分泌量を減らす一方、有酸素運動は分泌を促します。

★50歳を過ぎてからの「マラソン」は危険!

 50歳を過ぎてからのフルマラソンは危険です。ご自分ではまだまだ若いつもりでも、体は「ミトコンドリアエンジン」に切り替わっているのです。
 恒例になって陸上を続けている人を見ると、誰もが「すごいな」「元気だな」と感心します。しかし、そうした人たちが、人一倍若々しく見えるかといえば、疑問です。
 さすがに体は快活に動きますが、顔のシワは深いことが少なくありません。角の負担を体にかけているため、活性酸素によって肌老化が進んでいるからです。
 50歳から必要な運動は、ほんの少し息があがる程度のゆるやかな有酸素運動です。

【感想など】

うどん人の私には本当にショッキングなタイトルの本。

実は昨年、香川県民は糖尿病になる率が高いという統計結果が出て、その原因はうどんの食べ過ぎではないか?という意見が出されています。

これはまだ科学的根拠がないし、逆に香川県民は血圧計の病気が少ないというデータも出ているので、塩分の高いうどんをたくさん食べているのにこんな結果だでるということは、うどんと生活習慣病の結びつきは微妙なんじゃないかと思っています。

しかし、なんでもとり過ぎは体にいいわけではないので、食のバランスは注意したいところですね。

さて、本書は人の寿命を決めている「ミトコンドリア」「テロメア」「長寿遺伝子」「腸内細菌」に注目した健康本。
なかなか衝撃的な内容、「えっ、知らなかった」というトピックが続出します。

まず「ミトコンドリアエンジン」。
なんと50歳くらいで、「解糖エンジン」から切り替わるという・・・。

だから若い頃の食生活を続けていると、太ったり生活習慣病になったりという体に変化が起こるんですね。

「ミトコンドリアエンジン」は酸素が豊富で高い体温のときによく動くということですが、そういえば、体を温めることで免疫力が高まったり、深い呼吸を要するヨガとかが体にいいというのはこのことからも納得できますね。

ただ、五穀米や玄米を少量とってあとはイモや豆類を主食にするのがいいというのは理屈では分かりますが、やはりうどんはやめられない・・・

「No Udon, No Life」が、座右の銘の一つのワタクシには絶対に無理。
せめてうどん(大)を(小)にすることで勘弁していただきたい(笑)。

そうそう、食品のことでついでながら、水について。
カルシウムやミネラルを含んだ硬水が長寿のカギと本書には書かれていますが、じつは香川県は軟水です。
軟水だからうどんがおいしいのですが、うどんはダメ、水もダメなんて・・・

でも水道水にはワタクシも前々から疑問を持っておりました。
塩素なんて絶対体によくないですよね。

といってもすべての飲み水を買うのも大変。
普段外出先でどうしても喉が渇いて何か飲み物を買う時は水にしているのですが、まずはこういうときにこれからは硬水にしようと思います。

水野選び方も本書に詳しく解説してくれておりますので御覧下さい。

それから味噌。
体にいいからと毎朝飲んでいますが、当然我が家はスーパーで買ってきた味噌ですよ。
まったく意味がなかった・・・・

といった感じで、衝撃の連続でしたが、本書後半では添加物や防腐剤の話しも。
こういった薬品が本当に気持ち悪い。

防腐剤が腸内細菌を殺してしまうというのもショッキングと同時に納得です。

ワタクシはこの手の健康本を読むとき、例えば「肉は食べるな」とか「バナナだけ食べてダイエット」みたいな、特定の食品だけを食べるなとかその逆に食べなさいと言う健康本を信用しません。

ただ、どの本でも納得するのが添加物や防腐剤といった化学薬品は絶対に良くないというスタンスです。

基本的に自然界に存在しないものを体内に入れるのはリスキーです。
この点からいくとアルコールだってそうです。

ましてや、ものが腐らない薬品とか、微生物が死んでしまうような薬品など絶対に体にいいわけがありません。
原資の食品に帰れとまではいいませんが、できるかぎり化学薬品の入っていない食べ物、そして加工度の少ない食品をとるように心がけたいものですね。

他にも注目のアンチエイジングトピックスがありますので、興味のある方はぜひ本書をお読みください。

本書は大和出版、白井様より献本していただきました。
ありがとうございました。

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