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知らないと損する【書評】美崎 栄一郎(著)『iPhoneバカ』( アスコム)

”Stay hungry,Stay foolish”
これはジョブズが有名にした名セリフですが、日本にもfoolishな男がおりますよ天国のジョブズさん。

そう、あのiPadバカがiPhoneバカとして帰ってきました。
それも相当パワーアップして。

 

【目次】

プロローグ iPhoneバカの華麗なる1日
第1章 iPhone4SとiOS5
第2章 iPhoneバカの七つ道具&基本ワザ
第3章 iPhoneバカのメール活用術
第4章 iPhoneバカの手帳&タスク管理術
第5章 iPhoneバカの情報整理術
第6章 iPhoneバカのカメラ&写真術
第7章 iPhoneバカの地図&GPS活用術
第8章 iPhoneバカのツイッター活用術
第9章 震災、緊急時もiPhoneバカ
あとがき

【ポイント&レバレッジメモ】
今回は本書内で紹介されているアプリの中から、ワタクシが気になったものを選んでみました。

★文字入力の基本ワザ

Pastebot

Pastebot ― コピー&ペースト強化ソフト – Tapbots

 私はフリック入力がそれほど得意ではないので、iPhoneでコピーしたテキストや写真が随時保管されていくメモ帳アプリ「Pastebot」が欠かせません。これで入力の手間が大幅に省けます。iPhoneではコピーの範囲を指定するのも意外と大変ですよね。Pastebotを起動するとコピーした複数のクリップを自動的に保持してくれます。複数キープしてくれるのでいちいち貼付けしなくてもよいところが楽なのです。

◆こんな便利なアプリがあったんですね。
ワタクシ手が大きいのでiPhoneでの文字入力は苦手です。ソフトキーボードで入力するのですが、ついつい他のキーを触ってしまう。そのたびに入力し直すのがいやで、「ええい、やめた!」となってしまっていたのですが、これならそうならずに住みそうです。

★乗り換え案内の神アプリ「駅探エクスプレス」

駅探エクスプレス(乗り換え案内) App

カテゴリ: 旅行

価格: ¥350

 地下鉄の半蔵門駅から京王線の笹塚駅に行く予定がありました。集合時間は午後6時40分です。アプリ「駅探エクスプレス(乗り換え案内)」を立上げて、到着時刻を指定して検索をかけます。結果、九段下駅で6時26分初に乗り換えられれば間に合うという予定が表示されます。駅探エキスプレスでは、ここで半蔵門のあたりをタップすると、前の電車と次の電車を探すことができます。<中略>
 ちなみに、この駅探エクスプレスは私の神アプリです。しびれるのは、横に傾けると通過する駅名が表示されることです。知らない路線に乗るときは、非常に安心できます。

◆これはワタクシのような田舎者にとっては神アプリですよ!
東京で何が苦手って地下鉄ほど分かりにくいものはない。しかも路線を確認して一旦乗車しても、「どこで乗り換えだっけ?」「次はどこの駅だろう」と全然落ち着かない。これはまさに”お上りさん神アプリ”ですよ。次の上京の折りは使いまくります!

★コピペ、色分け自由自在の「Calengoo」

CalenGoo

CalenGoo (sync with Google Calendar™) – Dominique Andr Gunia

 一番欲しかった機能を持つカレンダーアプリが出ました。「Calengoo」です。欲しかったのは、予定のコピー&ペーストという複製機能でした。<中略>予定やアポは変更されるものですから、訂正するときのストレスは少ない方が良いですよね。iPhoneで予定を細かく作るのは面倒なので、簡単にコピー&ペースとできるこのCalengooは手放せないのです。
 もう一つの必須機能は、簡単に拡大縮小できること。<中略>写真を見るときなどは指2本を使ってピンチインピンチアウトで拡大縮小しますよね。これを予定表でもやりたいわけです。標準のカレンダーではできませんが、このアプリならできるのです。
 複数のカレンダーの表示も可能です。標準カレンダーではベースとなっているGoogleカレンダーのみを表示しますが、CalengooではGoogleカレンダーで色分けしたものもそのまま全部表示できます。

◆美崎さんの影響でスケジュールはGoogleカレンダーとiPad、iPhoneを同期して使うようになり、非常に便利にはなったのですが、スケジュールアプリがどれも今ひとつでした。
美崎さんが言うようにデジタルなのにコピペができなかったり、iPhoneなのに拡大縮小ができないなどなど、何かしら制約がありました。現段階では一番理想に近いスケジュールアプリですね。

★「Instagram」なら、写真で繋がる!

Instagram

Instagram – Burbn, Inc.

 iPhoneのカメラはコミュニケーションツールとして使うと楽しく、写真の新しい使い方を提案してくれます。オススメは「Instagram」というアプリ。見栄えの良い写真が簡単に撮影でき、「遠くにいる」友達と共有することができます。ツイッターやFacebookなどのソーシャルメディアにも同時にポストできます。<中略>
 この瞬間を写真で共有しようと思って撮るから、Instgramで撮影する写真には価値があります。iPhoneを持っていると写真をいっぱい撮るようになりますが、それはあとで振り返るためではなく、今を仲間に見せるために撮る勝負写真です。どや顔ならぬ「どや写真」には、撮影する人の個性が出ます。<写真>
 興味ある写真をアップし続ければ、それに関心を持った友達ができます。これこそ、いつも持ち歩いているiPhoneによる写真コミュニケーションの本質です。写真を撮るだけで、自分の「現在」の興味を簡単に切り取り、その興味でソーシャルに繋がっていくところに、今までのカメラにない「写真で繋がる面白さ」があるのです。

◆ワタクシも最近始めました。
まだまだフォローしている人もフォロワーさんも少ないので「写真で繋がる面白さ」が分かるところまでいってないのですが、写真の加工が簡単にできるのと、ポピュラーのコーナーに掲載されているアーティスティックな写真を見るだけでも楽しいですね。

★お気に入りの”モノ”を共有する

はてなモノリス App

カテゴリ: ソーシャルネットワーキング

価格: 無料

 コンビニで買ったおもしろアイテムの登録用に使っているのが、「はてなモノリス」です。コンビニで新しい製品が出ると、実際に買っています。外観の写真をFastEver SNAPで撮ったあと、はてなモノリスで商品のバーコードを撮ると照合してくれて正確なアイテム名が登録されます。商品名をいちいち入力していたら面倒ですが、バーコードを読み取るだけなので簡単。ツイッターにも投稿できます。<中略>
まず商品の写真を撮る→はてなモノリスを起動→バーコードを読み取る→登録、という一連の流れです。

◆本書にはiPhoneでEvernoteを使った便利な記録方法がいくつか紹介されていますが、これはその一つ。はてなモノリスを補助的に使って”ものログ”を作ることと同時にそれを共有する方法です。
自分の買ったモノ=自分の好きなモノなわけですから、それをネタに嗜好が似た人と繋がるとその後の発展もきっと楽しいですよね。

★音声認識メールでツイッターがさらに快適に!

音声認識メールST(3GS以上専用) App

カテゴリ: ユーティリティ

価格: ¥85

音声認識メール クラウド App

カテゴリ: ユーティリティ

価格: ¥85

「音声認識メール」―――これやばいです。近未来を感じます。音声で認識したものがテキスト化されてメールで送れるアプリで、音声データをクラウドに送ることによって認識率を上げています。メールだけでなくツイッターにも投稿できます。<中略>音声認識ソフトはこれまでもよく試してきたのですが、実用的な使い方ができるものがない中で、これは使えるレベルのものです。
 ときには140文字の投稿ですら入力するのが大変だと思うときもありますが、この音声認識メールなら文節ごとに話せば変換率が上がるため、かなり気軽に入力できます。

◆ワタクシ個人的には音声認識というと昔からずっと「使えない」というイメージが定着してしまっていました。しかし美崎さんが「これは使えるレベルのものです」とおっしゃるなら使ってみようかな。
フルキボードでも入力が苦手なワタクシにはひょっとして神アプリになるかも。

★懐中電灯で停電・夜道の対策を

懐中電灯。 App

カテゴリ: ユーティリティ

価格: 無料

Torch

Torch. – Savy Soda

 iPhone4以降にはLEDフラッシュが付いたので、私は「懐中電灯。」をライト代わりにしていました。そもそもiPhoneバカな私はiPhoneを常に携帯していますが、懐中電灯を持ち歩くことはありません。ただ、夜帰宅して自宅の鍵を探すときや、田舎の夜道を歩くなど明かりが欲しいときもあるので、懐中電灯アプリを使います。常に持っているiPhoneだからこそ、いざというとき役に立つのです。フラッシュのないiPhoneやiPod touchでは、「Torch.」がシンプルでオススメです。全画面が白くなるので最も明るくなります。

◆昔、普通の携帯からiPhone3Gに換えたときに不便だなと思ったこと(いっぱいありましたが・・・)の一つがまさにこれでした。田舎なんで、よく携帯のLEDライトを懐中電灯代わりにしていたんです。使ったことのある人はお分かりと思いますが、あれって意外に明るい。ところがiPhone3Gにはそれが付いていない。で、どうしたかというと小さいLEDライトを持ち歩いておりました(笑)。なんだ、こんなアプリがあったんですね。

★どんな場所でも地図を見られる「MapFan」

MapFan for iPhone App

カテゴリ: ナビゲーション

価格: ¥2,300

 知らない場所に行ったときに、まずiPhoneの地図を立上げる人も多いでしょう。私も地図アプリを真っ先に起動します。ただ困るのが、電波が届かない場所にいて地図を見られないとき。さらに、緊急時は回線が逼迫するので、サイズの大きい地図データをダウンロードして表示するのが難しくなります。
 こんなとき、
少し高価なアプリですが、「MapFan」があれば、地図データがiPhoneないに入っているので、飛行機でも地下鉄でもどんな場所にいても閲覧できます。

◆ワタクシも知らない場所に行くときはiPhoneのマップを見ながら歩いたりしますが、心配なのはバッテリーの消耗。ただでさえバッテリーの減りが速いiPhoneなので、GPS機能の通信は仕方ないとしても、地図データ入手のための通信はデータ量も多いし「バッテリーやばいな」って時はヒヤヒヤものです。値段ははりますが持っていていいアプリだと思いますね。

【感想など】
昨年はスマホ元年と言ってもいい年だったと思います。
2008年夏にiPhone3Gを購入した当時とは隔世の感がありますよね。

ワタクシの周りでもiPhoneユーザーがどんどん増えております。

ただ、その高機能故に今ひとつ使いこなせていない、よくわからないという人も多いでしょう(ワタクシもそうですが)。

そう言う方にぴったりの本が本書です。

本屋さんのパソコンコーナーで解説書を立ち読みすると、どれも専門用語をバンバン使ったり、あるいはアプリの紹介ばかりに終始していたりと、どうも普通の人が求めているものとズレている本が多いですよね。

その点、さすが(元)スーパーサラリーマンの美崎さんはいい点をついているなぁと。

本書オススメ理由のまず一つ目は、iPhone操作の基本技が解説されている点。

iPhoneにはトリセツがありません。

最初にiPhone3Gを購入したとき(ワタクシにとって初めてのApple製品)、トリセツがないのに驚き、「Appleって、なんちゅう不親切な会社や!」と思ってしまいました。

もっともこれは、すぐに直感的に使い方が分かるすぐれたOSに感動することになるのですが・・・。

それに偶然ワザを発見する喜びもiPhoneの魅力なのかもと思ったりしています。

例えば、本書に登場する

画面一番上、中央の時刻表時をちょっと触ると一気にトップ画面まで戻ります。

という基本ワザ。

これはiPhoneユーザーのブログを読んで知ったのですが、この操作をしようとして手が滑り、「にゅるっとメニュー」(美崎さん命名。正式には通知センター)を発見したり。

写真を撮っていて、ファインダー画面をたまたまフリックしたらさっき撮った写真が表示されたりと、「ああ、こういう操作もできるんだ!」という発見はiPhoneならではの楽しみだと思います。

しかし、最初から基本技は知っておいて損はな。

特に4S以後にiPhoneデビューどころかスマホ自体初めて触るという人が激増しているので、何をどうしたらいいのか分からないという人には、美崎さんの優しい基本ワザ解説を読むだけでiPhoneがぐっと使いやすくなることは間違いありません。

そして本書オススメ理由の2つ目は、アプリの紹介に留まらず活用術まで紹介している点。

そう、我々が求めているのは”活用術”なのです。

それも、表紙サブタイトルに

1800アプリを試した男のすごい活用術

とあるように、本当に使ってみて使えるかどうかを試した上で書かれている活用術なのです。

今回【ポイント&レバレッジメモ】では、気になるアプリを紹介するにとどめましたが、本書の神髄はこれらのアプリを使い、あるいは組み合わせることで、「こんなに便利な使い方があるのか」という感動と驚きだと思います。

せひその驚きの使用方法は本書を実際に読んでください。
そして、試してみたください。

故スティーブ・ジョブズは、コンピュータで生活を豊かにする、テクノロジーで世界を変えることを夢見ました。

その結晶の一つがiPhoneです。

今まで、「なんか不便だよね、でも仕方ないよね」で済まされていたものが、iPhoneを持てば簡単にできる、生活が変わる。

これがiPhoneの最大の魅力です。
その魅力を引き出してくれるのが本書だと思います。

ジョブズが残してくれた素晴らしいiPhone4Sで、「みんなとことんバカになろうぜ!」(←裏表紙をよーく見てください)

【おまけ】
美崎さんの講演を聞いたことがある人は分かると思いますが、過去の美崎本の中で一番美崎さんの生のしゃべりに近い雰囲気の本がこの本です。

コテコテのボケしたり、わざと話それたりとまるでライブで美崎さんの話を聞いてるようでした。

美崎さん、文章の腕も上げてるなぁ。

【関連書籍】
コチラもオススメ

iPadとiPhoneはOSが同じため共通する部分が多く、iPhoneユーザーも読んで参考になることが多いと思います。

【管理人の独り言】
最近発売されたiPhone本で気になっているのがこちら

Amazonから内容紹介を引用

正確に時間を計る(iPhoneなら時間に正確)、いつも記録を取る(アプリで記録を自動化)、定期的に振り返る(ライフログから次の計画を)。仕事も早起きも学習もダイエットも確実に身に付く3つのコツをiPhoneと実践。

いつも読ましていただいている、Lifehacking.jpの管理者、堀 正岳さんの新刊です。
ワタクシとしては堀さんと言えばモレスキンのイメージなのですが、デジものもお強い方。

ライフハッカーがいかにiPhoneを使うのか、興味津々であります。

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