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そのスイッチはあなたにしか押せない【書評】山田玲子(著)『「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ』(大和書房)

 

時間・習慣・人脈 「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ

時間・習慣・人脈 「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ

  • 作者:山田 玲子
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2011/06/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

今日ご紹介するのは、大人気書評ブログ女子勉の管理人、勉子さんこと山田玲子さんの最新刊。
書評ブロガーとして完全に「伸び悩み」のワタクシと違って、「えっ、2冊目!?いつの間に???」って感じで、ブロガーとしてだけでなく、著者としても「伸び」ていく勉子さん。

勉子さんの「伸び悩み」脱出術が惜しげもなく公開されています!

 

【目次】

はじめに
スイッチ1 時間がない人のための「時間術」
スイッチ2 続かない人の「習慣術」
スイッチ3 めんどくさがりでもできる「人脈術」
おまけのスイッチ 一歩先行く自分ブランディング 「人気ブログ」の作り方

【ポイント&レバレッジメモ】
★「時間ができたら」は禁句!

 日常の雑多な業務は山のようにありますから、意識しないと「時間ができる」ことはありません。
 そこで編み出したのが一日のスケジュールに予定と実績を分けて書きこみ、二つを検証しながら進行させる方法です。<中略>
 まず、(バーチカルタイプのスケジュール帳の)時間軸の欄の真ん中に線を引き、左側に「予定」、右側に実際の行動を「実績」として書き込みます。<中略>
 こうして、あらかじめ一日のスケジュールを書き込んでおくと、すでに「予定」になってしまっているので、書かれていることを実行するだけでよくなります。
 ですから「時間ができたらやろう!」と思っていたのにやらずじまいということも起きませんし、スケジュール通りに行かなかったとしたら、「予定』と「実績」の差を見比べて、「ここの仕事の見積もりが甘かったので、予定していた作業が夜中まで食い込んでしまったのだ」というように分析して改善することができます。

★「ルーティンワーク」をルーティンにしない!
①作業手順を自分用のマニュアルにしておくと、大幅な時間短縮ができる
②新しいサービスを試すことも改善の方法です。   (例)Dropbox

 大事なのは「もっとよくなる部分があるのではないか?」と探す姿勢です。「今のままでいいや」と思ってしまうことが一番危険なのです。

★読書は「伸び悩み」脱出の最初の鍵

 もっとうまくいくやり方を探すなら、上手にできる人のやり方を教えてもらった方が成長は圧倒的に早いはず。身近に教えてくれる上司や先輩がいればいいのですが、自分の職場でそうした人がいない場合、本の中に教師を持つのです。
 本であれば、時間術でも、勉強法でも、営業スキルでも、どんな先生も簡単に見つけることができるし、何人でも同時に持つことができます。しかも会いたい時にすぐに呼び出せます。<中略>
 そうはいっても、何を勉強したらいいのかわからない人には、今の自分に必要だと思うビジネス書を読むことをオススメします。
 きっと自分では思いつかないようなアイデアや、自分よりずっとキツい条件の中、結果を出してきた先輩の知恵にふれることができるはずです。

★「すぐやる!」をクセにする

 でも、「なんでも後回し」がクセになっていると、「後回し、後回し」を繰り返して、結局期限ギリギリになるまでやらないか、永遠にやらないことになりがちです。それを繰り返していると、成長できない人になってしまいます。ですから、「なんでも後回し」から「すぐやる」にチェンジする必要があるのです。

 すぐやるには、ルールをある程度決めておくといいと思います。
 例えば私は、本を読んで「これいい!」と思ったものがあった場合、たとえ本の途中であってもすぐに本を閉じて実行してみるようにしています。
 本以外でも、「あっ、いいなッ」と思ったもので5分以内にできることは、その場でやるようにします。5分以上かかりそうなものは、ToDoリストに書き込みます。たったこれだけです。

★トリガーを用意する

 つまり、習慣化したいものを、一日の行動様式の中に組み込んでしまうのです。トリガーは「行動に入るきっかけ」になるものなので、「この行動の次にこれをする」とあらかじめ決めた、「ルーティン」がきっかけの場合もあるし、「視覚」に入るものがきっかけの場合もあるし、「時間」の場合もあります。<中略>
 習慣化が身について来ると、トリガーにふれただけで、「その行動をしないと気持ち悪い!」という状態にまでなります。
 ぜひ、トリガーを使ってうまく自分を操縦してあげてください。

★「話しかけられやすい人」とは?

 初めてのセミナー&勉強会に行く際に注意してほしいことがあります。それは、男性であっても女性であっても一人で参加するということです。<中略>
 まわりの人からすると、二人で話している人たちの間に割って入るのは相当勇気がいります。声をかけづらい空気を作ってしまうと、懇親会が終わったときに、会場でいちばん話をしたのはつれてきたお友達だった!ということになりかねません。ですから、たとえ初参加であろうとも、セミナーや勉強会には一人で参加することです。

★仲を深めたい人をランチに誘う

 同業者なわけではないけど、早く距離を縮めたいと思った人がいた場合は、勇気を出してランチに誘ってみるという方法です。話をしていてすごく気があった方、自分のやっていることや興味に近い方、以前から著書のファンで、お会いしたらさらにファンになってしまった方などと、中を深めるやり方です。<中略>
 ランチにお誘いすることは、ゼロを1にすることだと私は思っています。ゼロに何をかけてもゼロのままですが、1にしてしまえば、関係性をどんどん掛け算にしてしまうこともできるのです。よっぽど何か変なことをしない限り、ゼロに戻ったり、マイナスにはなりません。

【感想など】
以前書いたことがあると思いますが、勉子さんは2008年8月、ワタクシは2007年6月にブログを始めたものの書評が中心になったのは2008年からですので、それほど変わらない時期にブログを始めております。

そして二人とも2008年の大晦日に水野俊哉さんのブロガーマトリックスに掲載されたのですが、もうその時には勉子さんは赤丸急上昇中の話題のブロガー。

その後の勉子さんの快進撃は本書でも書かれているとおり。
TSUTAYAのブロガーフェアに参加したのを皮切りに、アルファ・ブロガーアワード2009へのノミネート、昨年夏にはデビュー作となる

 

世界一わかりやすい4コマビジネス書ガイド

世界一わかりやすい4コマビジネス書ガイド

  • 作者:山田 玲子
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 
の出版。
そのほか、セミナー講師や雑誌の掲載など、その活動はとどまることを知らず、「伸び」まくってます。

一方のワタクシはというと完全な「伸び悩み」状態。
同じ時期にブログを始めたのに、この差はなに?
ということで、今回興味深々で読ませていただきました。

で、その疑問に対する答えは・・・勝間さん風に言うと “愚直に実行” の一言に尽きます。

とにかく人に教えてもらったり、本を読んで「これいい!」と思ったことをすぐに試す、実行する姿勢。
これが素晴らしく勉子さんはずば抜けています。

例えば、同じ勝間さんの本

 

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

  • 作者:勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/04/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

を読んでも、ワタクシが実行したのはフォトリーディングとマインドマップぐらいですが、勉子さんは親指シフト、オーディオブックまでも試しています。

それもすぐに。
この“貪欲”な姿勢、これが短期間で勉子さんが「伸び」まくっている秘密なのですね。

ここでエピソードをもう一つ。

昨年10月に大阪で出版記念セミナーをしていただいた時のこと。
昼間のセミナーを無事に終え、懇親会も終了した後、少人数で喫茶店へ入り反省会となりました。
ワタクシと少数の者は勉子さんが前日完全徹夜だったと聞いていたので、「早くホテルに帰らせてあげよう」と気を使い、「もう勉子さんホテルに帰ったら?疲れたでしょ?」と周りにわかるようにそれとなくフッていたのですが、誰かがセミナーのダメ出しを始めた途端、勉子さんはすかさずノートを取り出してメモを始めたのです。

あのときワタクシ、「この人スゴイ!」と本当に尊敬してしまいしたよ。
ワタクシだったら多分さっさと帰っちゃうだろうと。

本書にもすべてを「記録する」こととか、「改善」の話が出てきますが、しっかり日ごろから実行されていたんだと本書を読みながら思い出してしまいました。

さて、本書では「伸び悩み」を脱出する方法として、「時間術」「習慣術」「人脈術」の三つに絞って人生を変えるポイント、“スイッチ”が書かれていますが、この中でもさらに絞ってなにから取り組むか?と聞かれたら、それは「時間術」だと思います。

新しい習慣も、人脈も時間がなければ作れません。
そういう意味で「時間」ほど大切なものはありません。

まず、「時間術」に取り組んで時間を創出してください。
で、その時必要なのが手帳です。

本書中、ワタクシが最も秀逸だと思ったのが勉子流の時間管理術。
バーチカルタイプの予定欄に「予定」と「実績」を並行して書くという方法は目からウロコ。

ワタクシもライフログをつけていて、その手帳がタイムログ的な役割を果たしているのですが、「予定」と「実績」を書き込んで比較検討するということまではしたことがありません。

手帳のタイプや書き込み方には、個人で好き嫌いがあるとは思いますが、「予定」と「実績」を書き込んで比較検討というのはカタチはどうあれ導入したいですね。

きっとワタクシの時間術にはまだまだ無駄があるんだろうなぁ。

あっ、もちろん「バッファ」というか「あそび」も大切ですので、その点忘れずに(笑)。

なお、最後の章では おまけのスイッチとして 一歩先行く自分ブランディング「人気ブログ」の作り方 が掲載されていますが、とにかく内容が秀逸。
ですので、これはまた別の機会に取り上げさせていただきます。

なんか「行き詰ってるな」感のある人(←自分含む)、必読ですよ。
なぜなら、あなたの「スイッチ」を押すのは、あなただからです。

 

時間・習慣・人脈 「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ

時間・習慣・人脈 「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ

  • 作者:山田 玲子
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2011/06/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本書は著者の山田玲子様より献本していただきました。
ありがとうございました。

【関連書籍】
本書巻末には参考図書が多数掲載されています。
いずれも名著ばかりですが、今回はワタクシがまだ読んでいない本をリストアップさせていただきます。

【時間術】

 

TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則

TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則

  • 作者:長野慶太
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

【習慣術】

 

今すぐ「言葉」を変えましょう (Nanaブックス)

今すぐ「言葉」を変えましょう (Nanaブックス)

  • 作者:佐藤由紀
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2010/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

【人脈術】

 

本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方

本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方

  • 作者:立石 剛
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2009/06/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

【自分ブランディング】

 

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!

  • 作者:トム・ピーターズ
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2000/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

【管理人の独り言】
先日、中学生の娘の運動会を見に行きました。
小学校と違って親子競技もなく、ただただカメラを持って撮影するだけというちょっと寂しい気分の中学校運動会。
こうしてだんだん子離れしていくんですね。

さて、子供の出番の間に読んでいたのがこちら。

 

不景気でも儲かり続ける店がしていること (Do Books)

不景気でも儲かり続ける店がしていること (Do Books)

  • 作者:米満和彦
  • 出版社/メーカー: 同文館出版
  • 発売日: 2011/04/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

近日中に記事にしようと思っていますが、とにかく中小店がお客を呼ぶためのヒント満載の本でした。
そしてブロガーにも応用できる内容で、今日ご紹介した勉子さんの本と合わせて読むと人気ブロガーになれるかも。
と思ってしまいました。

2 COMMENTS

勉子

一龍さん
とても丁寧な書評ありがとうございます!
時間術の「予定」と「実績」は本当にオススメなので、
ご自分の手帳の中に、ぜひ取り入れてほしいです!
大阪セミナー懐かしいですね。
一龍さんにはいつもとてもよくしていただいて、
お礼の言葉もありません。

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一龍

勉子様
手帳術、早速取り入れたいと思います。
大阪セミナー楽しかったですね。またぜひお願いします。粉物ツアーもやりましょう!

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