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夏休みに親子で読んでほしい本第2弾【書評】安河内哲也(著)『勉強の手帳』(あさ出版)

ちょっとしたコツを知っているかどうか、アドバイスを受けることができたかどうかで勉強の成果って大きく変わります。
そして、なによりも難しいのが勉強のモチベーションを維持すること。

本書はそういったコツやアドバイス、そしてモチベーションを燃え上がらせてくれる100の言葉が満載。
夏休みの宿題に追われているお子様、資格試験や昇進試験のプレッシャーに負けそうな親御さん。
ちょっと、勉強の手を止めて、本書を読んでみませんか?

ということで、 夏休みに親子で読んでほしい本第2弾 の始まり始まり!

 

【目次】

はじめに
Part 1 目標を実現する!
Part 2 勉強のセオリーを身につける!
Part 3 勉強のツールをフル活用する!
Part 4 使える英語を身につける!
Part 5 効率よく勉強する!
Part 6 不安を解消する!モチベーションを上げる!
Part 7 試験直前・当日にはこれをやる!
Part 8 いつまでも学び続ける!

【ポイント&レバレッジメモ】
★1 考えるな!とりあえず始めてしまえ!

 「始めてしまったら、半分終わってしまったも同然」(韓国語のことわざ)
 試験に合格したい、資格を取りたい、勉強したいと思っているのであれば、それをやらなければならない状況に身を置くようにします。<中略>
 考えるよりも行動です。それでもダメなら、学校に入学して自分がその勉強から逃げられない状況をつくってしまうのです。そうすれば、自然と「いつか・・・」という口癖は消えるはずです。あまり構えずに、考えずに行動に移すことが勉強の第一歩です。

★8 絶対達成しなければならない人生の目標を持って、貫き通せ!

 仕事や勉強で成功する人には、ある共通点があります。それは人生の目標が定まっているということです。
「これだけはどうしても譲れない」信念があるとも言えるでしょう。<中略>
 「これだけは絶対に、自分の人生でやり遂げなければならない」ということを持ちましょう。これだけは、何を差し置いても絶対に達成するという人生の目標です。
 そして、生活や勉強におけるすべての行動を、その人生の大目標に関係を持たせていくように工夫するのです。<中略>
 こうすることによって、すべての行動にやる気が出てきます。行動に意味を見いだすことができるからです。

★11 長い時間勉強することが大事なんじゃない!勉強は密度だ!

 「結果重視」主義を貫徹すること
 勉強するということは、結果を出すために、能率を極限まで高める工夫をして、一定時間で最大の成果を出させるようにすることです。
 この事を基本スタンスにすることが、勉強を成功させる最大のコツなのです。

★46 目標とする人の話を聞くためならどこまでも足を運べ!

活字やネット上の情報から得る知識はあなたにとって大きな勉強の財産です。
しかし、どの道の達人に直接会ったり、講義を受けたりすることは、それ以上に、大きな刺激になります。<中略>
だから、目標とする人物に会って話をしたり、講義を受けるためならば、遠くてもその場へ足を運びましょう。<中略>
少なくとも数ヶ月に1度は、あなたの目標とする達人の話を聞くチャンスをつくりましょう。
プロの技を見る、話を聞く機会をつくることによって、あなたの勉強のモチベーションアップとしてほしいのです。<中略>
経験知は移動距離に比例します。どんどん移動しましょう。

★58 試験勉強は短期決戦だ!時間帯効果を、最大限に高めろ!

勉強では、一定の時間内にどれだけ多くの量をこなすか、つまり時間対効果を意識することが極めて重要です。<中略>
この時間対効果を上げるポイントを、私はそれぞれの頭文字をとって「おけのきも」と呼んでいます。
「おけのきも」とは、「お」=音読、「け」=健康、「の」=能率、「き」=興味、「も」=目標です。

★59 「おけのきも」に「じゅーす」を加えて時間対効果を高めろ!

「じ」は、自己管理です。勉強せざるをえない環境をつくってしまいましょう。
「ゆ」は、優先順位です。優先順位を設定し、優先順位の高いものからこなしていくことです。
「す」は、素直です。達人のいうことは、素直に聞くことです。我流にこだわると、せっかくの指導がムダになります。

★67 成績が悪くても精神的な反省はするな!技術的な反省をしろ!

勉強を成功させるには「良い反省」をしましょう。
「悪い反省」とは、精神的な反省です。落ち込んでしまって、次に何もできなくなってしまう反省の仕方です。<中略>
一方で「良い反省」とは、技術的な反省です。
これは、間違った問題を見直して、自分がどこで間違ったのか確認する反省の仕方です。<中略>
精神的な反省はマイナスにしかなりません。
しかし、技術的な反省はその部分を直せば、確実にプラスになります。

★91 変わり続ける世の中で唯一安定する方法は、自分も学び、変わり続けることだ!

 私はこの変化する時代において、唯一安定するための方法は「自分も時代に合わせて変わり続ける」能力を持つことだと思います。
 過去の考えだけにとらわれて、新しいことを学習しなくなるのが一番怖いのです。<中略>
 時代の変化をうまく取り入れながら、仕事や勉強のやり方を変えていきましょう。

【感想など】
いやぁ、熱い本ですね。

安河内先生といえば東進ハイスクールのカリスマ講師で、数多くの勉強本を出していることでも知られている方。

今回は“はじめに”に

勉強の友として、机の上においておき、どこから読んでも、やる気がわいてくる本。
勉強のやり方や、やる気の出し方が凝縮されたひと言を学べる本。

と書かれているように、ガチの勉強本、テクニック集とはちがって、「なぜ勉強するのか?」といった人生論・精神論までもカバーする広い意味での勉強本となっています。

したがって、高校受験、大学受験を控えた受験生から、資格試験や昇進試験のために勉強しているビジネスパーソンまで、勉強している人なら必ず読んで役に立つ本となっています。

しかも、ネタが100個!
ワタクシ、いちいち納得しながら読ませていただきました。

さて、そんな広い世代に対応した本書ですので、こういう読み方はいかが?と提案したいのが、親子で読むこと。

お子様から「なんのために勉強せなあかんの?」と聞かれた経験のある方、きっと多いですよね。
その時、どう答えましたか?

おそらく当ブログの読者の方は、社会人の方がほとんどですので、勉強や努力の大切さ、学校の勉強はチャンスをつかむためのツールであること、一生勉強し続けなければならないこと等々、経験から知っているんですよね。

でも、こういったことを咄嗟にうまく答えられないし、その経験がまだない子供には言ってもピンとこない。

そりゃそうですよ、ワタクシも子供の頃は勉強大嫌いでしたから。
斉藤一人さんと同じように、数学なんて人生でぜったい使わないと思ってましたからね(笑)。

それでも、バブル以前は

勉強して、いい大学に行って、いい企業に入ることが人生の幸せをつかむ方法

という不文律があったため、勉強しないと後で大変なことになるという恐怖感や、周りがやってるから仕方なく・・・という雰囲気で勉強したものです。

その点、今の子供は勉強の目的が昔に比べてはっきり分からない世の中です。
だって、大学生の就職内定率が6割、それに就職できたとしてもいつ倒産したりリストラに遭うかわからない時代。

一生懸命勉強したって報われない世の中なんですから。

そこでお子様にはこの本を読んでいただきたい。

どんなに時代や価値観が変わっても、スポーツや芸術といった一芸で身を立てるよりも、勉強して入試や就職試験、資格試験を突破口にして人生を作り上げていく方がよほどフェアで容易いことであることを。

そして、若い時の勉強は必ず何倍にもなって返ってくることを、できるだけ早い時期に知って欲しい。

もちろん、子供にこの本を読ませて、「どや、わかったか!勉強せえ!」ではだめで、親が勉強している姿を見せなければなりませんし、きっとお子さんがこの本を読んだら、「父ちゃん全然勉強せえへんやん!そんなんで世の中渡っていけると思ってんの?」と発破かけられることになるかもしれません。

それはそれで、「生意気な奴め」と思いつつも、嬉しいものかもしれませんが。

唯一安定する方法は、自分も学び、変わり続けること

これを肝に銘じて、親子で勉強する習慣や環境を、夏休みにつくってはみませんか?

なお、安河内先生の専門である「英語勉強法」を知りたい方は Part4 使える英語を身につける をお読みください。
シンプルですが、的を得た指摘が得られます。

本書はあさ出版編集者、吉田様より献本していただきました。
ありがとうございました。

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【管理人の独り言】
とある資格講習でこのところ毎日、大学で6時間講習を受けております。

本書のような熱い勉強本を紹介しておきながら言うのもあれですが、
1日6時間、大学の堅い椅子に座り、講義を聴き続けるのは、オッサーンにとってはもうそれだけで拷問・・・。

「学生の頃、よく毎日耐えてたなぁ」と昔の自分を褒めてやりたくなりました。

しかも今日の講師はものすごい暑がりの先生で、教室のクーラー設定温度が26度。
あまりの寒さに、室温を上げるようお願いしたら、「男はクーラーを寒いと言っちゃいかん!」と訳の分らん理由で怒られる始末。

アンダーシャツと長そでYシャツスタイルの先生はそりゃ暑いでしょうけど、クールビズスタイルのワタクシは6時間ずっと震えっぱなしでした。

節電だ、クールビズだと言ってるご時世に、今時こんな人がいるとは。
まったく大学の先生って・・・。

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