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【世界の博物館】アテネ国立考古学博物館

世界の博物館、第11号はアテネ国立考古学博物館です。
ギリシアは欧米文化の起源。
さすがに見応え十分です。

 

【今号の一押し】
ギリシア文明のお膝元だけに、所蔵品はどれも魅力的なものばかり。
しかし、スパンの長いギリシア文明の遺物の中で、最も異彩を放つのはこれでしょう。

「アガメムノンのマスク」
アテネ1
1876年11月にシュリーマンがミケーネで発掘したもの。
本来の用途は、死者の顔を覆う埋葬品である。

アテネ2
ミケーネの王宮跡にあった墳墓からいくつか発掘されたマスクの一つであるが、ほかのマスクと著しく違う造形(あごひげと口ひげ、目や鼻、唇などの細工の精巧さ)から、ミケーネ最盛期の王であり、ギリシア神話にも登場するアガメムノン王のマスクだとシュリーマンは考えたのですが・・・。

現代では製造年代がアガメムノン王の時代よりも古いことが確認されています。

また、特にこのマスクだけ造形がすばらしいため、シュリーマンの手による贋作ではないか?という疑いももたれています。

が、こういった事情をふまえた上で、今なおこのマスクは「アガメムノンのマスク」と呼ばれています。

それはやはり、偉大な王の顔を想像させるだけの造形と威厳がこのマスクに備わっているからでしょうね。

ちなみに、今号の「人物ドキュメント」には、シュリーマンの人となりが解説されていますので、こちらもどうぞ。
アテネ3

次号はメキシコ国立人類学博物館です。

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