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タグがタグを生み、タグを通じて人脈がつながる【書評】美崎栄一郎(著)『成果を生む人が実行している朝9時前のルール』(大和書房)

 

成果を生む人が実行している朝9時前のルール

成果を生む人が実行している朝9時前のルール

  • 作者:美崎 栄一郎
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

『Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」』がネットを主戦場にしたセルフブランディング術本なら、
こちらはリアルな人との出会いの場を主戦場としたセルフブランディング本。
そしてその戦術は意外なほど“真似”できるものばかり。

あなたもTTPして、朝の限られた時間で人生を変えてみませんか?

 

【目次】

まえがき
Part1 「朝9時前」にやるべきことを変えよ
Part2 市場に流通していない情報を集める
Part3 サラリーマンでもできるセルフブランディング
Part4 情報は1枚の名刺にまとめなさい
Part5 ナマの情報と人脈を集める朝食会活用法
あとがき

【ポイント&レバレッジメモ】
★自己投資は朝9時前
◇やるべきことからやりたいことへ。優先順位のスイッチ

◇優先順位を会社の価値観で決めてしまうことは、自分の価値観で決めることよりもハイリスクでローリターン。

◇好きなことで助走する

 メールをチェックしてから勉強を始めてもいいし、好きな音楽を聞いてから本を読み始めてもいいのです。あなたが好きなことの中で、朝起きてすぐにやれることがあるはずです。
 自分が好きなことであれば、モチベーションをあげるのに余計な手間も要りません。朝一番の時間に、好きなことからスタートアップして、気分が乗ってきたところで次のタスクに移ると、テンポも内容も充実します。

◇やりたいことを朝続けるコツ
①朝メール
 メールを一日のスタートスイッチにする方法です。モチベーションがなかなか上がらないことでも、誰かにメールをすることで継続できる場合があります。 ⇒ 毎朝メールすることで他人と成長を分かち合う

②ご褒美を用意する
 モチベーションが生まれるような「ご褒美」を用意する方法です。やりたいことでも早起きを要することは苦痛で続かない、と悩んでいる人も多いと思いますが、御褒美があればうまくいきます。

③成果をイメージする
 まず楽しい成果をイメージしておくという方法です。継続の先にある成長をイメージすることで、それがモチベーションのガソリンとなって、途中のつらい試練も乗り越えることができます。

★市場に流通していない情報を集める
◇「人というフィルター」

 価値ある情報を集める近道は、世の中に存在する無数の情報にフィルターをかけて良質な情報だけを教えてくれる「情報のソムリエ」を見つけることなのです。

◇情報は預けると利子つきで返ってくる

 情報の出入り口を広げるために、わたしが朝必ずしていることは、入手した情報をそれが役に立ちそうだと思う友人に転送することです。といっても、それほど難しくはありません。冒頭にひと言ふた言付け加えるだけです。<中略>
 メールの転送は一人1分もかからないことですが、これをやっておくと、送った相手から「追加の情報」が返ってきます。<中略>情報は誰かに預けると、出したところへ利子がついて帰ってきます。これを朝一番にやると、その情報をさらにやり取りして深めることができるのです。これが私の心がけていること、「情報のわらしべ長者」です。

★朝人に会うメリット
①朝のほうが、つまり出社する前の自分のほうが、本来の自分らしい気分で人に会える
「会社の始業時間まで」という〆切も設定されているので、同じ話をグダグダする無駄がないことや、夜の飲み会のように長時間拘束されることがない
③朝ならば、ドタキャンしてしまうリスクも、参加するハードルも低い
④夜と違ってお酒を飲まないので、コストもコーヒー代の数百円で済みます。食事の量も控えめで夜の交流会に比べて参加費用が安く、何回も気軽に参加することができます

★情報の窓を開けておく

 自分のキャラクターを発信することで、あなたのキャラクターはより強固なものになります。仕事以外での自分の興味を深めたり、アクションの幅を広げたりすることができるのです。

★出会いからパスが生まれる

 チャンスとは、誰かが出したパスを、あなたがシュートする瞬間です。つまり、人と会うのは、この貴重なパスをもらう確率を上げるということなのです。

★「タグ」・・・自分がこれまでやってきたこと
◇タグを集合させると、その人のキャラクターが浮かび上がります。タグの組み合わせで、その人の個性が形成されている。

◇タグはあなたのキャラクターからきりだされた一部ですが、あなたの個性を形づくっていきます。 ⇒ イチブの好きなことがその人のゼンブの個性を際立たせる役割を果たす。

★手ぶらで人と会ってはいけない・・・準備せずに会うな!
◇出会いは予習することができる

◇著者
・著者は「本を買った」といわれると弱い
・本は著者のタグの宝庫

 裏技としては、付箋の付いた読書本を出すと最高の破壊力です。面白いと思ったところに付箋のついた本は、外から読んだ軌跡が身wますから、あなたが調べた努力を「見える化」することができるのです。付箋つきの本でサインをお願いされると著者冥利に尽きます。

【感想など】
いや~しびれました。

土井英司さんがBBM

内容はハッキリ言ってこれまでのベスト

とおっしゃってましたが、ワタクシもこれまでの美崎作品の中で最高傑作だと思います。

なんといいますか、“想い”とか“熱”が伝わってくる作品なんです。

ワタクシいつも本を、①「まえがき」⇒②「あとがき」⇒③「本文」の順番で読むのですが、
まず「まえがき」

人と会うことで、人は成長します。
あなたというセルフブランドは、常にリニューアルし続けるのです。

朝は毎日やってきます。つまり、毎日があなたの成長のチャンスなのです。

この二つのフレーズでガツンとやられました。
「そうだよ!そうだよ!そのとおりだよ!」って感じで。

そして、「まえがき」のジャブが効いてるまま「あとがき」に突入

私のしたいことは楽しい本をつくることです。

本気で楽しんでいる人にしか人を楽しませることはできないと思っています。

あなたのブランドはあなた自身の行動が作ります。

といった珠玉のフレーズでノックアウト寸前まで追い込まれている状態の時に、最後に

 楽しい世の中を創りたいと思っています。自分のやりたいことができるようになって、成果を生み出している人がたくさんいるような世の中を。自分ブランドが出来て、朝起きるのが楽しくなっているような人がたくさんいるような世の中を。

これ読んでKOされました(笑)。

ワタクシこういう著者に弱いんです。
“自分の書いているもので世の中に良い影響を与えよう”としている著者に。
ワタクシもそういう思いでこのブログを続けてますから。
志を持った著者は心の底から応援したくなります。

それに、
著者の強い志に触れられる本は“良書”です。
「まえがき」と「あとがき」でしびれさせる本は“あたり”です。

ワタクシ的にはもう「まえがき」「あとがき」だけでも「読んで良かった~」と大満足状態でした(笑)

あっ、もちろん中身も素晴らしい内容ですよ。

本書のテーマは最近はやりの“セルフブランディング”なのですが、特徴は“朝の就業前の時間を有効に活用する”という点。

しかも秀逸なのは、「早朝4時起き」といったちょっと無理目の早起きではなく、“多少の”早起きで就業前の時間をうまく使いましょうというスタンス。

この“やや緩めの早起き”を利用したセルフブランディングのノウハウならワタクシでも実行できそう。
やはり辛くない方法でないと続かないし、続かなければ意味がないですからね。

また目から鱗だったのが、朝に好きなことをする事によって、9時までにモチベーションをあげて、その結果仕事の成果にも結び付くという点。

朝からあれこれ活動したら疲れて仕事のクオリティが下がるのではないかと思っていましたが、全く逆なんですね。

さて、本書を読んで驚いたことが一つ。

それは今でこそ築地朝食会などの勉強会を主催され、1000人以上のネットワークを築いている美崎さんですが、5年前は勉強会に出ても自分の仕事の専門外の話はできなかったということ。

今の活躍ぶりからは想像できませんが、美崎さんにもそんな時期があったんですね。

ただ、他の人と違うのはその時、

 仕事はバリバリやっているけれど、仕事人間ではないと、バランスを取っているつもりでいたのですが、実際はその逆。自分のアンテナが会社にしか向いていないことに危機感を覚えました。これがきっかけで、私は積極的に社外へ出るように変わりました。会社という洋服を脱いでも通用する自分をつくるには何をしたらいいのかということを意識し、行動を始めたのです。

そう、自ら変わることを決意した点。

そしてここからスタートして、たった5年で現在のポジションを築かれ、活躍されている。
しかもセミナーやダダ本会議などでの滔々とした語りはもうプロの域。

もちろん、持って生まれた素養や楽しいキャラクターもあると思いますよ。

ですが、普通のサラリーマンが仕事を続けながら現在のポジションを築いている。

ということは、本書に書かれた人脈のネットワークをつくる方法や、それを活かすための戦術やテクニックはビジネスパーソンなら誰でも真似できるものばかりということなのです。

是非そこに着目してほしい。

真似することができ、真似することで成果を生むことができるビジネス書が真に価値あるビジネス書なんです。

ビジネスパーソンのセルフブランディングにおいて、本書はまさしくそれにあたります。

で、ぜひ真似してほしいのが Part4 情報は1枚の名刺にまとめなさい で紹介されている“達人たちのスゴ技名刺”

名刺は人脈を築く上で大切な出会いを演出し、自分を相手に印象づける唯一のツール。
(ワタクシそこまで深く考えてなかったのですが・・・汗)

今回本書には、個性的で、しかも誰でも真似ができるアイデアたっぷりの名刺が多数紹介されています。

そしてなんとなんと、ワタクシの名刺も登場します!
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もっとも、先述の土井英司さんはBBMの中で

ブランディングの事例として紹介されている名刺のサンプルは、やや玉石混交の感もありますが…

と表現されており、
どれが「玉」でどれが「石」かといえば、あきらかにワタクシのが「石」なのですが、まぁそんなことは気にせず、ワタクシの名刺やここに紹介されている名刺の中で何枚かはワタクシの手元にありますので少し解説などをしようかと。(個人情報が記載されている部分は付箋で隠しております。ご了承ください。)

まずはワタクシの名刺。
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基本的になんでもシンプルなデザインが好きなので、
名刺に載せる情報もブログURLとかツイッターIDとか、とにかく必要最低限を心がけて作っています。

ですがその結果、殺風景で味気ない名刺となったため、ちょっと遊び心のつもりで犬のクラフトパンチで穴をあけてみました。

たったこれだけなのですが、効果は抜群。

実際、セミナー会場などで名刺交換させていただくと、この“穴”を見てほとんどの方が「犬飼ってるんですか?」という質問をしてくれて、話のとっかかりとなります。
美崎さんとも犬の話をしましたよ。

いろんな柄のバージョンがあるので文具店で探してみてください。
それと、西田庸子さん@iiparaからの情報ですが、お弁当に入れる海苔用のパンチも最近は凝ったものがあるそうです。

続いて、“穴あき”というつながりで、同じページで紹介された近野奈美さん@Nami_k05の名刺
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このバラのデザインの“穴”はクラフトパンチではなく最初からデザインされたものだそうです。
おしゃれですよね。

デザインも素敵なのですが、実はこの名刺には本書に書かれていない秘密があります。
それは“香り”
いい香りつきの名刺なんです。

これかなりインパクト大きいです。香りつきの名刺ってもらったことないですもん。
近野さんの名刺はシンプルでおしゃれなデザイン“香り”というインパクトの二重効果でワタクシすごく好感が持てました。

次に美崎さんの本屋巡りにご一緒した金本章吾さん@shougo89の名刺。
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金本さんは顔写真を載せています。
やはりこれが自分の顔を覚えてもらうための一番有効な方法だと思います。

そして、すごいのが裏面
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書道をされているそうで、ご自身の受賞作品が掲載されています。
これはインパクト大ですよね。
趣味の作品があるかたはぜひ真似してください。

そして最後は書評ブロガーの岡部勝彦さん@katsu20の名刺
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顔写真がプリクラの様なシールなんです。
プライベートの名刺なので実際にプリクラで撮った写真でも可愛くていいかもしれませんね。

さらに、裏面には
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なんとブロガーマトリックスが、これまたシールのように貼られています。
これもまた会話のきっかけとしては抜群のネタですよね。

ただし、名刺に貼れるサイズにまで縮小したブロガーマトリックスは、文字が潰れてしまい、どこに自分のブログタイトルがあるのかわからない状態になっています。

そのため岡部さんは名刺とは別にA4サイズにプリントアウトされたブロガーマトリックスを持ち歩き、「ココ!」と指さして自分のブログの位置を説明されていました・・・というオチ付き。

まぁ、それも会話が盛り上がりますけどね。

なにか自分が紹介された新聞や雑誌、HPの記事があるならそのコピーを名刺に載せることも相手に印象づける良い方法だと思います。

ちなみに、岡部さんはご自身のキャラが濃いのでこんな小道具がなくても一度会うと忘れられない人です(笑)。

とにかく真似できるセルフブランディングネタ満載の本書。

現時点で、ビジネスパーソンのセルフブランディング本では一番オススメ
本書を読んで自分というブランドを創ってみませんか?

 

成果を生む人が実行している朝9時前のルール

成果を生む人が実行している朝9時前のルール

  • 作者:美崎 栄一郎
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

【おまけ】
以前ブログに書きましたが、美崎さんに大量の付箋つきの本を差し出してサインを求め、著者を“溶かした”のはワタクシでございます。

狙ったわけではなく、読んでるうちに自然とそうなったのですが、これは著者には最大の攻撃ですよ。
お試しあれ。

で、本書ですが、今回もこんな感じになりました。
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どう、美崎さん。今回も“溶け”ました?

ワタクシは美崎さんの本に“しびれ”ましたよ。

【関連書籍】
著者のこれまでの本

 

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

  • 作者:美崎 栄一郎
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2012/10/13
  • メディア: Kindle版
 

 

当ブログの記事

 

www.s-ichiryuu.com

 

 

会社って楽しい?

会社って楽しい?

  • 作者:美崎 栄一郎
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

当ブログの記事

 

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「結果を出す人」の仕事のすすめ方

「結果を出す人」の仕事のすすめ方

  • 作者:美崎栄一郎
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2010/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

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【管理人の独り言】

00-00-00_00-00~09
「父ちゃん、これなーに?美味しいの?」
「食べちゃダメ。これはクラフトパンチだよ。これで名刺に穴開けたら美崎さんって人が父ちゃんの名刺を本に載せてくれたんだ。」

00-00-00_00-00~05
「そっか、よかったね父ちゃん。じゃあ美崎さんもこの本も応援しないとね。」

ということで、告知です!

6月29日、大阪で美崎栄一郎さんが新刊記念講演を行います。
ただし、新刊といっても今回紹介した本のことではありません。

なんと6月に出る新刊の記念講演だそうです。
しかも2冊出る噂が・・・。

もはや “月刊美崎栄一郎”状態ですね(笑)

関西在住の方、生の美崎さんに会えるチャンスですよ!

詳しくはコチラ

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