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RECORD効果を実現せよ!【書評】鹿田 尚樹(著)『大事なことはすべて記録しなさい』(ダイヤモンド社)

 

大事なことはすべて記録しなさい

大事なことはすべて記録しなさい

  • 作者:鹿田 尚樹
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/11/13
  • メディア: 単行本
 

 

 

ブログを開設してわずか2年。
人気ブロガーとなり、セミナーも開催し、ついに出版まで成し遂げた20代の若者。

その成功の秘密がここにある。

 

【目次】

この本の2つの特徴
大事なことって何?

はじめに 記録は成功・成長のブースターである
ただひたすら、一‐記録」するだけで、チャンスが次々とやってきた

第1章大事なことはすべて記録しなさい
 成果につながる、記録の5つのルール(原則・方法)
 ルール1【大事】 大事なことはすべて記録する      他

第2章効率よく情報収集できる「記録インプット術」
 1 家中にペンを置いておく
 2 外出時には「品の良いペン」を持ち歩く      他

第3章速く読めて、忘れない「記録読書術」
 21 後で見返しても使える、効果的な「読書ノート」の作り方
 22 手軽に本のエッセンスを持ち運ぶ「読書ノート」       他

第4章記録を使って、可処分時間を2倍にする「記録時間術」
 29 タイムログは時間の家計燕
 30 日々のタスクに必要な時間を記録する       他

第5章心と体も書くだけでスッキリ「記録健康術一
 35 自分の健康状態を定期的に記録する
 36 記録の問題化で、行動を習慣化させる     他

第6章記録で人脈が加倍に広がる「記録コミュニケーション術L
 41 プロフィールシートに記録する
 42 なんでもかんでも、日付スタンンプを押す

おわりに 記録することで得られる.6つのメリット(RECORD効果)

【ポイント&レバレッジメモ】
★「記録」とは、「成功(成長)のブースター」であり「仕事のブースター」

★記録の5 つのルール
 ルール① 【大事】大事なことはすべて記録する
 ルール②【時系列】日付と時間を書く&整理・分類しない
 ルール③【シンプル】「箇条書き」&「単語」(キーワード)で書く
 ルール④【1×1】1つのページに、1つのコンテンッ
 ルール⑤【読み返す】1日5分、記録を読み返す

★「記録できない」状況は、絶対に避ける ⇒ 家中そして身の回りのもののあらゆるところに、ペンを忍ばせておく

★「勝負ペン」・・・「自分が安く見られないため」に相手にも自分にとっても「気持ちのいい1本」「品の良いペン」を持つ

★「勝負メモ」・・・どこで開いても恥ずかしくないメモ帳(ノート)も必要
鹿田氏が「勝負メモ」として使っているのがモレスキンの「Cahier(カイエ)」

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(2008/09/01)
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★「Bノート」
Bノートの「B」の3つの意味
 ①バイブル(Bible)のように、常に指針を求めて読み返す1冊のノート
 ②銀行(Bank)のように、自分の知識を貯蔵しておくノート
 ③冒険の書(Bouken no sho)のように、自分の記録を保存しておくノート

◇Bノート(オリジナル教科書)は、何度も読み返すことを目的とした記録のノート

鹿田氏がBノートとして使っているのがモレスキンのクラシックタイプ

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Moleskin/モレスキン

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★lCレコーダー・・・自分の受け答えの声や反応はどうだったかということを、後から振り返るために「記録」を取り、自分の「話し方」を改善するために使う

◇ICレコーダーを選ぶときの3つのチエックポイント
 ①ダイレクト接続できるかどうか
 ②MP3形式で録音できるかどうか
 ③USB接続で充電ができるかどうか

鹿田さんの使っているのはコチラ

SANYO デジタルボイスレコーダー 「DIPLY TALK」 (シルバー・1GB) ICR-S280RM(S) SANYO デジタルボイスレコーダー 「DIPLY TALK」 (シルバー・1GB) ICR-S280RM(S)
(2006/11/21)
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★メモをとる姿勢を見せる
「真剣に聞いてくれている」という安心感が、視覚(メモをとる姿勢)を通して入ってくるので、思わず話しでしまうこともある。

★効果的な「読書ノート」の作り方、重点的に抜き出す3つ
 ①新しいフレームワーク(考え方の枠組み)
 ②ブログ、講演、人に話すときに使えそうな「引用句」
 ③PとE(を分けて抜き出す)・・・あくまで「P」を中心に、補足として「E」も抜き出す

鹿田氏が本の抜き書き時に使用するのがエレコムのブックスタンド(EDH―004)と「ほんたった」(EDISON)

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★ブログを「読書データベース」にする

私が提案したいのは、人に見せるブログではなく、あくまで「自分のデータベースを作る」ためにブログを作ること。ブログを「読書ノートをしまう本棚」にするのです。<中略>また読書ノートに関連した情報を一緒にブログに載せておくと、新しい価値を生み出すことができます。<中略>関連情報をどんどん書き込んでいくことで、自分のブログが「情報データベース」として付加価値の高い存在に変わっていきます。

★「本の目次を持ち歩く」・・・「本」のエッセンスを持ち運ぶ方法として目次を持ち歩くだけでも効果十分。

目次というのは、本のエッセンスを一覧にしてギュッと凝縮している場所です。私は特に本を購入する際、タイトルと著者のプロフィールを見た後に、目次で本のイメージをつかみます。最近の書籍は特に、目次の充実度が高く、これだけでも簡単な読書ノートくらいには使えるものが増えてきました。実際に私はアマゾンの書籍紹介ページから、目次だけをコピー&ペーストして持ち歩いています。

★PEマーキング読書術
◇本にマーキングをする際には「P」(ポイント)に赤線でマーキングをして、「E」(事例)には青線でマーキングをする

★プロフィールシート・・・プロフィールシートの記録しているのは、①プロフィール、②ニュース、③実績

プロフィールシートは名刺と違って、相手に対してアピールできる情報量が格段に増えます。自分の「実績」をプロフィールや、こういったプロフィールシートのあらゆるところに「記録」しておけば、それをもとに新しい「実績」を作る機会が訪れるかもしれません。

★頂き物リスト・・・プレゼント(頂き物)を日付・人・ものを記録する

そうすれば、その方と再会したときに、「先日は、○○を頂きましてありがとうございました」と改めてお礼を言うことができますし、プレゼントのお礼を言わないという失礼を防ぐことにもなります。

★記録の6大メリット(RECORD効果)
 効果①Remind(再現)……読み返せる、マニュアル化できる
 効果②Evidence(証拠)・・・トラブル回避&実績を示す
 効果③Consider(熟考)・・・書きながら書くことで、自然と深く考える
 効果④OverIook(俯瞰)・・・続けることで違いが見え、そして速くなる
 効果⑤Report(伝達)・・・正しく速く伝えることが.できる
 効果⑥Database(蓄積)・・・保存・記憶から解放される

【感想など】

本書は 人気ブログ 鹿田尚樹の「読むが価値」 を主宰する有力ブロガーで、数多くのセミナーも開催している鹿田尚樹さんの処女作です。

ワタクシもブログを運営する上で大変参考にさせてもらっていますし、鹿田さんの紹介で読む機会を得た本も多数あります。
それに、メジャー、マイナーの違いはあっても同じ書評系ブロガーが本を出すというのは非常に興味深いし応援したくなる。

ということでさっそく読ませていただきました(ものの、他のブロガーさんの紹介が津波のような勢いでしたのでかなり出遅れ感が・・・)。

まずは感想というよりファーストインプレッションからですが、
とにかく 綺麗な本! というのが最初の印象。

はじめの数ページに鹿田さんの「記録」ツールの紹介がカラーでされているのですが、もうね、高級文具のカタログを見るよう。

PCやICレコーダーといったデジタル機器は別として、100円ノートやスケッチブックがこんなにカッコよく見えるなんて驚きです。

勝間さんの

 

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

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  • 作者:勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/12/14
  • メディア: 単行本
 

 

以来、仕事術系の本では、巻頭カラーページで著者が使ってるツール紹介されるのが流行りとなっていますし、実際読者としては結構楽しみなページでもあったりしますが、“綺麗”と思わせたのは鹿田さんが最初かと。

また、本書を全体を通して、重要部分に蛍光マーカー風のラインがひかれているのもなかなか凝っています。 (←ただし、スキャナーで取り込んだ時、文字認識してくれないのでスキャナー派としてはNG。あっ、これを言うと裁断してスキャニングしたことがバレバレだ・・・ 鹿田さんゴメンナサイ。 汗)

そして、読んでみて思ったのは「本当に処女作?」というもの。

当ブログはまだまだマイナーではありますが、それでも細々と続けていると「初めて出版します、ブログで紹介してくれませんか」と献本していただくことが少なからずあります。

“無名の著者さんの応援”というのを自分のミッションの一つにしているのでできるだけ紹介させていただいているのですが、処女作って著者の思い入れが良くも悪くもはっきり現れます。

たとえるならプロ初登板のピッチャーの投球。
すっごいいい球も投げるけど、どっか力んでいて無駄球も多い。
そこが初々しくて好感が持てたりするのですが・・・。

ところがこの鹿田さんの本。
全くそういうところがない!
シンプルで、主張したい点がはっきりしていて、まるでビジネス書を何冊も出しているベテラン作家のような雰囲気を醸し出している。

著者のいう「P」の率が高い本となっています。
これは鹿田さん自身がビジネス書を数千冊読んできたことと、ブログでのアウトプットで鍛えられているからでしょう。
そういえば鹿田さんのブログ記事って毎回論旨がはっきりしていてシンプルだもんなぁ。
いつもダラダラ書くワタクシは反省しきりですよ。 (←といいつつここまでダラダラ書いている、コラッ早く内容に触れろ!)

ということで、そろそろ内容に触れますが、
「勝負ペン」「勝負メモ」といったツールへのこだわりや、「右ページにメモをとり、左ページには自分のアイデアを書き足す」といった記録の細かいテクニックなど参考になるところもあったものの、紹介されている「記録ツール」「記録テクニック」に関しては非常にオーソドックスなものが多かったかと思います。

この辺の内容については、HACKS!シリーズやその他メモ術・手帳術本をある程度読まれた方には「目からうろこ!」という内容は無いかと思います。

また、帯には「整理しない! 分類しない! ファイリングしない!」と言いつつ、「読書ノート」のリングファイルの写真を見て、「ファイルしてるやん!」と突っ込んでしまうところもありました。

ちょっと辛口になってしまいましたが、ワタクシが本書のぜひここを読んでほしいという点は
何を記録するのか、そしてその記録をどう生かすか
という部分。

細かいテクニックなんて人それぞれでいいんです。

ワタクシも自分ではかなり「記録」するほうだと思ってましたが、まだまだでしたね。
この本を読んでさらに「記録」するべきものの守備範囲が広がりました。

たとえばスケジュール帳にはスケジュールやタスクを書いてありますが、1分1秒単位でタイムログを付けたことはなかったなぁ。
しかも自由時間やネットサーフィンにかけた時間まで。
そこまで徹底すれば時間の無駄の見える化がさらにできるわけですね。

それから「頂き物」(プレゼント)の記録

ワタクシ忘れっぽいのでついついお礼を言い損ねてしまうんですよね。これはいいアイデアをいただきました。さっそく実行しようと思います。

ちなみに鹿田さんはエクセルで管理しているそうです。

とにかく記録のポイントは、まずは何でもかんでも記録する事!
そうしているうちに本当に記録すべき大切なものが見えてくる。
ワタクシもやってみよう。

そして、本当に重要なのはここから先。
 「記録」をいかに活かすか!

その一番簡単で重要な手段が 読み返す という行動。

定期的に読み返し、記憶を新たにする、新たな気づきを得る、これがなければ「記録」の意味がありません。
正直私にはここが欠落していたなぁと反省。
記録するだけで満足していたような気がします。

大切なのでもう一度書きます。(これが本書の最重要「P」)

方法は人それぞれアナログでもデジタルでも、ノートでもブログでもいい。
 ①まずは「記録」する!

そして最も大切なのは
 ②読み返す!

そこから新たな道が生まれる。

この本は実践しなければ価値がありません。ワタクシもさっそく実践したいと思います。

 

大事なことはすべて記録しなさい

大事なことはすべて記録しなさい

  • 作者:鹿田 尚樹
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/11/13
  • メディア: 単行本
 

 

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  • 作者:奥野 宣之
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

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