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エージェントが見る作家になれる人の条件【雑記】鬼塚忠(著)『ザ・エージェント』アップルシード・エージェンシー

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出版不況だと言われて久しいですが、今でも本を出版したい人、作家になりたい人ってたくさんいますよね。

やっぱり出版というのは一つのステータスなのです。

しかしどうしたら出版できるのか、作家としてデビューするためにはなにが必要か、さらには売れる作家の要素とはなにか、なかなかわからないものです。

こういった問に対して先日読んだ本の中にヒントを見つけたので雑記として記しておきたいと思います。

photo credit: Richmond Author Event: Aleatha Romig via photopin (license)

 

エージェントが見る作家になれる人の条件

その先日読んだ本がこちらの本。

もともとは2005年に出版されていたもので、kindle版として再登場した本です。

この本は「作家のエージェント」である著者によるものす。

日本ではあまり馴染みがない職業だと思いますが、作家のエージェントというのは、

作家のエージェントとは、将来性があると見込んだ新人作家と「エージェント契約」を結び、彼らの才能を世に送り出し、ブレイクさせる

という仕事です。
作家のプロデューサーといったほうがわかりやすいかもしれません。

当然仕事柄、数多くの成功した著者と、売れなかった著者、さらには無数の話にならない出版希望の人たちをみてきているわけで、その肥えた目で語られる「作家のエージェント」がどんな才能を求めているかというところが非常に興味深いものがありました。

なぜなら、それはそのまま「どうしたら作家になれるのか」「作家になるためにはどういう資質が必要か」という問いに対する答えとなるからです。

それを以下にまとめてくれているので紹介しましょ。

★私たちが作家に求める5つの資質

 

 一つ目は「ポテンシャル」。
 作家として世の中に発信できるだけの知識や切り口、視点を持っているのか。そして現状に甘んじない好奇心や探究心を持っているのか。

これは当然ですね。
オリジナリティと言ってもいいと思います。
思想にしても経験にしても、その人独自のものがないかぎり、読者は注目しません。
平凡なごくありふれたものに読者はお金を払わないですから。

 二つ目は「強い信念」。
 作家として、自分の作品を後世にまで残したいという強い信念があるのか。途中で投げ出したり、すぐに妥協するようではとても作家にはなれない。

ワタシはブログを書いているだけですが、それでも文章を書くという作業は、とても地味で根気のいるものだということはわかります。
ましてや約10万字、200ページの本を書くというのは苦しい作業であることに間違いありません。
飽きっぽい人とか根気のない人には絶対向いていない職業だと思います。

 三つ目は「カッコよさ」。
 見た目ではない。本当のカッコよさを持っているかということだ。美学と言ってもいい。二匹目のドジョウを狙わない。意識しなくてもオリジナルな生き方ができているか。そして、その生き方を貫き通す覚悟があるかどうかだ。

ビジネス書でも活字を通してその人の人生哲学や生き様が伝わってくることがあります。
そういう本は感動するものです。
また、出版界はヒット作が出ると類似本が恥ずかしげもなく次々と登場するところです。
しかし、オリジナルを超えてヒットすることはまずありません。
独自の美学と孤高さというのは作家の絶対条件かと思います。

 四つ目は「深い仲になれるか」。
 作家と「作家のエージェント」は長い付き合いになる。私たちが作家の価値を測るのは「ライフタイム・バリュー」、つまり「生涯価値」だ。肝胆相照らすことができるような関係になり得るか。これはとても重要だ。

ここでは作家とエージェントの関係として語られていますが、それにかぎらず普段から職場のスタッフとでも他社とのお付き合いでも結局腹を割って話す、付き合いができるという人間関係が築ける人というのは成功するのだと思います。
いかに、深い付き合いができるか。
これは人間的魅力があるかということとも関係してくるかと思います。

 五つ目は「若さ」。
 精神的な若さだ。前述した四つの項目を満足させることができるのは若さしかない。私たちはすでに出来上がってしまっているものに興味はない。私たちは原石を求めているのだ。

好奇心旺盛で行動力があり、変化を恐れない。
そんな精神的若さを保っている人、成長の可能性を大きく残している人。
もっというと、勉強し続ける人。
そういう人が大成するのだと思います。

ここまで5つの条件を見てきましたが、文章を書くテクニック云々よりも、その人にどれだけ魅力があるかが問題だということがお分かりいただけるんじゃないでしょうか。

「人に喜ばれたいという渇望」

そして、著者が感じる作家に必要なものがもう一つ。

それは

「人に喜ばれたいという渇望」

とのこと。

印税がどうのとか単なるサービス精神といったレベルではなく、

多くの人に自分の持っているものを伝えたい、そして喜んでもらいたい

といった、いうならば人生の「ミッション」を掲げていて、その実行に餓えているような人。

そういう人が作家になれるということでしょう。

で、作家を目指している人はまずなにをするべきか。

人生と仕事を充実させて、人とは違った経験や突出した実績を積み上げる。

ようするに

一生懸命に生きろ!

という言葉に集約されそうです(笑)。

まぁ、作家デビューに興味ある方は直接読んでみてください。

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