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『ミッドウェー』【教養的映画鑑賞】日米の温度差を感じてください

『ミッドウェー』【教養的映画鑑賞】日米の温度差を感じてください

映画から歴史的教養や雑学を学ぶ教養的映画鑑賞、23回目の今日は『ミッドウェー』です。

 

はじめに:『ミッドウェー』日米の温度差を感じてください

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ストーリー(Amazonより)

チャールトン・へストン、ヘンリー・フォンダらオールスターキャストによる戦争ドラマ。真珠湾攻撃で勝利を収めた大日本帝国連合艦隊だったが、ミッドウェイで痛恨の敗北を喫し…。

歴史教養的見どころ

◆暗号解読が導き出した明暗

歴史教養的に本映画を見るとしたら、暗号解読に対してアメリカ軍がいかに重視していたかという点かと思います。

アメリカ軍は情報戦が戦局に与える影響をしっかり理解しているということです。
そして、勝利への執念を感じます。

対する日本軍は、ミッドウェー海戦にいたるまで連戦連勝。
さらに直前に行われた珊瑚海海戦で米空母ヨークタウンを大破させているため、敵空母は出てこないのではないかという油断もありました。

また、この作戦自体が本土空襲を受けての場当たり的な作戦でもあったのです。

総力を上げて日本軍に勝ちに行くアメリカと、なにか釈然としない、戦略的目的のはっきりしない日本軍との戦い。

そういった”温度差”を映画全体から感じ取ることができると思います。

◆細かいところでツッコミどころ満載

まず、この映画の映像自体が映画「トラ・トラ・トラ」などの他の戦争映画の映像を流用しているため、変なところが多い。

たとえば日本軍機の出撃シーンが早朝になっているのは真珠湾攻撃の出撃シーンを使っているからです。

その他、実際に戦闘に参加していない機体(F6Fなど)も登場したり、変な塗装の日本軍機も登場。

また、字幕も誤訳が多く、雷撃機を「魚雷」と表記するなど、一瞬意味がわからなくなることも多々あります(魚雷が飛来するわけですよ)。

ですので、細かい兵器や字幕での表記はあまりとらわれず見ることをお勧めします。

最後に個人的な感想を

この映画、米軍兵士と日系人の恋愛なども取り入れて、単なる戦争映画にとどまらないドラマ仕立てにしようという意図も見られます。

そのシーンが必用かどうか拝見のわかれるところかもしれません。

か、ともかく制作した年がアメリカ建国200周年にあたるためか、出演キャストがやたら豪華。

山本五十六役には三船敏郎が登場します。

しかしそれよりも個人的に発見だったのが草鹿龍之介少将役でパット・モリタさんが登場していること。
あのベストキットのミヤギさんですよ!

基本データ

監督: ジャック・スマイト
主演:チャールトン・ヘストン
公開:1976年
132分

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