まいぷら

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優秀な男とは仕事ができる男のことだ!女性よ男を甘やかすなかれ




おはようございます、一龍です。

今日ご紹介するのは熱狂的なファンがいる反面、その何倍も敵がいるであろう里中李生さんの『男と女は打算が9割』
 Amazonレビューを見ていただければ、これ以上ないというほど意見がまっぷたつに割れています。

それは著者の持論が尖りすぎているからというのは間違いありません。
しかし、その男性論、女性論は単に尖っているだけでなく、結構深い心理を感じさせるものです。

そんな深さを感じさせる里中流男女論のポイントをとりあげてみました。 

 

里中男女論のポイント


★「優秀な男」を取り違えてはいないか


生物学上、『優秀な男の子を妊娠する』という遺伝子が女性には組み込まれているはずです。
ですが、現代は違っていると著者は言います。

それは「優秀な男」の定義が変わってしまったから。

 実は今の時代は、優秀な男は仕事ができる男ではなくなったのだ。だから実は、できの悪い男を拒絶する本能も忘却もしていない。

 女の都合のいい男が優秀なのである。

 顔が醜くても仕事ができなくても、『浮気しない』『家事や育児を手伝ってくれる』『クリスマスにホテルを予約してくれる』・・・それらが優秀なのだ。完全に錯乱しているが、彼女たちは頑なにそう主張する。つまり意図もあまりないのである。

「浮気しない男は優秀だ」と思う女性も多いかもしれませんが、著者の言う「優秀」を決めるポイントは「仕事」なのです。


セックスの経験が多ければ優秀な男で少なければ無能でもなく、逆に恋愛に生真面目だったり、恋愛に道徳を盛んに持ち込めば優秀でもない。優秀という日本語は恋愛には使わない。
勉学、仕事に使う言葉だ。
浮気を絶対にしない男でも仕事ができなければ優秀ではなく、無能だ。分かるか。
女たちよ、自分の「価値」に気づけ。

異論はあるかもしれませんが、男にとって「優秀」の判断基準はやっぱり仕事だと肝に銘じておきたいと私は思います。

男は働いてなんぼです。


★かわいい女が近寄ってきたら疑え


「仕事ができるかどうか?」 が、男の優秀かどうかの判断基準。
したがって、仕事ができない男に可愛い女性が近寄ってきたら、それは何かあると思わないといけないと著者は言います。

もし、かわいい女性が近寄ってきたら

 きみに男としての価値があるかないかは、目の前の女性が決めるが、まずは自己分析をしてほしい。

そのうえで、近寄ってくる女性に対して分析してみてください。

 その女性は、こんなことを考えているかもしれない。
 「結婚しないと恥ずかしい。とりあえず1回結婚しよう」
 結婚する気がないなら、定番のクリスマス対策。ひょっとするとセックスがしたいだけかもしれない。寂しくて、身近な男で間に合わせたのかもしれない。結婚する気がないなら、男としては抱けるだけありがたいが、結婚となると、あなたはひどくバカにされていると分かってもらいたい。
 美人の女の子が、「彼は仕事ができないけど、浮気はしないから」と付き合うことも、その彼はとてもバカにされているのだ。
 それに男は気付かないといけない。
と。
つまり、あなたが"とりあえず"の都合のいい存在にされているかどうかを見極めろということです。

もし、あなたが自己分析をした結果、仕事ができない男だという結論が出たなら

仕事ができない男は、なぜ、「こんなにできの悪い男に惚れてくれたのか」と、少しばかり自虐的に考えないといけないのだ。
そうでないと

 堕落した己に対する破壊行為ができないから、男の真髄が磨かれない。
ということになるのだと。




★ダメな己を認め、相手の誘惑を拒絶しろ


では「破壊行為」とは何なのでしょう。

著者は言います。

 ダメな己をダメだと認め、相手の誘惑も拒絶する。
 このような行動を「破壊活動」という。破滅願望とは異なる。
 男の歴史上、破壊活動は、対象が女であろうが友達であろうが、世の中(時代)であろうが、特技のようなものだった。
 堕落したら破壊する。

つまり男は、自分で自分自身やまわりの環境に対してリセットすることによって生産性を上げてきた歴史を持っていると。

しかし、女性が「都合のいい男を優秀とした」結果、男は堕落を自分自身で破壊しなくなってしまった。
その結果、

堕落を壊さなくなったから、日本は不況のままだ。生産力がなくなったんだ。君たち男子があらゆる堕落を壊そうとしないのだ。どうしてくれるのか。私や一部の男たちが頑張っても破壊しても、堕落だらけで一向に追い付かない。私は本稿でも、美人なのになんら優秀じゃない男とセックスをする女を叩いているではないか。堕落した女を破壊してやる構えだ。美人が、優秀な男としかセックスしなくなれば、男たちは仕事を頑張る。今の日本ではそれがないから、男たちは恋愛からは力を発揮いしない。
という状態に陥ってしまったと。

確かに武士の時代と違って、命がけで責任を背負うということ、何よりも名誉を重んじるということはなくなりましたね。

そんな自分に甘く生きようと思えば生きられる時代だからこそ

 自分に襲いかかってくる時代の趨勢を見極め、堕落しているものは壊していかないといけない。それがその人のためになることもある。

と、著者は説きます。

今の時代に厳しすぎる気はしますが、他がゆるゆるなときにこんな覚悟を持って生きる男性というのはやっぱりかっこよく映るんじゃないでしょうか。



★打算的な男女の間に「愛」はない


自分に都合のいい男性を優秀な男として付き合う女性は、結局のところ”打算”であり、本当の愛について知ることはできないといいます。

では優秀な男性と付き合うとどのように本当の「愛」を知るのでしょう。

優秀な男を選ぶと

 優秀な男を選ぶと、それなりに別の苦労がある。
 それはその男が結婚する前に語ってくるだろうし、見ていれば分かる。
 仕事ができて、お金を稼いでいる男たちの苦労など、ダメ男が好きな女たちは知らないのだろう。彼女たちの月収が20万円だとして、では月収が100万年の男は、軽く遊びながら稼いでいるとお思いか。
 身を粉にして働いていたり、薬を飲みながら仕事の問題を考えていたりするものだ。
 そんな男と結婚したら、打算的に見返りを考えている暇などない。
 自分の身を犠牲にしてでも尽くすものだ。愛していれば。
 それに彼が応えてくれたら、「人を愛する喜び」に心が満たされる。
 女性が愛したことにより、男が著しく成長していく。またはその男が夢を掴む。目標を達成する。仕事に疲れて倒れたときに、妻を頼る。
 そのときに一緒にいる女性は、感動して涙を流す。
 「浮気しなければ貧乏でもOK」と思っている女性には、そんな愛の世界は一生、体験できない。
かなり浪花節的な雰囲気が漂いますが、これも一つの愛の形だと思います。

もちろんいろんな形の愛があっていいと思いますが、糟糠の妻といいますか、本当に苦しいときに支え続けてくれた人は絶対に裏切れなくなります。

それは真実です。



★仕事が辛い男に近寄ればいい


さて、女性に向けて。
ではどんな男性に近づけと言っているのか。

もちろん仕事と真剣に向き合い、難しい仕事に取り組み、仕事のつらさを知っている男性に近づいていくようにと言っています。


「男が女性に男らしく優しくすること」が消えてしまった。
「男と女は平等だから」と彼らは言うが、人と人とは助け合い。重い荷物を持つ女性は男が助けないといけない。それを忘却しているか、男女平等を都合よく利用している。
 男女平等とは男に対する怨恨から生まれた思想だから、こうなってしまった。
 私の経験上、女性にとことん優しい男は、仕事とセックスに燃えている男、と決まっている。
 「そんな男はセックスがしたいから優しいんだ」
 と思ったあなた。
 仕事がまるでできず、なのにセックスばっかりしている男たちとどちらが優秀か。
 仕事が辛い男は、女のありがたみが分かる。
 仕事が辛くない男や仕事をロクにしていない男は、女がいて当たり前だと思う。
 その違いは、あなた達女性が経験しないとわからない。驚愕するほど違う。
 あなたは健康美を目指して、仕事が辛い男に近寄ればよい。
仕事が辛い男ほど、女性の支えを本当にありがたいものと理解しているというのです。



★一流の男は「与え合う」


さて、ここからが著者の真骨頂。
著者は一見男尊女卑的な発言をしているように見えますが、まったく違うのですよ。

むしろ男に喝を入れているのです。

 男たちは、女性の体を堪能したいのなら、一流の男にならないといけないのだ。当たり前だ。三流の男たちがそれをやっているから、世の中が乱れてしまった。男女が戦争をしている。
 「共働きで、女も仕事をする時代なのに、バカなおっさんだ」
 と思った君。
 共働きで同等の収入を得て、家事も分担していて、男が子育ても手伝っていたとしても、セックスをしている以上、女から与えてもらう「楽しみ」のほうが多い。しかも、女性には妊娠、出産のリスクがあるが、男にはそれがない。出産に立ち会って、呆然と立ちすくんでいるだけで、苦痛も何もないではないか。
 そんな命の危機に関わる出産をした上に、また産後にセックスを頼まれて、しかもその夫が三流だったら、女性は怒るに決まっている。

男が、仕事を積極的にしないのなら、セックスをする権利はない
ということだ。
「毎日、いっぱいセックスがしたい。彼女がとてもかわいいんだ」
 と言うのなら、その男が働いて、彼女を養うことだ。キレイでいるための良い化粧品を買ってあげて、彼女に似合ういろんな洋服を与え、『与え合う』生活にしないといけない。

優秀な男ほど「与える」男だということです。
与えることができるのは仕事が出来る男ということです。

男が与えるのはカネだけではないと異論はあるでしょうが、男の甲斐性ってやつですよね。
与えられるのに越したことはないと思います。



★女はセックスアピールを武器にせよ


著者は女性はモテたいと思ったら、健康的な美しさをめざすように説いています。

そして、女性は仕事上でもセックスアピールを武器にするように説いています。

 仕事でのあなたの武器も、「セックスアピール」である。その末路は見えている。カネとセックスで失敗するか、疲労困憊して鬱病になるだけだ。
 女を武器にすると、特にその女性が若い場合、年配の女たちから総攻撃を食らってしまう。「何その短いスカート。会社はキャバクラじないのよ」と叱られることはお決まりだが、それは無視して、男たちと仲良くなればよい。特に、仕事ができる男には極力やさしく接しないといけない。缶コーヒーを買ってきてあげるとか、ランチを一緒にいくのだ。その際も化粧直しは忘れてはいけない。その男と、男女の関係になるならないは別として、「仕事ができる男には恩を売っておく」ことだ。

セックスアピールを武器にするかどうかは別にして、お茶汲みの習慣がなくなっている職場では、特定の人だけに缶コーヒーなどを差し入れするといった方法はかなり効くと思います。

男って単純ですからね、自分だけに特別に何かされたらそれだけで舞い上がりますから。


20年くらい前だろうか。女性がお茶を淹れる習慣を撤廃した。あの習慣があった頃、女性たちはある意味打算的に、仕事のできる男に優しくしていた。それで社内恋愛で成功していたし、その男を気分よく、仕事に向かわせていた。
といいますが、この方法は今も通用すると思います。

意中の人がいる方はぜひお試しあれ。





まとめと感想


女は顔。男は学歴または財力。

と言い切ってしまう著者には、敵が多いことでしょう。
著者の著作が好きで結構読んでいる私でも、全部が全部賛成はできないというのが正直なところです。

ただ、過激で極端な著者の発言ばかりがフォーカスされますが、言っている事の本質はちょっと昭和的な臭がするものの、バブル世代の私などは至極ごもっともと感じてしまいます。

古代、人間が狩猟生活をしていたとき、やっぱり優秀な男は獲物を沢山採ってくる男でした。

好きな女性や妻や子どもたちに腹いっぱい食べさせることが出来る男が優秀なのです。

時代が変わり、世の中が複雑になっても、その本質は変わらないのではないかと思います。

子供の頃、親に楯突くと「稼いでから言え!」と父に怒鳴られましたが、それはそれで真理なのでしょう。

権利とかなんとかを超越している。

女性がどんな男を「優秀」とするかは置いといて、我々男性は「仕事が出来る男」をめざすべきだと思います。

ということで、かなり尖った里中節にインスパイアされたいなら読んでみるべし

ただし、劇薬です。




本書はあさ出版様から献本していただきました。
ありがとうございました。


目次


はじめに
第1章 そのひと言にはウラがある  これが人間関係の真実だ
第2章 相手の本音を見抜く方法
第3章 利用されるくらいなら、利用するのが一流
第4章 女性の「結婚したい」は何を意味するのか
あとがき




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