まいぷら

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楽して大儲けしたネット起業家の成功のポイント




おはようございます、一龍です。

秒速で1億稼ぐ与沢翼氏が破産したのは記憶にあたらしいところです。
改めてネット起業家って胡散臭いなと思ったものでしたが、世の中には年収1億を超えるネット起業家はまだまだ存在します。

今日ご紹介するのは、そんなネット起業家を3年かけて取材した『マネー&フリー 僕らが楽して大儲けした57の秘訣』 です。

本書には7名のネット起業家が登場しますが、その事業の是非はともかく、彼らのビジネスの成功の秘訣を今回はピックアップしてみました。

 短期間で楽して成功する秘訣、気になりますよね。
 

ネット起業家の楽して儲けるポイント


★自分をコントロールできるか  川島和正


年収1億円を超えるネット起業家といえば、まず頭に浮かぶのは川島和正氏ではないでしょうか。

デビュー作である著書

は、かなり衝撃的でした。

今や「世界を旅する年収1億円ブロガー」として、世界各地で「川島塾」を主宰していて、どうやらその高額なサロン収入が年収の大きな部分を占めているようです。

となる時になるのはその塾で教えている内容ですよね。

本書に記載されている内容では、その塾では稼ぎ方を教えているだけでなく、成功哲学をベースにした考え方などを教えているといいます。

「もちろん、稼ぎ方も教えているんですけど。結局、稼ぐノウハウなんてその辺にいっぱいあるけど、それを実行して稼げるかどうかは自分のコントロール方法なんです。皆、自分をコントロールできるようになれば、稼げる、モテる。それはわかっていはいるけど、できない。たとえば「PPC広告をスタートしよう」って思えば、その気になれば半日でできるんですよ。でも、皆できないんですよね。「ホームページを作る」とかもそうですけれど、その気になれば本屋さんに行って、「ホームページの作り方」の本を買って読めば、超簡単に作れるんてすよ。だけど、皆できないんですよね。99%の人は「そんなちょっと専門的なのは」とかグダグダ言っています。まぁ、それをやりましょうっていうお話です。体調管理であったり、思考パターン、そういう「冷静に考えるとできるよね」という話を伝えています」

自分をコントロールできること。
そして、実行する1%の人になること。

ものすごく基本的なところですが、結局動かなければ何も始まらないということです。


★ビジネステロリスト  原田翔太


原田翔太氏は自らを「ビジネステロリスト」と呼び、「ちっちゃな革命」を標榜しているそうです。

小さくてもいいから過去の常識を新しい常識で上書きするように、イノベート(革新)していくことを言い表しています。

「前提が壊れているんだから、これまで社会を成立させてきた前提って、今や様々なところで綻びを見せています。そういうときに必用なのはぶっ壊すこと。そこからしか生まれません。すなわち『創造的破壊』です」

「僕はそういう気概を持って生きる革命気質の起業家や経営者たちが必要だと思っています。そして、そういう人たちこそが、停滞して、閉塞・硬直しきった業界をぶっ壊して再建していく世の中になるだろうなって思っています。例えば、橋本市長っていう人は、賛否両論や好き嫌いはあるとして、政治の業界における革命家じゃないですか。僕はそんな感じでして、ネットビジネス云々という枠以上に、社会における自分という意味では、そういう部分に使命を感じています。だから、私の目指しているのは、最近流行りのノマドでもないし、ピカピカの大企業を作ることでもなく、『革命家という生き方』、これだなと。でもって、現代の革命って何かって言ったらビジネスを通じて、業界を変える。そしてそこから社会を変える、そういう経済活動による社会変革だと思ったんです。
 そういう部分にコミットする企業家は、今の時代、絶対に一定数必用だし、そういう人の数が増えないといけない時代なんだろうなと思っています。だから僕はそこに人生を捧げている挑戦者たちとともに在る、生きるって、決めているんです」

実際彼は2013年にミュージシャンとしてデビューするなど、いままでの企業家とは違う異彩を放っています。

しかも通常のファンクラブビジネスとは違った運営をしていて、ここにも「ちっちゃな革命」を起こしている。

こういう古いものを「創造的破壊」ができる「ビジネストロリスト」が今後の成功者の鍵となるのではないでしょうか。





リアル店舗でリストマーケティング  峯島忠昭


ネット起業家の仕事はネットで完結しなければならないわけではありません。

水戸大家の峯島忠昭氏は、不動産業とネットビジネスのハイブリッドモデルとして成功しているのですが、そもそもは

「川島さんに言われて集めたリストが手元にあったんですけど、最初何をしたらいいかもわからなかった。考えたら、以前畑岡光宏さんが、メルマガ読者と無料面談やったら儲かるよ」って言ってたのを思い出して。とりあえず僕も真似してみたんです」

ネットで集めたリストと不動産投資をしたい人との無料面談。
不動産投資位は初期投資額が大きく、専門的知識も必用なため、始めたい人にとってこの無料面談は大きな魅力でしょう。

ところでなぜネット上で完結せず、リアルビジネスと組み合わせたのでしょう。
峯島氏はネットビジネスの世界はパイが決まっているといいます。

「(目標は)路面展開ですね。普通にリアル店舗を出そうと。ネットビジネスってパイが決まっているんですよ。その決まったパイをみんなで取り合っている感じですね。『ここ俺、ここ俺、じゃあここ俺』みたいな感じで。パイの数は変わらないのに、そのお客さんに対してみんなアプローチしていると。僕が考えているのは、ここ(ネットビジネス)のパイ以外のところで(顧客の)リストを取っていこうと。多店舗展開して、そこでリスト取れたら強いじゃないですか」

そこでハイブリッドモデル。

「ネットでリスト集めて、売っている業者っていうのは他にもあるんですよ。でも、うちほど徹底してやっているところはないんじゃないですかね。集まったアドレスに対して無料面談して、対面で売るっていう。これまでは、不動産を買う人っていうのは押し売りされるみたいな状態だったわけじゃないですか。でも無料の面談に来る人っていうのは、最初から「教えてください!」って来るわけで。たいてい、お茶菓子持ってきてくれますからね。そういう人に対して、質問に答えて、「じゃあ、ご希望に合うものをご紹介しますんで、と」」
お客様の側も面談したうえで薦められれば購入しますよね。
しかもその面談相手が、実際に不動産投資で成功した峯島氏本人とあっては、なにか憧れのスターに会いに行くようなものですから。

実は今回、本書を読んだなかで一番このモデルが参考になるのではと思いました。
業種や商品の種類を問わず、ネットの活用方法として一番有効なのではないかと思ったからです。

ネット起業というと全てオンライン上で完結するように思われがちですが、一番重要な部分には対面という商売の基本にもっていくこの流れ。

非常に上手いと思います。



★オークションで成功する秘訣  岩佐忠幸


手軽な副業として人気のあるネットオークションですが、安定してそれなりの収入を稼ぐのはなかなか難しいものです。

中古カメラのネットオークションで累計6億円もの売上を記録し、その後そのノウハウを販売、さらには「岩差塾」を開講した岩佐忠幸氏はネットオークションで成功する秘訣をこう語ります。

「オークションで成功する秘訣? お金の手放し方だと思いますね。それが遅い人は悩んでいるうちにやられてしまうので、どれだけ早くやって取り戻すか。100円のバナナと110円のバナナをスーパーに行ってゆっくり比べてっていう人はだめてすね」
即断即決。

そういえば岩佐忠幸氏自身、もともとカメラマンでしたが、中古カメラの販売が儲かることに気づくと、自分が所有する機材を売ってしまい、さっと中古カメラ販売に本業をシフトする変り身の早さをみせています。

そんな岩佐氏がもう一つアドバイスしてくれています。

「オークションで挫折する人って、薄利多売すぎることをやっているんですよ。せどりとか、やっている人よくいるじゃないですか、あれって私、儲かる気がしないんです。カメラは単価が高いじゃないですか」

単価の高い利益が大きい商品を扱うこと。

すでに中古カメラ販売市場は飽和状態ですが、高額で売れる商品の発掘ができればまだまだチャンスが有るのではと思います。






★とにかく楽しいことに一点集中すること  原田陽平


中卒の元美容師で借金300万円から携帯アフィリエイトで成功をおさめた原田陽平氏

当初は2500円稼ぐまで半年もかかったそうだが

「とにかく、没頭してやりました。今思えば、すごい比効率だったと思いますけどね。それが良かったという面もあると思います。誰かに学んだとかじゃなくて、自分で一からのトライ&エラーで。やっぱりネットで成功している方って、メンターに教えてもらってっていう人が多いと思うんですけど、僕はあんまりそういうタイプではなかった。暗闇の中で、頭ぶつけながら迷路を歩いているみたいな。今でこそ、他のセミナーに行ったりとかありますけど、当時は違う入り口でしたね」

ちょうど携帯アフィリエイトの黎明期で、お手本となる人もいなかったとのこと。
かなり苦労したようです。

しかしその後、始めて1年2ヶ月で10万円稼げるようになり、その半年後には月収100万円に到達します。

そんな原田陽平氏に稼げる人と稼げない人の違いを著者が質問しています。

その答えは


「ぱっと思いつくのが、続けることができるかどうか。諦めないで続ける、結果が出るまで続けるっていうのが、最初に必用なのかなって思いますね。もう一つ、最近感じているのが、「オリジナルでやろうとすると稼げない」。最初は真似をしたほうがうまくいく可能性が高いし、成功するまで早いと思うんですよね。『俺はこういうふうにやりたいんだ』っていう価値観、こだわりみたいなものは邪魔になる」
そしてもう一つ

「そもそも選んでいるビジネスが悪いというケースもあります。『なんでそれをやるの?』みたいなのが結構あるなあって思ってて。そもそもの時点で間違っているというか。でも、こういうのは人から言われてもあんまり気が付かないというか『いや、俺はこれでいく』ってなっちゃいやすいんですよ」

まとめると

「諦めない、成功者の真似をする、選ぶビジネスを間違えない」

ということですが、これらのベースには

とにかく楽しいことに一点集中することが大切です。
「これだけは誰にも負けない」というものがあるといいのです。
旅行者なら旅行、アフィリエイトならアフィリエイト、筋トレなら筋トレ、恋愛なら恋愛、ナンパならナンパという風に特化して楽しむことです。
という原田氏の思想があります。

一点集中して楽しむ。
これがネット企業で成功する奥義なのかもしれません。







まとめと感想


◆タイトルに偽りあり?


まず最初に本書のタイトルに偽りあり! と言いたいと思います。
というのも、本書に登場しているネット起業家たちは決して働かずに楽して大儲けしたわけではないとからです。

ネット起業家というと怪しげな情報商材を売って、濡れ手に粟で稼いでいる人たちという我々の偏見も手伝っているのでしょう。

しかしそうではなく、彼らは相当な労力と時間をかけて、試行錯誤の末、現在の地位を掴んでいます。

ただ、これまでの起業家と違うのは、インターネットという新しい道具を効果的に使ったため、成長速度が爆発的に速かっただけのことです。

働かずにラクに大金を儲けることができるわけがないという道理自体は今も昔も変わっていないのです。


◆即断即決、即行動


今回本書を読んで、彼らの成功の秘訣を抽出してみたいと思ったわけですが、一般的な成功法則と変わらないなというのが正直な感想でした。

先述したように、インターネットという新しい道具を効果的に使ったから成功までのスピードが速かっただけ。

そのスピードが我々が今まで体験したことのない成功スピードだったので時代の寵児ともてはやされ、目立ってしまったんだと。
与沢翼氏のような目立つこともビジネスのうちの人は別です)

ただ、本書に登場している人たち全員に共通するのは、とにかくフットワークが軽く、すぐにやってみるというスタンス。
「儲かりそうだからとりあえずやってみる」というスタンス。彼らは中の良い起業家や尊敬するメンターからのイキの良い情報には脊髄反射で飛びつき、直感や嗅覚、あるいは金儲けの本能とでもいうべき感覚に従って即行動する。
これはインターネットビジネスがほとんどコストもリスクもゼロに近いということがなせる技なのでしょう。

ここにこれからのビジネスの成功のヒントが有ると思います。

限りなくコストとリスクがゼロに近い時代ということは、純粋にアイデアとスピードの勝負ということです。

何もない若者にも人生逆転の大チャンスが与えられるネットビジネスは現代のジャパニーズドリームである
と著者は結論づけています。

これからの時代、どんな業種で起業しようともネットの活用は必須であることは間違いありません。
特に短期で成功したいならいかにネットを活用するかがポイントになってくると思います。

怪しげな情報商材を販売することは僕は賛成しませんが、起業成功のためのネット活用の参考にするなら本書をお薦めします。



本書は著者の水野俊哉様から献本していただきました。
ありがとうございました。


目次


はじめに ネット起業家たちの世界に足を踏み入れて
序章 謎のお食事会に集まった面々
川島和正
原田翔太
峯島忠昭(水戸大家)
岩佐忠幸
原田陽平
与沢翼
菅野一勢
あとがき



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ビジネス書好きはもちろん、出版を目指している人はぜひともお読みください。





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