まいぷら

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ふと思った、KDPは情報起業家の販売ツールとなるかもしれない

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プロブロガーのイケダハヤトさんがKDP(Kindle個人出版)についてこんな記事を書かれています。




で、読んでいてふと思ったのです。

「KDPって、情報起業家の販売ツールになるかも」って。


photo credit: Kindle Paperwhite setup via photopin (license)
 

高額の電子書籍は全然ありだと思う



イケダハヤトさんの記事では、村上春樹さんのこの本について、

電子書籍としてはかなり高額の2000円という金額ですが、村上さんレベルなら数千部はいくだろうと推測しています。

コアなファンがたくさんいらっしゃる作家さんですし、そもそも村上作品はまったく電子化さされていないということもあってプレミア感も出て確実に売れるだろうなと僕も思います。


これまでKDPは、出版する側から見れば気軽な自費出版というイメージが有り、読者側から見れば低額であると同時に内容的にも玉石混交(石が圧倒的に多い)というイメージが有りました。

読んでみたけど内容が薄い。でも100円ならまぁいいか。

そういう経験ありますよね。
安いから許してしまうという。

また、読者からすれば紙代や印刷代、さらには流通コストのかからない電子書籍は紙の本に比べて安いのがあたりまえという感覚もすでに定着しています。

なんかAmazonKindleストアって本のディスカウントショップ的な存在かな。

しかしその「安かろう悪かろう」のまったく逆の方向性もこれからはありかなと。

村上春樹さんのようなビッグネームで実力のある作家さんが、紙の本では物理的に無理なボリュームの本を電子書籍で高額で売り出すというのは十分方向性としてあるなと。

すでにKindleでいろんな作家さんの全巻まとめものとか出てますよね。
物理的にかさばらない電子書籍ならではの高額本が、これからは登場してきそうです。



KDPは情報起業家の販売ツールになるかも


ところで、イケダハヤトさんの記事ではKDPでの高額少量販売についてその可能性に言及されています。

KDPの著者にとっての魅力はなんといっても印税率の高さ。

紙の本がだいたい定価の10%ぐらいなのに対して、KDPはだいたい70%だといいます。

この印税の率だと

例えば1500円の単行本が印税150円なのに対して、KDPだと1冊200円で売れれば紙の本の印税といい勝負となります。

だから、KDPで低額の本を出す人がたくさん登場するわけですが、内容が良ければ別に高額で出版してもいいわけです。

イケダハヤトさんの記事では


たとえば「ブログで稼ぐノウハウてんこ盛り!ブログ収益化・完全マニュアル」を4,980円で販売するとか。

といったことが書かれていますが、有名プロブロガーのイケダハヤトさんのノウハウが読めるなら僕は買ってしまいそうです。

ニッチな分野なので何万部というヒットにはならないでしょうが、欲しい人にはすごく読みたくなる本でしょう。

こういうニッチな分野での高額少量出版は今後KDPで増えるかもしれません。


ということで、なるほどなぁと感心しつつ記事を読んでいたのですが、ふと思ったのです。

「KDPは情報起業家の販売ツールになるかも」と。



というのも、先日当ブログでも紹介したこちらの本

を読んで間もないからだと思いますが、情報商材を売っている情報起業家の販売手段って、まずお客のリスト(メールアドレス)を集めるという段階が必ずあります。

そのためにサイトを作ったり、客寄せ用の無料商材を作ったり、結構手間のかかることを地道にやっている。

とくにITの知識が少ない方にはネット上での商材の販売システムを作るのが大きなハードルでしょう。

これが面倒くさい人は情報商材をKDPで高額出版してしまえばいいじゃないかと。

利益は70%ですが、うまくAmazonのランキングに登場したり「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で紹介されたりしたら宣伝する必要もない。

そういえば、すでに100円ぐらいの低額のKDPでお金儲け系の怪しい本をみかけます。



まぁ、極論を言ってしまえば、本とういものはすべからく"情報商材"であるわけですから、本の出版と情報起業家との垣根はKDPで非常に曖昧になっていくことはアタリマエのことなのかもしれません。
(内容の善し悪しと社会的信用のレベルはもちろんありますが)

そして、僕は別にそういう状況になりそうなことを危惧しているわけではありません。
(怪しげな詐欺まがいの情報商材を売ってる人には嫌悪感を持っていますが)


ただ、新しい流通システムと新しいテクノロジーが登場すれば、いままでになかった商品と売り方が登場するのは当たり前だし、新しい商品、新しい情報発信者が登場することを楽しみにしているだけです。



そして、僕もいつかは・・・、と心ひそかに企んでいます(笑)。




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