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過去問の問題を解かずに答えを見る勉強法で資格試験を効率よく突破する方法

おはようございます、一龍です。

社会人にとって仕事をこなしながら資格試験の勉強をするのってかなりきついですよね。
これまで”勉強本”を何冊か読んできましたが、効率的で非常に面白い過去問の使い方を提示してくれる本と出会いましたのでご紹介します。
『ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』 から今回は本題の暗記術ではなく、過去問の使い方のポインとをいくつかピックアップしました。

資格試験の勉強に取り組んでいる方は参考にしてください。

 

過去問の使い方のポイント

 

★過去問の選び方

偏差値30の落ちこぼれから、司法試験を一発合格するまでに至った著者。

その勉強に対するスタイルは

「問題を解かずに答えを見る。最初から100%ではなく、最小限の量からスタートする」

というもの。
まず最初にすることは過去問を選ぶことです。
選び方のポイントは

 3〜5年分が掲載されているものがベストです。
 選び方のポイントは、まずインターネットで検索し、レビューや評判を参考にすること。解説が丁寧に書いてあるものがよいでしょう。
 3冊くらいまで絞り込んだら、実際に書店に行き、デザインなども含めて自分の好みに合っているかを確かめます。
 本との相性は勉強を続けるモチベーションにも関わってくるので、直感を大切に選ぶこと。使ってみてしっくりこなければすぐ変えることです。

 

★過去問の最初のステップ

過去問を1冊購入したら次の3つのステップで使っていきます。

◯ステップ1

1日目は目次に目を通し、全ページをパラパラ見るだけです。

目次には、その本にどんな内容が書かれているかが集約されているので、最初に目を通すのですが、最初は、答えを理解せず、頭も使わず、たたながめるだけです。

◯ステップ2

 次に

答えと問題文を照らし合わせます。ステップ1同様、考えずにパラパラ見るだけでも構いません。答えを1問見たらその問題を見る、というふうに1問ずつやっていきます。

 
この過程は、何回か繰り返すようにして、回数を重ねるうちに、少しずつ内容が頭の中にのこっていくと著者はいいます。

◯ステップ3

 答えと問題文に、解説をプラスします。ここでも理解しようとしてはいけません。最初は時間をかけずにパラパラと斜め読みします。

この作業も何回か繰り返し、前の会よりも少しずつ時間をかけてじっくり読むようにしていくとのことですが、面白いのは

 解説を読むときには、読んだ時の素直な感想を記載しておく

というもの。

 人間の脳は、強いインパクトがあればあるほど記憶として定着する

ので、感情をメモしておくと、繰り返し読むたびにその時の記憶が呼び戻され、忘れなくなるというのです。

以上の2〜3のステップを10回位繰り返したら、薄い問題集に移ります。

なるべくいろいろな分野を網羅している定番のものを2冊くらい購入して過去問と同じステップで繰り返していきます。

徐々に知識を広げる感じですね。

 この問題集2冊と過去問1冊の常備3冊をローテーションで回しながら、繰り返し読むようにします。それをまた10回位繰り返したら、次は、新しい問題集や過去問を取り入りていきます。

★ランク分けしてやらないところを決める

本書の過去問の使い方でもう一つ面白かったのが、過去問のランク分けです。

 過去問や問題集を5〜6回ほど繰り返し読むと、よく出る問題とそうでない問題があることがわかってきます。そのタイミングで、頻度を基に問題のランク分けをします。

その方法は

 毎年のように出題されている問題をA、2〜3年に一度くらいの頻度のものをB、めったに出ない問題はCと分類します。Cはやらなくても良い問題なので、無視しても大丈夫です。AかBかのランクを問題の横に直接書き込んでいきます。

この段階ですでにやらない問題が決まるわけです。

そして

 さらに多くの問題に触れていくと、今度は基礎や応用といった難易度もわかるようになるので、それを基にしたランク分けも加えます。私は5段階で分けていましたが、ここではわかりやすくするため、3段階にします。超基準の問題は「++」、基礎の問題は「+」と分けます。応用問題や自分が苦手な問題は「−」とします。これはやらなくていい問題です。

こうして頻度と難易度でランク分けをすると、頻度の高い問題がわかり、その問題をより多くやったほうが合格を目指せるわけです。

同時に、苦手な問題や難易度の高い問題は時間ばかり取られて非効率なので、これらを捨てることで効率アップがはかれます。

★参考書はいきなり読まない

さて最後に参考書の扱いについてです。

著者は

参考書には、絶対に必要な情報が詰まっているわけではない

と言っています。
ですが、参考書を否定するわけではありません。

著者にとって参考書は

「点(答え)」を「線(知識)」に変える、その繋がりを明らかにしてくれる

存在だといいます。

 参考書には、問題集にはない「ストーリー」があります。テーマごとの解説や時系列の説明があるので、参考書を読むと、過去問や問題集で覚えた点と点が、どのように関連しているのかがわかります。

この関連がつながったときにまた、記憶の定着がさらに進みます。

しかしあくまでも過去問が先、問題と答えを知ったうえで、さらに補足という位置づけが参考書です。

感想とまとめ

 

◆過去問一点集中が潔く、しかも効果的

本来本書はタイトルからもわかるように”暗記術”がメインの本です。

いくつか紹介されている暗記法には、僕自身が受験のときに実行していてこれは効果があると思ったものとよく似た方法が紹介されていて、使えるテクニックだと思いました。

ただし、今回は過去問の使い方にスポットを当ててこのエントリーを書きました。
その理由は、過去問の使いたかのキモの部分に暗記術のキモの部分が含まれているからです。

そのキモとは

繰り返し

暗記をメインにする勉強はこの”繰り返し”が勝負の鍵を握っていると言っていいと思います。

著者の勉強方法の面白いのは、過去問に勉強の基点をおいた点。
そしてその繰り返しに集中している点です。
ここまで潔い勉強法はちょっと見たことがなかったなぁ。

本書は司法試験の勉強体験を元に書かれていると思いますが、司法試験のように勉強する分野の広いものであっても、毎年の出題の傾向がすでに出来上がっているものに対しての勉強方法は、本書のスタイルが非常に効果的だと思われます。

僕は今「世界遺産検定1級」を狙っていますが、司法試験と比べれば大した難易度ではないものの、僕の頭には1000位上の世界遺産を覚えるのは至難の業。

しかし、世界遺産検定もある程度問題のスタイルが決まっているのでこの方法が使えそうです。
過去問を基点にした繰り返し勉強スタイルを実施してみようと思います。

◆まとめ

・まず過去問を選ぶ。
・回答を見ながら繰り返し読む。
・徐々に問題集を増やす
・参考書は答えを知ってから

本書はダイヤモンド社様から献本していただきました。
ありがとうございました。

目次

はじめに
序章 学年ビリで偏差値30の私がなぜ、弁護士になれたのか?
第1章 「理解」せずに、ひたすら「答え」だけを見る
第2章 記憶の「思い出し」をゲーム化する
第3章 「なりきり主人公」でモチベーションアップ!
第4章 習慣化するには、「できない」「やらない」をなくせばいい
おわりに

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