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「オデッセイ」【映画レビュー】明るくポップでユーモラスなサバイバル映画。人類は知恵と勇気とジャガイモがあれば生きていける!?

「オデッセイ」【映画レビュー】明るくポップでユーモラスなサバイバル映画。人類は知恵と勇気とジャガイモがあれば生きていける!?

今年映画館で3本目、「オデッセイ」

「オデッセイ」公式サイトはこちら

意外や意外、明るくポップでユーモラスなサバイバル作品でした。
さすがリドリー・スコット監督!

 

 

 

オデッセイ(字幕版)

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「オデッセイ」は人間の強さを教えてくれる、明るくポップでユーモラスなサバイバル映画

この映画、原作はアンディ・ウィアーの『火星の人』。
大ベストセラーSF小説だそうですが、私は未読でして、予備知識ゼロ。

ただただ、リドリー・スコット監督作品が大好きでして、彼の作品なら間違いないだろうということで観てきました。

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物語は火星探査中に嵐に巻き込まれた探査チームは緊急退避しようとするなか、マット・デイモン演じるワトニーが事故に会い、救出することもできず仲間たちは火星を去ってしまう。

一人取り残されたワトニーが火星で、酸素が少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分しかないという絶望的な状況で、4年後に次の探査船が来るまで生き延びようとするというストーリー。

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要するにサバイバル映画なわけですが、観る前は悲壮感漂う重々しい映画を想像していました。

なんせ、前回「白鯨との闘い」を観て、仲間の肉を食べて生き延びるという極限状態の映像を観たところですから。

これはとんでもない困難辛苦を見さされるのかとおうじゃないですか。
ところがこれがいい意味で裏切られました。

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原作を未読なので、もともとこういうテイストなのかどうか分かりませんが、とにかく明るい!

陽気で冗談好きの宇宙飛行士ワトニーが、とにかく明るく、ユーモラスに困難な状況を一つ一つ前向きに解決していきます。

またそのパーソナリティにマット・デイモンがうまくマッチしている(実際のマットがそういう性格かどうかはしりませんが)。

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火星でじゃがいもを栽培し、

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ローバーを改造して脱出の準備を着々と進める。

彼の姿に、人間の強さとは何かをまざまざと見せられる思いがしました。

野生界において人間は何の武器も持ちません。
肉食獣のような強力な牙や爪もないし、草食獣のような足の速さもありません。

でも何万年も生き延びてきたのは、創意工夫、知恵と勇気という武器があったからでした。

この映画は近未来の宇宙開発を舞台にしたSFですが、きっとこの先も人類は考え、勇気を持って行動し、そして工夫することを唯一の武器に生き延びていくのだろうと思います。

あとジャガイモとね。

また、もう一つの人類の武器が仲間との団結と信頼。

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本映画で登場する火星探査のクルーたち。

そして地球で見守るNASAの秀才たち。

協力しあうことで人類は不可能を可能にすることができるということも見事に本作は描いています。

これらの象徴が隊長のジェシカ・チャステイン演じるメリッサでしょう。

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ラストシーンで、自ら行動する彼女の姿にも感動します。

まぁ、劇中では彼女の音楽の趣味がさんざんこき下ろされますが。

そうそう、劇中では彼女がハードディスクに残した80年代の音楽がBGMで使われます。
これがまた、ポップで本作を明るくします。
妙に火星の風景にディスコミュージックが合うんですよ。

僕は年齢的にこの選曲は好きですね。
ぜひ音楽も注目してぜひ音楽も注目して映画を楽しんでください。

おまけ

これは言ってもしかたのないことですが、この作品中ひとつ残念に思ったことがありました。

ワトニー救出のためにNASAに協力するために中国のロケットが登場するのです。

宇宙開発の現状を考えると、すでに有人宇宙飛行と月へ無人探査機を送った中国が日本よりもリードしていることはわかります。

 

それに、もっと大人の事情を言えば、中国資本がハリウッドに大量に入っていることを反映しているわけです。

だから映画でも中国のロケットが協力するわけですが、日本はこんなことでいいのかと、劇中にふと現実に帰ってしまいました。

映画に日本のロケットが登場していたら「おおっ!」となったと思うのですが。

そこは残念な点でした。

 

オデッセイ(字幕版)

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