【雑学】「急がば廻れ」って、どこ廻るの?

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photo credit: Ice flower via photopin (license)

「急がば廻れ」って、どこを廻るの?

「急がば廻れ」という諺がありますよね。

意味は皆さんご存知のとおり

急いで物事を成し遂げようとするときは、危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だということ。

では、この語源はご存知でしょうか?

そもそも、どこのことを「廻れ」と言っているのでしょう。

この言葉、語源は室町時代の連歌師宗長の歌

「武士(もののふ)のやばせの舟は早くとも 急がば廻れ瀬田の長橋」

に由来するものだそうです。

で、「やばせの舟」とは琵琶湖湖南の草津宿から大津までの「矢橋の渡し」のこと。

東海道を京都に向かうとき、草津から大津まで舟で渡れば早かったのでした。

しかし、ここは比叡山から吹き下ろす突風、比叡おろし(比良颪)のために舟が転覆する事故がしばしばあったそうです。

なので、急いでいても陸路「瀬田の長橋」(瀬田の唐橋)を渡ったほうが結局は早道だということを教える歌なんですね。

ということはつまり、急がば廻れという諺は、実は琵琶湖の水難事故の多さを警告した歌が語源であり、”廻れ”と言われる障害物は琵琶湖のことだったんです。

ということを、こちらの本で初めて知りました。

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