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「10クローバーフィールド・レーン」【映画レビュー】異色のサスペンス作品は J.J が仕掛ける壮大な謎解きの一部なのか?

「10クローバーフィールド・レーン」【映画レビュー】異色のサスペンス作品は J.J が仕掛ける壮大な謎解きの一部なのか?

今年映画館で観る7本目、「10クローバーフィールド・レーン」に行ってきました。 

「10クローバーフィールド・レーン」の公式サイトはこちら。
 
とにかく異色の映画で期待以上に楽しめましたが、僕らはどうも色んな意味でこの映画には騙されているんじゃないかな。

そして気になるあの映画との関係は結局どうなんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

「10クローバーフィールド・レーン」は J.J が仕掛ける壮大な謎解きの一部なのか?

 

密室、3人、謎の状況が生み出す異色のサスペンスにずっとハラハラドキドキ

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本作品は「”あの映画”の続編か?」などと騒がれていますが、まずは本作品の単体としての感想から。

正直いって面白かった。

シェルターという密閉された環境。
出演者は3人。
ちょい役の助けを求める女性と電話で声の出演をする男性を含めても5人だけ。
しかもシェルターの外では何が起こっているのか最後までわからない。

こういうかなり制限された、シンプルな舞台設定での物語の進行ですが、謎が謎を呼び、疑心暗鬼がずーっと続くというなかで、ふと疑いが晴れて安心できるシーンがあったりします。

心理的揺さぶりが非常に上手い。

サスペンスでありパニックものでもあり、スリラーともいえる作品で、かなり楽しめると思います。

ジョン・グッドマンの怪演が光る!

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なかでも光ったのがシェルターの主、ハワード役のジョン・グッドマンの怪演。

ジョン・グッドマンというとグッドマンの名のとおりとってもいい人の役が多くて、実際全然悪人顔じゃないのですが、この作品においては善人なのか悪人なのかわからない役を見事に演じています。

非常にまともなことを言って、「本当はいい人?」と思わせておいて、突然キレて「やっぱり悪人?」とも思わせる揺さぶりが絶妙。

クールな無表情な演技で善人にも悪人にもなりきらないのも上手い。
おそらく彼でなければこの作品は成り立たなかったのではと思います。

メアリー・エリザベス・ウィンステッドがどんどん魅力的になる

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一方主役のミシェル役はメアリー・エリザベス・ウィンステッド。

僕は正直言うと大きな目がギョロ目気味でこの方のお顔は好みではないのです。

が、不思議なことにどんどん魅力的になっていく。

おそらく意図的に演じているのでしょうが、冒頭の彼女とエンディングの彼女は別人のよう。

その変貌ぶりも見どころかと。

「クローバーフィールド HAKAISHA」との関係は?

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さて最後に「クローバーフィールド HAKAISHA」との関係について。

 

 
監督こそ初の長編となるダン・トラクテンバーグさんですが、制作陣はJ.Jをはじめ「クローバーフィールド HAKAISHA」と同じ人が参加しています。

しかもタイトルもかぶるとなると「クローバーフィールド HAKAISHA」の続編かと思いますよね。

「クローバーフィールド HKAISHA」は巨大生物がニューヨークを襲ってくるパニック映画でしたが、避難者がハンディカムで撮っているという設定で、それはそれで斬新でした。

ただし、映像が揺れるので酔いそうでしたが。

J.Jははっきりと続編ではないと否定しています。

ですが、2つの作品に関連性があることは認めていますし、そのつながりには「大きな考え」があると言っています。

そこで念のため「10クローバーフィールド・レーン」を観たあと、「クローバーフィールド」を観直してみましたが、はっきり言って関連性がよく分かりませんでした。

一部ではハワードが食事のときに飲んでいた飲み物が、「クローバーフィールド」でロブが務めていた会社の製品だと言われていますが、だからといってこれが2つの作品を結びつけるキーとは思えません。

ただ、J.J が言う「大きな考え」、そしてエンディングから考えて、「10クローバーフィールド・レーン」は、一連の大きなシリーズ作品の一つのピースとなっているのではないかと想像します。

おそらく続編、あるいはまた切り口を変えた関連作品が登場するのではないでしょうか。

つまり、「クローバーフィールド」も「10クローバーフィールド・レーン」もJ.J が仕掛ける壮大な謎解きの一部ということ。

次の作品を待ちましょう。

 

 

 

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