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『ビジネススキル大全』より学ぶ、藤井孝一氏の大量インプットのポイント

おはようございます、一龍です。

今日ご紹介するのは藤井孝一さんの『ビジネススキル大全―――2時間で学ぶ「成果を生み出す」全技術』 です。

本来この本は、そのタイトルからもわかるように、ビジネスの現場で成果を生み出すためのビジネススキルを、参考となるビジネス書とともに40個紹介するスキルガイドです。

ですが、私が注目したのは著者のインプットの方法でした。
本書のベースとなる、ビジネス書を大量に読み大量にインプットする方法は一体どのようなものなのか。

今回は 第2章 学びを稼ぎにつなげる発想法&読書術 から、著者のインプットに関わる部分をピックアップしてみました。

 

藤井孝一氏の大量インプットのポイント

★私が毎日書評を書き続けるわけ

ジェームス・W・ヤングの『アイデアのつくり方』を読んで、「アイデアは組み合わせで生まれる」と知った著者は大量インプットがカギであることに気が付きます。

 要は、情報を集めて放っておけばひらめくわけです。ひらめきはいつやってくるかわかりませんが、情報を集める事はいつでもできます。しかも、「一般的な知識は常に集めて蓄積しておきなさい」とヤングは言っているのです。ですから、継続的にアイディアを出すために、情報のインプット作業を習慣にしようと思いました。具体的には本を読むことです。一般的な知識を詰め込んでおく必要があるので、幅広く興味のある分野でも、また興味のない分野でも関係なく雑食でいこうと思いました。

そしてただインプットするだけでは習慣化できないので、アウトプットすることを自分に課し、それで書評メルマガ「ビジネス選書&サマリー」を始めたそうです。

★このスキルを活用するコツはインプット!1日に10冊の本に目を通す

 

 「猛烈なインプット」を日頃からしておけば、アイデアは案外簡単に浮かんでくると思います。アイデアが浮かんでくる体質になるのでしょう。インプットを常にやっていると、自然とそういう体質になっていくのだと思います。無意識のうちに関係のない情報と情報が頭のなかで組み合わさって意識下に降りてくる感じです。

その著者の「猛烈なインプット」は多読。
著者は書評メルマガを発行しているため、たくさん献本が送られてくる上に、自分でも購入するそうです。 
 
 
 そうした本を1日に10冊は目を通します。目次や中身はパラパラとめくって、目が留まった個所を熟読していくのです。プライベートでは小説も読みます。小説の場合はしっかりと1ページずつ読んでいきます。小説の場合はビジネス書と違い感受性や情感を養ってくれるので、感情移入しながらのめり込むように読むといいでしょう。

★読書の第二レベルは点検読書

M・J・アドラーとC・V・ドーレンの著書『本を読む本』では読書を4つのレベルに分けて、読む手順と方法をわかりやすく解説してくれています。

第一レベルは漢字や言葉を覚え、大体の本なら読めるレベル。
多くの日本人はこのレベルです。

著者は次の第二レベルがビジネスパーソンに必要のスキルだと言います。
では読書の第二レベルとはどんなものでしょう。

 
 点検読書の目的は、入念に読む価値があるかどうかを調べることです。調べていくうちに読む必要がないという結果になるかもしれません。読む必要のない本のために時間を費やすのはもったいないですから、それを調べるための点検読書は重要だといえます。

★「点検読書」の手順

「点検読書」の項目を挙げておきます。
詳しくは本書でご確認を。

ステップ1 表題や序文を見る
ステップ2 目次をを調べる
ステップ3 索引を調べる
ステップ4 カバーに書いてあるうたい文句を読む

以上の4つのステップで、読む必要があるかないかを判断します。さらに「点検読書」は次の段階へと進みます。
ステップ5 その本の議論のかなめと思われるいくつかの章をよく見る
ステップ6 ところどころ拾い読みしてみる
 

★ビジネスパーソンたちには「点検読書」で十分

本来はこの後、第三レベルとして「分析読書」があります。
ですが、

 私は、第二レベルの「点検読書」でも十分だと考えています。なぜならば、私たちの目的は限られた時間で、できる限り多くの情報を手に入れることだからです。

★さまざまなビジネスシーンで必要なスキル

こういった「本を調べる」ような、さっと目を通す読み方は、本をたくさん読む人はしているものです。
そして実はこのスキルはビジネスの様々なシーンで知らず知らずのうちにしているし、必要なスキルです。

 要は「本を選ぶスキル」「情報を選択するスキル」といってもいいでしょう。このスキルはビジネスシーンでは随所で発揮されます。
 仕事関係の参考資料や書籍、インターネットの文字情報など、短時間で読まなければいけないものは案外多いものです。企画書や提案書を作るときや、会議で発言しなければいけない時など、いちいちじっくりと読んでいる時間はありません。そんなときは、この「点検読書」で対処できるはずです。

★ビジネスパーソンにとって読書は素振り、読書を習慣化するために

かつて長嶋茂雄監督は松井秀喜選手に正規の練習以外に3年計画、千日の素振りを課したそうです。

 ビジネスパーソンにとって、この素振りに匹敵するのが読書です。読書を習慣にした人は強いです。習慣化のためには、本を読む時間を決めておくことが必要だと思います。私は10年以上前から朝8時から9時30分までを読書の時間と決めています。
 もう一つ習慣化のために必要なことは、読書せざるを得ない状況を作ることです。たとえば、書評のブログを始めるといいと思います。1週間に1回のペースでもいいですし、3日に1回でも、自分に合ったペースで更新すればいいのです。本を読んで仕入れた情報を、ブログにアウトプットしてしていけば自分の頭の中にその情報が定着しますし、読書の励みにもなります。周囲に「1週間に1回、必ず更新します」と宣言して自分を追い込んでみるのもいいかもしれません。

感想

最初に書いたように、本書は本来、ビジネススキルを参考になる本とともに紹介している本です。
本書の目的通り、本来の使い方をしていただければと思います。

ただ、僕個人としては、どうしたら大量にインプットできるのかという点がどうしても気になるところでしたので、今回のエントリーでは上記のようにまとめてみました。

そもそも各ビジネススキルは重要ではあるものの、極論ですが個々の課題に対応するためのテクニックにすぎません。

飢えた人に魚を与えるのか、それとも魚の取り方や養殖の仕方を教えるのかという喩え話に似ています。

その時々に必要なスキルを身につけるための方法、スキルを知るための方法を身につけるスキルこそが人生を生き抜いていくためのベースとなりますよね。

長嶋が松井に正規の練習以外に千日の素振りを課したのはまさに象徴的です。

40年にも及ぶ職業人としての人生で”素振り”をしつづけたら、時間が経てば経つほどその差は歴然としてくることは間違いありません。

ただ、よほど本が好きでないかぎり一人ではなかなか続かないの事実。

ブログで公開したり、仲間をつくって読書会を開くなど、アウトプットの場と仲間をセットで持つことをオススメします。

多分僕もこのブログをやってなかったらそんな日本を読んでいなかったと思います。
まずはツイッターなどで感想をつぶやいてみることからスタートしてみてはいかがでしょう。

きっと小さな変化があると思いますよ。

本書はダイヤモンド社様より献本していただきました。
ありがとうございました。

目次

はじめに

第1章  問題を素早く解決するための思考法
第2章  学びを稼ぎにつなげる発想法&読書術
第3章  スキルを使いこなすためのビジネス基礎力
第4章  重要なことに集中する自己管理法
第5章  ヒットを作り出すコンセプト設計/戦略
第6章  人間関係を円滑にするコミュニケーション術
第7章  人を動かしチームで成果をあげるマネジメント法
第8章  成功と幸福を導く人生設計
第9章  秘めた思いを形にする自己実現法
第10章  潜在意識を変えて富を手にする成功哲学
おわりに

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