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「ジェイソン・ボーン」【映画レビュー】アクションはさすが!だけどボーンはなんのために戦うの?

「ジェイソン・ボーン」【映画レビュー】アクションはさすが!だけどボーンはなんのために戦うの?

今年映画館で観る11本目、「ジェイソン・ボーン」

「ジェイソン・ボーン」の公式サイトはこちら

旧3部作のファンである僕は迷うとこなく観に行ったのですが、うーむ・・・となってしまったのでした。

 

ジェイソン・ボーン (字幕版)

 

 

 

 

 

 

ジェイソン・ボーンが帰ってきた!

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「ボーン」シリーズは「ボーン・アイデンティティー」(2002)、「ボーン・スプレマシー」(2004)「ボーン・アルティメイタム」(2007)の過去の3部作で完結していました。

なのに9年の歳月を経て新シリーズとして再開する。
これはファンとしては嬉しいことではあります。

「ボーン」シリーズはスパイアクションものですが、「007」シリーズのような荒唐無稽さもなく、ミッション・インポッシブルのようなド派手なアクションもない。

どちらかというと地味系。
しかし生身の人間のアクションというリアルさが感じられて、僕はこのシリーズが大好きでした。
ストーリーも凝っていたし、3部作の最後までハラハラ・ドキドキさせてもらいました。

そんな「ボーン」シリーズが再スタートするということで、昨日映画館に観に行ってきたのですが・・・。

感想などを書いてみたいと思います。

まず、マット・デイモン。
僕とそれほど変わらないお年なわけで、正直言うとアップになった時、「年取ったなぁ、オッサンになったなぁ」という感じは否めない。

昨年の「オデッセイ」のときはそんなに実年齢を感じさせなかったのですが、本作はなんというか、積み重ねたものをスクリーン越しに感じました。

チェイスシーンはさすがの一言、ただしカメラが揺れすぎて酔いそう

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しかし、いざアクションシーンが始まったら、そんな年齢云々は吹っ飛びます。

最初のギリシアでのバイクチェイスシーン。

「ああ、これだよ、これこれ!これこそボーン・シリーズだ!」というテンポの速いハラハラドキドキ超高速チェイス。

これを見れただけでファンとしてはもう満足といった感じです。

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ただし、このシリーズは臨場感を演出するためにハンディカメラで撮影したような”揺れ”を多様するのも特徴の一つでした。

その伝統を本作も引き継いでいるのですが、どうも揺れが大きくなっているような気が。

チェイスシーン途中からなんだか酔いそうになってしまいました。
この傾向は格闘シーンなどアクションシーン全般にいえることで、ちょっとやりすぎではないかと。

途中カメラを振りすぎて、被写体がよく見えず、なんだかわけが分からなくなることもありました。

特に最後のラスベガスでのカーチェイスはすごい迫力で、歴代シリーズの中でもハイレベルなんだけど、カメラの”揺れ”もハイレベル。

とはいえ、ボーン・シリーズらしさが健在だったことがファンとしては嬉しい限りです。

アリシア・ビカンダーが素敵すぎる

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本作品中でひときわ光を放ったのがCIAの情報局長リー役のアリシア・ビカンダー(ヴィキャンデル)。
「リリーのすべて」に出演していた女優さんということですが、僕はこの方を見るのは初めて。

知的な美貌に見とれてしまいます。

自分の野心のためなら何をするかわからないといった雰囲気を最後にちらっと見せて終わりますから、旧作のニッキー以上に、今後のストーリーの重要なキーパーソンとなることが予想されます。

はたしてボーンとはどんな関係になっていくのか、とても楽しみになってきました。

ストーリーにもう少し工夫が欲しかった

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さて、旧シリーズに比べてアクションはまったく見劣りしない新シリーズですが、唯一難点というとそのストーリー。

よくわからないのですよ。

旧シリーズでは自分の記憶を取り戻していく中で、大きな陰謀が暴かれていく非常に凝った内容でした。
また、ボーン自身も自分のためという戦う理由があったのです。

ところが新シリーズではボーンの戦う意味がいまひとつ説得力がない。
このひとはべつに世界の平和のためとか、正義のために戦いたい人ではないと思う。

それに本作では最初から誰が本当の悪役かわかってしまうのも難点。

新シリーズ最初の作品ですから本格的な展開はこれからなのかもしれませんが、この映画単体で見るとちょっとストーリーにひねりがなかったかなと思います。

現実世界が怖くなる

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さて、最後に映画とはあまり関係のないところで思ったことを。

前述したように本作の現実主義な作風が僕は好きです。

わけの分からない秘密兵器を駆使して不可能を可能にする映画も面白いですが、やっぱりツッコミどころが多い映画というのは「そんなわけ、ねーだろ!」と、観ていて醒めてしまうもの。

しかしあまりに現実的すぎてもちょっと怖いなと思ってしまいます。
というのは、この映画のラストに繋がるところで、テック系の発表会場に展示してあるデジタルデバイスをボーンが使うのですが、発信機にしても集音マイクにしても現実に売られているんですよね。

つまり、ボーンのやったことを現実に誰でもできるんです。
これなんかすごく怖い。

一昔前だったらそれこそSFに近いような秘密兵器が、普通に売られている世界に僕たちは生きているんだなと。

そんなことを思ってしまった映画でした。

 

ジェイソン・ボーン (字幕版)

 

 

 

 

 

 

 

ボーン・レガシー (字幕版)

ボーン・レガシー (字幕版)

 

 

 

ボーン・スプレマシー (字幕版)

 

 

 

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