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「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」【映画レビュー】オールドファンには鳥肌モノシーン満載、ただしひたすら暗く、重く、シリアス(ネタバレあり)

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」【映画レビュー】オールドファンには鳥肌モノシーン満載、ただしひたすら暗く、重く、シリアス(ネタバレあり)


今年映画館で観る12本目、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」 

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」の公式サイトはこちら

 エピソード4からのスター・ウォーズファンとしてはものすごく期待して映画館に向かいましたが、見事に期待に答えてくれると同時に、かなり評価の難しい作品でした。

多少ネタバレもありますのでご注意を。

 

 

 

 



 

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」、オールドファンには鳥肌モノシーン満載、ただしひたすら暗く、重く、シリアス


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まずはよかった点を。

もうご存知だと思いますが、本作「ローグ・ワン」は1977年に公開された「スター・ウォーズ」(現在はエピソード4 「新たなる希望」となっている作品)の直前の物語。

そのため登場するメカはXウィングにしろタイファイターにしろATーATにしろ、とにかくオールドファンにはたまらない。

特に最後の30分の大戦闘シーンは圧巻。

南国のビーチのような場所でのATーATの戦闘シーン。
旧作では雪原でのシーンでしたから「こんなシーンも見たかった!」というファンの要求に見事答えてくれています。

しかも足が弱点という設定はそのまま。

また、すごかったのはCGを駆使しての表現。

40年前の模型で撮影していた頃には表現できなかった、Xウィングとタイファイターの大編隊の乱戦はSF作品でありながら実際の空戦のリアリティを感じられます。

いやすごい。

このこれでもかこれでもかというオールドファン涙物のシーンラッシュが続いて、最後の最後約5分?いや3分くらいかな?ついにダース・ベイダーが登場。

これがめちゃくちゃ強い!!

ライトセイバーでバッサバッサと反乱軍兵士を切り倒していく姿はもう鳥肌が立ちます。
この勇姿をまた見れただけでもお金を払った価値があったというものですが、この直後あの方が登場。

「後ろ姿だけだろう」と思った瞬間顔アップ!

「えっ?」となったと同時にあまりに驚いて腰が抜けそうでした。
多分というか間違いなくCGなんだけど、凄くリアル。
エピソード4につながる重要なシーンでしたが、違和感は全くありませんでした。


いや本当にオールドファンとしてはたまらない満足させてくれる作品でした。


新登場のキャラクター、チアルートがかっこいい!


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さて、メカニカルな部分ではオールドファンに対するサービスが多い作品ですが、本作で新たに登場するキャラクターもかなり魅力的。

なかでもドニー・イェン演じる盲目の戦士チアルートはかっこよすぎ。

もともと僕はドニー・イェンのファンだったし、しかもスター・ウォーズシリーズで初めてアジア人が出演するということで、どんなアクションを見せてくれるのか楽しみにしていましたが、やっぱりすごかった。

カンフーアクションがスター・ウォーズに合うのかという疑問もあったけれど、作品を見る限り違和感もなかった。

もともとスター・ウォーズジェダイの騎士にはアジアンな神秘性を感じさせるものがあったためか、棒術でストームトルーパーたちをバンバン倒しても「ああそういうものなのね」と納得してしまいました。

もっとも、ストームトルーパーのアーマーは全く防御力がなくて棒で叩いたら気絶するのか!?という突っ込みどころではあるのですが。


ひたすら暗い、重い、シリアス、そして詰め込みすぎ


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さて、ここまで良かった点を挙げてきましたが、正直言って本作品の評価は難しいです。

というのも、まずは作品全体を通してとにかく暗くて重くてシリアスすぎる。

スター・ウォーズって「ウォーズ」ですから戦争が続いている結構シリアスな物語なのですが、そのなかでも「気は優しくて力持ち」のチューバッカや、「おせっかい」なC3-POと「頑固」なR2-D2の掛け合いとか、ユーモラスな笑えるシーンもあったわけです。

ところが本作品は殆ど笑いはない。

一応、上記3キャラクターを足して割ったようなが役割のK-2SOが登場しますが、そこまでハチャメチャではないし、見た目が怖い。

だから作品一本まるまる気を抜けるシーンがまったくなくて、とても重い。

しかも最終的に登場キャラクター全員死亡というなんとも救いがないストーリー。
(親会社がディズニーになってもこういう作品ができるというのは評価したいところ)

一応本作では「希望」という言葉がキーワードとなっていて、エピソード4の副題「新たなる希望」につながる「希望」を手に入れるストーリーとなっているのですが、これが究極の自己犠牲の上に成り立つという、なんとも重い作品なのです。

まぁ、これは外伝作品として全員死なないと、エピソード4以後に「なんであのキャラクターは出ないの?」ということになるので致し方ないのでしょうが、それにしても何か方法はなかったのかと思ってしまいます。


また、本作最大の問題は完全に時間が足りず詰め込みすぎという点。
前半の目まぐるしく舞台が変わるところはもう話についていくのがやっと。

また、非常にもったいないのは主役のジン・アーソの生い立ちを語るのに精一杯で、その相手役のキャシアン・アンドーに関しては重要なキャラでありながら全くその生い立ちや考えを描ききれていないという点。

本当に短い本人のセリフで「思い計る」しかないのはいかがなものか。

まぁ、そういったこともあって、ジンと心通うシーンが特に無いままラストを迎えるので、最後のジンとのシーンが取ってつけたようになってしまっています(このシーンはいらんやろ)。



そして時間が足りないということでさらに言うと、普通スピンオフ作品でも本編の続編でもその作品単体で見ても大丈夫なように、設定やキャラ説明などフォローしてくれているものですが、時間が足りないからその余裕もない。

本作品に関しては、必ず予習していくことをオススメします。
できればエピソード1⇒2⇒3⇒4の順で4本とも、それが難しかったら4だけでも観てから映画館にいくと「ああ、ここにつながるのか」と楽しさ倍増です。


ということで結論としては、3時間映画にするべきでしたねということです。



まとめ


ということで、この作品の評価をまとめると、オールドファンには満足いく作品。
ただし、これまでのスター・ウォーズシリーズと違って、ある意味一番「ウォーズ」、つまり戦争映画となっています。

また、初めて見る人にとっては予習が必要な、ちょっとハードルの高い作品と言えるでしょう。

ともかく監督のギャレス・エドワーズはものすごいプレッシャーがあっただろうし、作品上ストーリーの制約もあったでしょうが、十分シリーズのクオリティを維持しつつ、ファンを楽しませてくれたと思います。

感謝!

で結論。

絶対見るべし!!

 

 

 





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