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「ゴースト・イン・ザ・シェル」【映画レビュー】スカーレット・ヨハンソンの少佐はいい!ただちょっとね・・・

「ゴースト・イン・ザ・シェル」【映画レビュー】スカーレット・ヨハンソンの少佐はいい!ただちょっとね・・・

ゴールデンウィーク中に今年これまで映画館で観た映画のレビューをどんどん書いていますが、5本目は「ゴースト・イン・ザ・シェル」(4月8日に観ました)。

ご存知日本のアニメ「攻殻機動隊」の劇場版、押井守監督作品「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の実写版です。


ゴーストインザシェルのオフィシャルサイトはこちら


 

 

 

 

 

「ゴースト・イン・ザ・シェル」、見事な映像表現!スカーレット・ヨハンソンの少佐もいい!ただちょっとね・・・おしいんだなぁ

 

少佐の誕生シーン、無国籍アジアンな街並みなど映像の完成度高し


原作の「攻殻機動隊」については、好きなジャンルのアニメではあるけれど僕はそれほどファンというわけではない。

だから本作品に対して古くからのファンのように思い入れもそれほどありません。
ただ、本作品を見に行く前に、原作の押井守監督作品は一回ちゃんと観ておきました。

原作との違い等もわかれば楽しめるかと思ったのです。

まぁ、一SF映画ファンのレビューとしてお読みいただければと思います。


さて、総評からです。

僕は「観たことない映像を観たい」という映像フェチ的な映画好きなのですが、そういう点ではこの映画は120点!

冒頭の少佐の誕生シーンもアニメよりも素晴らしい出来と感じたし、舞台となる街並み(香港での撮影)も無国籍的で、それでいて近未来感があって楽しめました。

芸者ロボットや多足戦車なども見応えあって面白い。
これらの映像を楽しむだけでも本作品は価値があるかと思います。


シンプルなテーマでストーリーに没頭できる


押井守監督作品をベースにしているため、数々の名シーンが登場します。
オマージュ的なシーン作りも好感が持てました。

もちろん少佐誕生のそもそもの設定を変更しているあたりは、古くからのファンの間では賛否両論あるようですし、意見の別れるところでしょう。

そんな原作との違いの中で、僕が実写版のほうがいいと思えたのは台詞でした。

押井守監督作品の特徴として、哲学的な複数のテーマを一つの作品に盛り込んで、それを登場人物の台詞でこれでもかこれでもかと畳み掛けるという手法がよく見受けられますよね。

僕は個人的にあれが苦手で、押井作品はいつも映像はすごいと思うのですが、「そんなに盛り込まなくても・・・」といつも思ってしまうのでした。

今回の実写版は、少佐の「自分とは何か」「自分という存在が依ってたつところは何か」といったアイデンティティに関するテーマに焦点を絞って、シンプルにしたところが僕にとっては高評価できる点でした。

この方がストーリーに集中できますから。
好みの問題ではありますが。


スカーレット・ヨハンソンの少佐はいい!ただちょっとね・・・


ということで、素晴らしい映像に満足できるし、テーマもシンプルに絞り込まれていてわかりやすい。

アニメを実写版にすると大ゴケする作品が多いですが、本作品は見事に原作を超えてひとつの完成した作品に仕上がっていると思います。

ただ、1点だけ(いや2点かな)残念でならない点がありました。

それは少佐の擬態ボディ。

太いよ。
太すぎるよ。

これ、どうにかならなかったのでしょうか。

原作と違って白人のスカーレット・ヨハンソンが少佐役をすることについてはいいと思います。
設定の問題だし、現実問題としてアクションをこなせる女優ということではまっとうなキャストでしょう。

ただ、もともとガッチリ体型の女優さんで、その上にウエットスーツのようなもので擬態ボディを表現したら太くなるのは当たり前。

セクシーさが皆無な上に、コントの時に着るお相撲さんのきぐるみを思い出して仕方なかった。

さらにいうと、これはCGの処理の問題なのかもしれませんが、アクションが遅い。
アニメの少佐は当然ながらキレキレの動きをするわけで、そのイメージからいくと鈍足といっていいぐらい遅く感じてしまいました。

これはスカーレット・ヨハンソンのアクションスピードが遅いというのではなく、おそらく映像処理の問題だと思うので、とても残念。

もしかすると予算の問題だったのかな。


次回作があるような終わり方だったので、今後に期待したいと思います。

 

 

 

 

 














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