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「グラディエーター」【教養的映画観賞】戦いと平和と狂乱にローマの風を感じる

「グラディエーター」【教養的映画観賞】戦いと平和と狂乱にローマの風を感じる

いつもは本をメインに紹介している当ブログ。
ですが、「映画から歴史的教養や雑学を学ぶことはできないか?」という想いがずっとありました。

そこで、「歴史に触れることができる」、「その時代を感じることができる」そして「教養や雑学を得られる」ことができそうな映画とその観どころを紹介するシリーズを始めることにしました。

第1回目の今日は、最盛期のローマを体感することができる映画、グラディエーターの紹介です。

 

グラディエーター (字幕版)

グラディエーター (字幕版)

 

 

 

 

 

 

はじめに:「グラディエーター」、戦いと平和と狂乱にローマの風を感じる

 

時代は古代ローマ帝国が最も輝きを放った五堅帝時代の最後。

アウレリウス帝の崩御から帝位を継いだコモドゥス帝にいたるローマ衰退への転換点の時期。

辺境で果てしない防衛戦が続くなかで、平和を謳歌するローマ市民。

この映画は創作で史実とは違いますが、実在の人物をうまく使って物語が作られ、当時のローマの光りと影の部分が描かれています。

歴史教養的観どころ

ゲルマンとの戦い

まず観てほしいのが冒頭のローマ軍とゲルマン人の戦い。
森林地帯での蛮族との戦いが、かなり忠実に再現されています。

「ローマの平和」と呼ばれる繁栄期でしたが、実態は広がりすぎだ辺境地域と、絶え間ない蛮族の侵入に、帝国を維持するので精一杯というのが実情でした。

人類史上比類無い文明を築き上げたローマ帝国でしたが、その繁栄はローマの軍事的優位という薄氷の上に成り立っていたものでした。

ローマ文化の爛熟、そして廃退へ

その辺境での壮絶なゲルマン人との戦いとは対象的なのが、後半のローマでのシーン。

「パンとサーカス」と揶揄されるローマ文化の成熟期から爛熟期に移行する頃の退廃的雰囲気が、待ちの雰囲気やコロッセオで熱狂する姿から感じられます。

そうそう、実際にパンを配っているシーンも登場します。

それにしても、当時世界一の大都市ローマの夜明けのシーンは、もちろんCGなのですが、一瞬ローマにいるような錯覚を体験できます。

当時のローマ市民の見たであろう早朝のローマを体験できるオススメのシーンです。

私怨をはらす

最後に少しだけ個人的な感想を。

全編にわたって、マキシマスのコモドゥスへの復讐劇がストーリーの骨格となっています。

マキシマスはアウレリウス帝から共和政体へ政治を戻すこととそのために帝位を託されますが、イデオロギーや皇帝の意志実現ではなく、あくまでも妻と子供を殺されたことへの復讐劇として描き切っていることが好感を持てました。

その純粋な生き方をラッセル・クロウが見事に演じていてかっこいいです!

基本データ

2000年公開

監督:リドリー・スコット
主演:ラッセル・クロウ
上映時間:劇場版155分

 

グラディエーター (字幕版)

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