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誰も止めないよ、変わっちゃえ!【書評】山崎拓巳(著)『がらっと』 サンクチュアリ出版

おはようございます、ステキな女性の前では無口になってしまう性格をがらっと変えたい一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、山﨑拓巳氏の新刊をご紹介。

自分の性格を変えたいなぁ、性格で損しているなぁと思っている人。
本書には、あなたの性格を”がらっと”変える方法が満載です。

 

【目次】
まえがき
性格を変えるための基本1 見えない壁に気づく
性格を変えるための基本2 ”確固たるもの”を疑う
がらっと01〜56
あとがき

【ポイント&レバレッジメモ】

★05がらっと 悩みから抜け出せる! 質問チェンジ

 誰かにアドバイスをもらって、(考え方を変えた方がいいな)と思っても、なかなか「考え方」を変えられない。
 なぜなら「考え方」とは、自分が自分にぶつけた質問に対して、自分の意図とは関係なく、反射的に出てくるものだからです。<中略>

 反射的に出てくるものなので、「考え方=質問の答え」を変えるのは難しいです。
 でも、「質問」を変えていくことならできます。

 コツとしては、自分を問いつめないこと。
 「どうして大切にされないの?」を
 「どうしたら大切にしてもらえるかな?」と変えてみる。<中略>
 
 ステキな考え方をする人は、ステキな質問によって、ステキな毎日を手に入れているのです。

⇒ 「どうして?」って思ったら「どうしたら?」に変える。

★14がらっと さらっとこなす! もうすでに・・・

 こんなステキな方法を教えてもらいました。
 自分の身に起こってほしいことを・・・「〇〇する準備はできている」と心の中で唱えるんです。
 あーきれいになりたい、もっとお金を貯めたい、ステキな人に出会いたい、というような心の中にある欲求をすべて変換してみる!
 「きれいになる準備はできています」「お金が貯まる準備はできています」「ステキな人に出会う準備はできています」・・・という風に。
 その言葉を使うと、願望がなめらかに深層意識に忍び込み、実現できると思いはじめるみたいなんです。
 すると”深層意識”は、実現するための人、もの、ヒント、などの必要なものを、普段の暮らしの中から拾い集めはじめる。
 そして、それを現実として見せてくれるようになるんですね。

⇒ 「いつでもオッケーだよ」って自分に教えてあげる。

★20がらっと 継続力が上がる! +2アクション

 新しいことをやろうと思ったとき、はじめる前にやめてしまう。
 それはあれこれ条件を考えるから、はじまらないんです。
 だから最初は「スケジュールに入れてみる」でもいい。「電話予約してみる」でもいい。
 一歩目の行動は、どんなに小さくてもいいからその場で起こしましょう。
 それもできれば、”2つ”の行動を。
「こうしたい!」という決意にふさわしい行動を”2つ”とると、脳が「できるかも」っていう勘違いをはじめるらしいんです。
 その小さな「できるかも」の勘違いが雪だるまのように、ころころどんどん大きくなっていって「うまくいった!」にたどり着く。
 (そろそろ部屋を整理整頓しよう)って思っているだけだとそのままになりがちですが、たとえば<玄関の靴をそろえる><机の上の本棚にしまう>っていう2つの行動をとると、”整理整頓ができる人”っていう新しい「自分らしさ」が顔を出します。

⇒ やろうと思ったら、「いまできること」を2つする。

★26がらっと 頭のモードが切り替わる! ヒト・バショ・ジカン

 「最近ワクワクしていないな〜」と感じたとき、簡単にワクワク感を足す方法が3つあります。

1つめは、いつもと違う人に会うこと。
 何年も会っていない人でもいいし、初めて会う人でもいい。特に自分と違う分野で活動している人の話、何を聞いても刺激になるはずですよ。

2つめは、物理的に場所を移動すること。
 「情報は動いた距離の2乗に比例する」とも言われます。

3つめは、時間の使い方を変えること
 できれば今現在予定に入っている、”やめたいこと”をひとつやめることから始めましょう。そこに、自分が心から嬉しいと思う予定を入れてみる。

 そうやって自分になじみのない情報、光や風景、時間に触れることによって脳が活性か、つまりワクワクします。ワクワクすればするほど、知らないものを受け止めて、楽しむ力が自然についていくんです。

⇒ 「知らないこと」を脳に体験させてあげる。

★30がらっと 人との距離が縮まる! アドレス帳使い

 初対面の人でもなじみの人でも、誰かと会ったあとは、その人との会話のキーワードを、アドレス帳のメモ欄に追加するんです。
 検索しやすいように、その人の特徴も「髪が長い」「ハワイ好き」「子どもが2人」「岡山出身」「SE」「大橋さんの友達」などと入力しておきます。

 顔も覚えたいので、もし可能ならば、顔写真をメールで送ってもらいます。<中略>
 〇〇さんからメールがくると、アドレス帳に〇〇さんの顔がぱっと出る。
 すると「あ!思い出した!そうだ、岡山県出身でハワイ好きの人だ〜っ」みたいに、その人と過ごした時間がリアルによみがえります。
 行き来するメールのやりとりで、印象的だったことをメモ欄に”コピペ”しておくのもおすすめ。

⇒ ”出会った思い出”のコレクターになる。

★33がらっと やりたいことがあふれる! ひとり会議

 10分間くらい他のことを考えずに、自分と向き合ってみましょう。
(どうしてうまくいかないんだろう?)(どうして楽しくならないんだろう?)ってダメな原因を探るのではなく、(どうすればもっとうまくいくかな?)(どうしたらもっとたのしくなるかな?)っていう改善策を自分に聞いてみます。<中略>

 他にもおすすめの「自分への質問」が3つあります。

1. 誰に助けてもらったら、うまくいくだろう?
 ほぼ100%の確率で、自分のアドレス帳に登録されている誰かが解決のアイデアを持っていますよ。

2. 自分を幸せにしているもの、自分を不幸にしているものはなに?
 「自分をさらに幸せにするには、なにを加えるといいか?」って聞いてみるのもいいですね。自分を一番幸せにできるのは自分です!

3. このままいくと、死ぬときに後悔しそうなことはなに?
 未来から、特に人生の一番向こう側である「死」から、現在を振り返ったときを想像すると、「うわー自分はなにをやってたのよー!」と気づかされるかもしれません。

 結局、自分の人生にどんどん新たな局面を呼び込める人は、「自分はどんな人生を歩みたいのか?」っていう質問をし続けた人だと、思うんですよね〜。

⇒ 毎日10分間、自分の人生を見つめ直す。 

【感想など】
本書はあのベストセラー

の著者、山﨑拓巳氏の新刊です。

今回のテーマは性格を”がらっと”変える、それも思いのままに変えるということで、56の”がらっと”かわる方法が紹介されています。

誰でも自分の周りの人の性格で、自分にはない気質を持った人を羨ましく思うことがありますよね。

ピシッと仕事をこなす几帳面さ、誰とでもすぐ打ち解けることができる社交性、人を惹き付け、説得力のある話術・・・

今あげたのはワタクシが羨ましく思う自分にはないところで、そういう人を見るたびに「あんな風になれたらなぁ」と思ってしまいます。

でも、普通は「あんな風になりたいなぁ」と思っても、「無理だな、自分にはできないな」と思ってしまう。

自分で自分にブレーキをかけているんですね。

なりたいならなればいいんですよ!
なりたい自分になったらいいんですよ!

難しいと思っているのは、実は自分に対する言い訳なのです。

なりたい理想はあっても、急に変わることが怖かったり、恥ずかしかったり、面倒くさいとか、他人は変化した自分をどう思うだろうとか・・・。

変化に対する自己防衛です。

ここで気がついてほしいのは、変化することにブレーキをかけているのは自分一人だけで、周りの誰も止めていないのです。

変わるのも自分、変わらないのも自分。
すべては自分次第です。

だから自己啓発書で「1分で変わる・・・」とか「人生が一瞬で変わる・・・」といったタイトルをよく見かけますが、これはある意味真実で、自分がその本を読んで「よし変わろう!」と決意し実行しはじめれば本当にその瞬間から自分を取り巻くあらゆるものが変わり始めます。

「そんなこと言ったって、そう簡単に変われない・・・」なんていってる人は、自己啓発書を何冊読んだって今まで通りです(キッパリ)。

さて、第一関門の「変わる」決心ができたら、もう一つ大切なことがあります。

本書でも繰り返し出てきますが、それは自分にとってどう変わるのが幸せなのかをしっかり見極めること。

そして自分の目指す目的地をハッキリさせること。

そういえば普段、漠然と「幸せになりたいなぁ」って思ったりするけど、自分はどういうときが幸せか、どういうレベルに到達したいのかといったことを突き詰めて考えたことはありませんよね。

目的に応じて性格を”がらっと”変えるのは、いわゆる”戦術”の部分ですが、大きな目的であるどういう人生を送れば幸せかという”戦略”がなければどこへ到着するかわかりません。

もちろん人生をがむしゃらに走って、「到着したところが目指したところ」というのもありだと思いますが、やはり自分のめざす生き方や生活スタイルをイメージして、それに向かって進んでいる実感にワクワクするのが楽しいじゃないですか。

人生は振れ幅が大きいほど面白いとワタクシは思っていますが、どんなに振れてもその時々で目標が変わっても、”前に進んでる感”は欲しいですよね。

これがないと人生を走るためのガソリンである充実感とか幸せ感が薄くなりますから。

しっかり自分の幸せについて考える習慣を持ちましょう。

古典的な自己啓発のテーマではありますが、山﨑氏らしい優しい文章と優しい語り口で、すんなり胸に入ってくる本書。

しかも随所にちょっとした山﨑氏らしい工夫やアイデアがちりばめられています。

もし、「自分のこういうところを変えたいなぁ」と思ったら一読の価値ありです。
きっとあなたに合った”がらっと”がここにあると思います。

本書はサンクチュアリ・パブリッシング様より献本していただきました。
ありがとうございました。

【関連書籍】
山﨑拓巳氏の既刊本を紹介

 

「ゆうべは、痩せられる気がしたのに…」 「よーし、やるぞ! と稽古事を始めたのに…」 「1年後は! と1年前は思ったのに…」 「いつかやろう! と参考書を買ったのに…」 「がんばり屋さんの成功話は、あてにならない…」 始められない、飽きっぽい、ズルズル先延ばし、自分に甘い、意志が弱いあなたへ。 出ては消えていく「やる気とのお付き合い」を、ちょっと変えてみませんか。 ・「ぶっ飛んだ夢」で今の自分を書き換える ・目標を明らかにすると「やるべきこと」が少なくなる ・先送りをやめる秘訣は「ちょいとかみ」 ・「問題を把握する」ことで仕事の半分は終わる ・自分に毎日「100点」をあげる …など 「人望」「お金」「いい仕事」に恵まれている人たちが、共通して持っている「やる気とのお付き合い」とは!? 読むだけで行動したくなる。気づいたら、続ける人になっている! 100万人のやる気をアップさせた驚異のメンタルマネジメントを公開。

 

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人生を変えたいとき・・

偶然開いたページがココロに火を灯す、
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