おはようございます、結局3連休は全身筋肉痛でお出かけできなかった一龍(@ichiryuu)です。(今も首から肩にかけてパンパン)
さて連休明けの今日は、当ブログ初登場、佐藤みきひろさんの本をご紹介。
タイトルこそあれですが、中身は至極真っ当なフェイスブックを使った集客術。
これは試してみる価値アリです!
【目次】
はじめに フェイスブックって儲かるの?
第1章 なぜ年間、何千もの中小企業が倒産してしまうのか?
第2章 経営者が本来持つべき力を失ってはいないか?
第3章 フェイスブックが、あなたのビジネスを加速する!
第4章 5つのツールを使いこなした者が勝つ!
第5章 フェイスブック広告を活用し、さらに売り上げを拡大する!
第6章 フェイスブックを使い分けて成功!
第7章 もう集客に悩む必要はありません!
第8章 フェイスブック集客で成功した人たち
第9章 フェイスブックで夢を実現する!
おわりに
【ポイント&レバレッジメモ】
★フェイスブックで集客するためのはじめのステップ
1. USPが伝わるタイムラインの作成
まず、とりかかるべきは、USPの作成です。<中略>
USPとは、Unique Selling Proposition の略で、一言で言えば、ライバルのいない自分だけのオンリーワンの魅力的なウリを持つということです。<中略>自分の専門家としてのインパクトのあるネーミング、魅力的な商品のコンセプト、顧客が喉から手が出るほどほしがるサービスなどを明確に作り込むことです。2. フェイスブックの友だちを1000人作る
まず、あなたにやっていただきたいことは、個人ページの友だちを1000人まで増やすことです。
それから、フェイスブックページのファンを1000人まで増やすことです。
なぜ、はじめに1000人というつながりが必要かというと、口コミを起こすための元になる人数が必要だからなのです。3. 1日15分で完了するフェイスブック運用を開始する
フェイスブックで効果的に集客するための投稿内容を、私は「2対2対1の法則」と名付けました。
具体的には、「パーソナル投稿」「キュレーション投稿」「ほかのメディアに誘導」。この3つの記事を、2対2対1のバランスで投稿していくのです。
★フェイスブック投稿の2対2対1の法則
1. 自己開示のための「パーソナル投稿」
人は事故を開示している人を好きになったり、自分と似たところがあると共感したり、信用したりするものです。2. 専門性のある「キュレーション投稿」で一目置かれる存在に
自分の得意分野に関する情報だけを寄せ集め、価値の高い情報を自分の経験を通じてフェイスブックやブログに投稿することができれば、その情報は多くの人に喜ばれ、また口コミの対象にもなってくるのです。3. フェイスブックをハブとして「他のメディアに誘導」する
あなたの持っているメディアのすべてにフェイスブックの記事のリンクを入れることで、複数メディアに分散している人々をフェイスブックに集めてくることができます。そうすると、フェイスブック以外のメディアをメインで使っている人たちとも、フェイスブックをハブとして、より強いつながりを持つことができるようになります。
★フェイスブック集客のための5つのツール
1. ブログに情報を蓄積し集客につなげる
ブログの一番の利点は、情報の蓄積と整理です。
自分の専門分野に関する記事をブログに書き溜めていくことにより、その一つひとつのキーワードをたどって検索エンジンから多くの人が訪れるようになります。2. ランディングページで効果的に売り上げを上げる
ランディングページとは、見込み客に一番最初に見てほしいウェブページのことを言います。
店舗であれば、店舗検索から表示された1ページ目のことで、商品を販売するために用意されたセールスレターやメールアドレスを収集するために用意されたスクイーズページなども、すべて含めてランディングページと言います。3. ステップメールでセールスし購入につなげる
スクイーズページを使ってメールアドレスを集める場合、ステップメールというツールを活用することにより、自動的に売り上げを上げていくという仕組みをつくることができます。
ステップメールとは、あらかじめ用意したシナリオを複数制作しておき、メール登録した人に一定の間隔でそのしなりをが自動的に届くシステムです。4. YouTubeで高確率に集客・セールスをする
ユーチューブを使う目的は2つあります。
1つ目は、商品やサービスを知ってもらうためです。
2つ目は、商品をセールスするためです。
ユーチューブというサービス自体、グーグルなどの検索エンジンに強いという利点があります。また、一つの動画を見た後にその関連動画が複数でてくる仕組みになっているので、自然と口コミでアクセスが増えていきます。5. フェイスブックページでお金をかけずに集客する
フェイスブックページへの人の集め方としては、大きく三つの方法があります。
1つ目は、個人ページの友だちにフェイスブックページを紹介し、「いいね!」ボタンを押してもらう方法です。
2つ目は、自社のホームページやブログなど他のメディアに、リンクやフェイスブックのプラグインを組み込んだり、名刺やパンフレットなどにもURLを記載して、既存のツールからフェイスブックページに誘導する方法です。
3つ目は、フェイスブック広告から集めてくるというやり方です。有料ですが、性別や年齢、住んでいる地域、学歴、趣味嗜好まで細かくターゲットを設定することができます。
【感想など】
ピンクの表紙。
しかもこのタイトル。
献本いただいたもののかなり胡散臭さを感じておりましたが、読んでみると至極真っ当な集客術の本でした。
それと同時に、あたかも「いいね!」を押し続けてるだけで1億円儲かりますよみたいな印象をあたえるキャッチーなタイトルに反して、それ相応の準備や手間隙がかかる内容であることもお伝えしておきます。
今回、【ポイント&レバレッジメモ】では、ネタバレ自重のため、本書のメソッドの骨格部分だけを紹介しておりますが、これはあくまで骨格部分。
本書内では細部にわたって効果的な使い方のコツが解説してくれています。
そのあたりは本書を直接読んで頂くとして、現在フェイスブックをまだ使っていない方のために説明しておきますが、実はフェイスブックではモノを売ることができません。
楽天のようなインターネットショッピングモールではないのです。
実売に結びつくサイトへ誘導する集客手段としてフェイスブックを使うのが本書の狙い。
ご存知の通りフェイスブックは現在まだまだユーザー拡大が見込めるSNS。
しかもそのサービスは一部の有料広告を除いて、ほとんどが無料で使用できます。
テレビCMや新聞の広告をうつ余裕がない中小企業や個人経営の店舗オーナーでも、コストを気にせず取り組むことができますし、やり方次第ではDMやチラシよりも効果的でしょう。
つまり、SNSは弱者が強者と互角以上の戦いができる可能性を秘めたツール。
ただし、そのためにはコツコツと地道な作業も必要。
その最初の難関は「友だち1000人、ファン1000人」でしょう。
この点に関しては、著者に会社が製作しているこちらのサイトを御覧下さい。
参考になると思います。
ワタクシもフェイスブックは利用しております。
ワタクシの場合は商売のためではなく、実際に会った人とのつながりや出版社さんや著者さんとの関係を維持するためというのがメインの使用目的ですが、ブログへの入り口としての利用も考えて、ブログのフェイスブックページもつくっております。
ところがこのフェイスブックページ、なかなか「いいね!」が増えません。
ずーっと80前後で停滞しています。
『ブログ記事読んで、気に入ってくれたら「いいね!」押してくれるだろう』と思って特に宣伝もしていなかったのですが、この考えはかなり甘かったようです。
一応当ブログの右上にフェイズブックウィジェットを置いてありますが、やはり読者さんにこちらから宣伝はしないといけませんよね。
ということで、本書を読んでまず試してみたのが「友達を招待」。
恥ずかしながら、ワタクシこの機能のこと、本書を読むまでよくわかっていませんでした。
個人ページの実際の友達に、フェイスブックページを紹介する機能なので、これぐらいなら抵抗なくすぐに実行できますし、実際すぐにたくさんの方が「いいね!」押してくださいまして、昨夜のうちに100を越えました。
ただ、自分のブログのフェイスブックページをあらためて見て、「これではいかんな」と反省。
ブログの更新お知らせばかりで、全然おもしろくない。
見に来てくれたお客様を楽しませるという考えが基本になければ、SNSを使った集客は長続きしないと思いますので、この点はこれからの重点課題かと。
もちろん、集客のゴール地点であるブログの内容が良いことは言うまでもない条件ですが(これが一番キツイかも)
ところで、友達1000人とか1000いいね!にはやはり説得力があります。
いわゆるαブロガーさんが運営している有名ブログを閲覧する時に注意して見てほしいのですが、そういうサイトは間違いなく1000以上のいいねがついています。
実際にお会いしたことのない方への友達申請にはちょっと抵抗があるものの、営業活動だと思って、まずはこの1000人を目標に地道に動いてみますか。
さて、最後に
本書巻末には実際に著者のメソッドを実行して、集客増、売り上げ増に成功した方の実例が掲載されています。
さらにはフェイスブックを使った営業方法や、出会い・恋愛・結婚への活用方法まで。
なんか時代は変わったなぁ。
フェイスブック自体がまだまだ発展段階の途中だけに、今後様々な活用方法が誕生するでしょう。
先んずれば人を制す。
始めるのは今でしょう。
本書は講談社の奥山様より献本して頂きました。
ありがとうございました。
【関連書籍】
同著者の既刊本を紹介。
【管理人の独り言】
先日当ブログで紹介したこちらの本も参考になります。
参考記事
昨日はフェイスブックを色々いじったのですが、この本を参考にして、個人のプロフィール欄を書き直しました。