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米で人生思い通り!?【書評】若杉 友子(著)『長生きしたけりゃ肉は食べるな』 幻冬舎

おはようございます、うどんとおにぎりの組み合わせが世界最強だと思う一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、肉好きには衝撃てなタイトルの本をご紹介。

流行に流される前にまずは一読していただきたく、紹介します。
肉以外にも体にいいと思われている食品が、実は・・・、という話しのオンパレードです。

【目次】
まえがき
第1章 なぜ体調不良の日本人がこんなにも増えたのか?
第2章 お米を食べれば、こんなにいいことが起きる!
第3章 ガンによく効く摩訶不思議な料理
第4章 安くて見た目もよい食べ物は、まず疑え!
第5章 食べ物を変えると、身体に奇跡が起きる
第6章 食事を見直せば、赤ちゃんは授かる
第7章 陰陽を取り入れた「食養」こそ食の基本
第8章 身体に良い食べもの、悪い食べ物
第9章 一汁一菜で病気知らずの身体になる!

【ポイント&レバレッジメモ】

★日本人に肉は合わない

 日本人は農耕民族で穀物菜食をしていたため腸が長く、消化に時間がかかります。
そのため、肉のカスが腸内に長く残り、腐敗してしまうのです。
そして、さまざまな毒素が発生し、血液が汚された結果、内蔵や細胞の機能がうまく働くなり、炎症を起こしてしまいます。その炎症が細胞のガン化なのです。
肉に限らず、卵や牛乳などの動物性タンパク質はみな同じような作用があり、腸内環境を悪化させて、毒素を発生します。<中略>
いま国内で飼育されている豚や牛、鶏などの家畜のほとんどは、成長ホルモン剤や抗生物質と言った添加物が入った合成資料で育てられています。短期間で無理矢理大きく育てるために、不健康な家畜が量産されているのです。
そんな化学物質をたっぷり含んだ肉が身体にいいと思いますか?

★牛乳は体に悪い

 子牛には必要不可欠な栄養であっても、人間にとってはタンパク質の種類が異なるため、うまく消化することができないのです。
その結果、異物として腸から吸収され、アトピーやアレルギーの原因になっています。
実際、学校給食に牛乳が取り入れられた昭和33年以降、アレルギーやアトピー、ぜんそくが急に増えたともいわれています。
また、牛乳をたくさん飲むことで、骨粗しょう症も増え続けています。
なぜなら牛乳に含まれているリンが骨から溶け出たカルシウムと結びついて、リン酸カルシウムとなり、体内に吸収されずに排泄されてしまうからです。

★甘いものを食べるとうつになる

 たとえば、空きっ腹に甘いものを食べると、一気に血糖値が上がり、今度は上がった血糖値を下げようとして、インシュリンが過剰に分泌されます。そうなると、逆に血糖値が下がり過ぎて低血糖値になってしまいます。血糖値が低くなりすぎると、食欲がなくなり頭痛やめまいが起こったり、倦怠感が起こったり、ひどい時には昏睡状態に陥ることもあります。
さらに低血糖が続くと、今度は血糖値を上げようとして、興奮した時に分泌されるアドレナリンというホルモンが放出されます。このアドレナリンが過剰に分泌されると、イライラしたり、思考力が減退して集中力がなくなったり、短期でキレやすくなったり、不眠症になったりします。
こうして血糖値が上がったり、下がったりを繰り返すと、インシュリンの分泌がうまくいかなくなり、極度の疲労感や不眠、不安といった、うつ症状が起こるのです。

★ご飯を食べると、思い通りの人生になる

 昔の日本人は、お米を中心とした食事で力仕事をこなしていたのです。いったい、どうしてそんなに丈夫で力持ちだったのでしょう?
その秘密はお米にあります。昔の文献に、「米はその性、温なり」とあります。
それは、お米には発熱現象をつくる元素があるからで、お米を食べる人の体温は常に36.5度です。お米からできた血液が体温を作るので、主食にお米を食べる人の体力はアップし、人生を思った通りに生きられるということです。

★低体温の人は減塩するな

 低体温の人が減塩すると、かえって体調が悪くなり危険です。むしろいい塩分を取ったほうが体温が上がって氣力がわき、集中力も増して仕事もはかどります。
また、人によって塩分の必要量は違います。<中略>だれもが同じ塩分量をとればいいというものではありません。家族の中でも人によって塩加減は違います。
そのため、昔は「手塩」と言って、小皿に塩を盛って食卓に置いていました。そうやって一人ひとりが自分の体調に合わせて塩加減したのです。つまり、「適塩」という考え方です。自分の体調に合わせた塩加減が健康に一番です。

★食養の5原則

・人間の身体は食べたものでできている
健康の基本は食にあり、病気になるのは食に原因がある。

・穀物こそが人間の食すべき主食である
人間の身体は穀物を主食とするようにできている。

・食べ物の陰陽の調和が大事である
陽のナトリウム、陰のカリウムがバランスよく調和することが大事である。バランスが崩れると病氣になる。

・一物全体であることが大事である
野菜などの食べ物は、根から葉っぱまで丸ごと食べることで、陰陽のバランスが取れる。

・身土不二、三里四方のものを食べることが大切である
遠いところの食べ物を取り寄せるのではなく、その土地で採れた食べ物をとることで、心身ともにその環境に調和できる。

★陰陽バランスよく食べることが大切

 陰性の食べ物は身体を冷やし、陽性の食べ物は身体を温める働きがあります。これらの食べ物を、自分の体質に合わせてバランスよく取り入れ、身体を中庸にしていくことが、健康になるためのポイントです。
したがって、陰性の体質の人は身体を温める陽性の食べ物をとり、陽性体質の人は中庸に近い食べ物をとるのが基本です。

【感想など】

いやぁ、まいりました。
これまで一般に体にいいとされてきた食品に対して、かなり衝撃的な内容のオンパレード。

ワタクシは食事やダイエット本に関しては基本的に、「〇〇は食べるな」とか、特定の食べ物だけを食べて、あるいは逆に特定の食べ物だけを食べないでダイエットする本とかは、信用しないことにしています。

だって、「日本人は農耕民族だから肉は合わない云々」というような主張は、一見もっともらしく聞こえますが、農耕なんて始まってからせいぜい9000年ですよ。

それより以前は(クロマニヨン人限定でも)数万年もの間、狩猟をしていたわけですから、その歴史を差し置いてわずか9000年で農耕民族云々はおかしいと。

でも、全面否定はしません。
現に、我々とDNAが近い民族で、肉をたくさん食べるモンゴル人は平均寿命がすごく短い。
また、我々にチンパンジーの次にDNAが近いゴリラは、完全草食動物です。

ですから本書に関しても、著者の主張が正しいのかどうかは判断がつかない部分もあります。

ただ、それは知っておいてほしいと思うところが多々あったので、本書を紹介することにしました。

それは農薬に関して。

小規模な兼業農家だったとはいえ、我が家は農家でしたので言わせて頂きますが、本当に農薬だけは注意してください。
米でもレタスなどの葉物でもみかんなどの果樹でも、害虫駆除用の農薬と除草剤、そして病氣対策の薬を、ばんばん噴霧器で散布します。

このとき、防護用にマスクをしますが、頭が痛くなることはざらで、目は涙が止まらなくなったりします。

そうやって育てた見た目の美しい作物が商品として出荷されるのです。

しかし、そこからちょっと離れた畑では、自分たちが食べる用の野菜を無農薬で育てています。
農家は自分たちが食べるものには薬を使いません。

我が家もそうでしたが、食卓に出てくる野菜は葉物なら虫食いのあるのがあたりまえ。
「虫も食わんもの人間が食えるか!」とうちのじいちゃんも言っておりました。

本書を読んで思い当たったのですが、ワタクシの田舎の農家には、歳を取っても元気で働き者のじいちゃん、ばあちゃんがたくさんいます。

それって多分、無農薬の体にいいものを食べているからじゃないかと思います。

一方で、アトピーやアレルギーを持った子どもの増加、うつ病などの精神疾患患者の増加といった社会現象が問題になっていますが、本書でもいうように食べ物に問題があるような気がワタクシもします。

また、薬品と言えば、家畜を育てる時に使われる成長ホルモンや抗生物質も非常に怖い。

畜養に関してはワタクシはど素人ですから何も言えませんが、農作物にしても食養の家畜にしても、そこに自然界に存在しないはずの薬品が含まれているというのは、人体に何らかの影響を及ぼすと考えるのが当然だと思います。

本書でも書かれていますが、国が定めた安全基準なんて時代とともに移り変わるもの。
今現在使われている薬品がいずれ禁止薬品となることが絶対無いとは言えないのです。

現実的に、あれはダメこれはダメと言いだしたら食べるものがなくなるような現代の食事情ですが、我々はあまりにも無頓着すぎる。
もっと自分の口に入るものに関心を持って関心というか注意を持つべきだと思います。

さて怖い話しはこれくらいにして、今回本書を読んで、はじめて知りおもしろいなと思ったのが「食養」でした。

もともとは明治時代の医師、石塚左玄が唱えた考え方だそうで、本書では桜沢如一氏のこの本が紹介されています。

なかでも食に陰と陽があるという考えはビックリ。

「カリウムが多く含まれている食べ物を陰性、ナトリウムが多く含まれている食べ物を陽性」としていて、理想は中庸。

また、アルカリ性、酸性の食べ物にも陰陽があるとか。

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これらの食材の組み合わせについては本書にあたってもらうとして、お米中心の食事がかなりいいようですね。

ワタクシはあまりパンが好きではなく、3〜5分づきに精米したお米を主食にしているのですが、風邪も滅多にひかずに元気。
冬でも手足がぽかぽかしていて、寝る時にはかけ布団だけで毛布は必要ありません。

ということで、この食べ物の陰陽という考え方は、ワタクシの実体験として当たっているかも・・・。
それによく見ると、古くからの付け合わせが理にかなっていると、再発見するものもあります。

これ侮れない。
ちょっと、ワタクシも本書の表を参考に食生活をさらに改善してみようかと思います。

特に冷え性でお悩みの女性や、アトピーやアレルギーでお悩みの方は一読して食生活改善の参考にして頂ければと思います。

本書は幻冬舎編集者、四本様より献本して頂きました。
ありがとうございました。

【関連書籍】

本書内で紹介・引用された本をご紹介。

病は食から・食ひとつで健康に!―ヒトはなぜ病気になるのか。なぜ治るのか。病気の原因には必ず食生活が関係している。食べものと食べ方を選べば、クスリに頼らずに健康になれる。症状・病気別の「慢性病」の防ぎ方、治し方から、ガンの予防法、正しいやせ方、健康長寿の秘訣…教えます。

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