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ワクワクに素直になれ!【書評】徳谷 智史(著)『いま、決める力』 日本実業出版社

おはようございます、だいたいなんでも深く考えずに直感で決めてしまって後悔することになる一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、優柔不断な方へ決断力を高めることができる本をご紹介。
決められない、決断に時間がかかる、そんなあなたはまずこの本を読むことを決断すべきです!

 

【目次】
はじめに
第1章 決断の持つ力1 「決断力」がつけばあなたの人生は一変する
第2章 決断力診断 今の決断力レベルを知ろう
第3章 「決断筋」トレーニング1 「決断メタボ」体質を鍛え直そう
第4章 「決断筋」トレーニング2 「決断恐怖症」を克服しよう
第5章 決断ゴール力 「ゴール」を明確にしてよりよい決断をする
第6章 ココロの決断力 ワクワクを感じながら決める習慣をつける
第7章 アタマの決断力 正しい「決断プロセス」を身につける
第8章 決断させ力 相手を真剣に思うからこそ人は動く
第9章 決断継続力 せっかくの決断を3日坊主で終わらせない方法
最終章 決断の持つ力2 今日から幸せな人生を送ると決断しよう
おわりに

【ポイント&レバレッジメモ】

★「決断筋」がたるみきっている人は決断できない

 大事なことですので何回もくり返しますが、決断力は「筋肉」のようなものです。
 筋肉がトレーニングを積めば鍛えられ、何もしなければ衰えていくのと一緒で、たとえ小さな決断でも数をこなせばどんどん「決断筋」が鍛えられて決断力が高まり、次第に大きな決断も行いやすくなっていきます。
 逆に、決断をしない日々を送っていると、どんどん「決断筋」がたるんできて、ますます決断できなくなっていきます。<中略>
 決断できない人は決断筋が退化して、「決断メタボ」になっていくのです。

★「決断筋」トレーニング方法

1. わらしべ長者決断法
 最初はとても小さなことでよいので、小さな決断を継続的にくり返し行っていると、次第に大きな決断ができるようになるのです。

2. 公開宣言効果
 決断することをまわりに宣言し、よい意味で自分にプレッシャーをかけて決断する<中略>
 決断したいなと思いつつ、決断できないことがあれば、「いつまでに、〇〇を決断する!」と、期限つきでまわりに宣言してしまいましょう。

★「決断恐怖症」トレーニング方法

1. ファースト「だけ」アクション
 ファースト「だけ」アクションとは、どういうことかと言うと、文字どおり、決断したことに関するアクションをとにかく最初の一歩「だけ」踏み出してみるということです。<中略>恐怖というものは行動しているうちに消えていくのです。

2. 筋トレ仲間を作る
 よくも悪くも人間は周囲の環境に染まりやすい生き物なので、決断力を高めたかったら、とにかく決断力があり、素敵だなぁと思う人と一緒に過ごす時間をなるべく多くすることが有効なのです。

3. 「未来の分かれ道理論」
 ステップ1 決断しないままの未来(メリット・デメリット)を今、3ヶ月後、1年後、3年後の順にイメージしてみる
 ステップ2 決断した未来(メリット・デメリット)を今、3ヶ月後、1年後、3年後の順にイメージしてみる
 ステップ3 それぞれの未来を具体的にイメージして比較してみよう!

★アタマだけで決断すると失敗する

 「アタマ」だけで決断しようとすると失敗します。
 こういうと、「いったいどういうこと?」と思うかもしれません。たしかにアタマで決断することは非常に重要で、それをないがしろにしてはいけません。ビジネスシーンではなおさらです。しかし、特にプライベートでの決断の場合、「アタマ」だけでなく、「ココロ」のワクワクを大事にして決断することがとても重要なのです。

★「ココロの決断力」トレーニング方法(抜粋)

1. 「時間を忘れて過ごせるか?」を大事にする
 決断に悩んだら、自分が夢中になって時間を忘れて過ごせてしまうイメージがわくほうを選べば後悔はありません。

2. 「妄想」がふくらむかチェックする
 じつは、自分がワクワクする決断というのは、その先にちょっとの不安はありつつも、きっとワクワク・ニヤニヤするくらいの未来を妄想できるはずなのです。

【感想など】

世の中には「決断」のための方法論を解説した本が多数あると思いますが、この本にはすごく共感。
というのも、ワタクシと波長がぴったり合ったから。

まず、前提条件としての「決断筋」という設定。
筋肉が筋トレで強くなるように、決断という思考行為もくり返しくり返し練習を積むことで正しい決断かどうかは別として、ともかくスピードとスタミナがアップすると、ワタクシも思うのです。

さらに、「正しい判断かどうか・・・」という点についても、「間違ったところで得るものはあるのだからマイナスではなくプラスである」という設定にも強く共感できるのです。

「動いてみなわからへんやん!」というのがワタクシのポリシーですので。

だからちょっと偉そうなことを言いますが、ワタクシ自身は何でも即断即決、迷うということがほとんどありません。
(これがいいことかどうかは、人生が終わってみなければわかりませんが 笑)

まぁ、言い換えれば、こだわりがないというか、何も考えずに直感だけで決めているというか、論理的な裏付けはあまりないという・・・。

あっ、そうだ「迷っている時間がもったいない」というこだわりはあります。

だから、人生の重大事ならいざ知らず、しょうもないことで迷って決められない人を見るとイライラしたりします。
たとえば、うどん屋でトッピングを決められず、ちく天にするかかき揚げにするかでセルフの列を止めているヤツとか(笑)。

うどんのトッピングの例は極端ですが、ワタクシの偏見かもしれませんが、迷ってなかなか決められない人の中には論理的思考の人が多いような気がします。

頭の中で、
「もしここでちく天をトッピングしたら、次のうどん屋には13時ぐらいに到着だからちく天しか残っていない可能性がある。ここはかき揚げでいくべきか。しかしかき揚げはかなりボリュームがある。あと3件はうどん屋巡りするからやっぱりちく天をサクッといっとくべきか」
なんてどうでもいい堂々巡りがグルグル回っているんでしょう。

本書では「ワクワク」を決断基準として推奨しています。
これも実はワタクシが実践しているのと同じ。

ワタクシの場合は斉藤一人さんの影響で、さっきから偉そうに「俺は全然迷わないぜ」みたいなことを言っていますが要は、「迷ったら楽しそうなほうを選べ」という一人さんのすごくシンプルな教えを実践しているだけなのです。

これすごく大事。

どちらにより「ワクワク」するか。

たぶんワクワクというのは、自分の中にすでにある答えが反応している感覚なのでしょう。
これを直感と言ったりしますが、ココロの奥底では選択肢を見た瞬間に過去の経験などと結びつけて答えを出しているんでしょうね。。

それに素直に従ったらいいと思うのです。

ちく天かかき揚げか、ワクワクするほうを選べばいいし、その答えはもうすでに出ているはず(←いい加減この例から離れなさい 笑)

もちろん本書に紹介されているのは、ワタクシのような直感オンリーの乱暴で危なっかしい決断方法ではありません。
もっと論理的な方法もミックスした決断方法です。

ただ、一昨年に流行った、”とても武器になりそうにない決断思考”方法よりもすっと実践的でスピーディー。

そのシンプルさと自分のココロに耳を傾ける姿勢にワタクシは強く共感します。

あなたも本書を読んで「決断筋」を鍛えて、決断マッチョを目指しましょう。

もう一度言います、「迷っている時間がもったいない」ですよ!

本書は日本事業出版社編集者の滝様より献本していただきました。
ありがとうございました。

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