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人を喜ばせると仕事が楽しくなる【書評】横山 信治(著)『「人を味方にする」仕事術』 ぱる出版

おはようございます、一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、出版からちょっと時間が経っていますが、最近当ブログで登場頻度が高い横山信治さんの本をご紹介。

組織の中で、「なにかうまくいかないなぁ」「仕事が滞るなぁ」、さらには人間関係に悩んでいる方や転職を考えている方にも大いに参考となる本だと思います。

 

【目次】
まえがき
第1章 サラリーマンを30年やってわかった「人を味方にする人」がしていること
第2章 自分が変わる瞬間 〜人はどうやったら変われるのか〜
第3章 【実践!】思い切って上司に気に入られてステージを変えよう!
第4章 途中で挫折しない高い目標の持ち方
第5章 逃げの転職はやめておこう!
第6章 生き方が楽になる考え方

【ポイント&レバレッジメモ】

★努力している自分を好きになる

 結果力見えず苦しい時にもっと自分より優秀な人が目について落ち込むことなど日常茶飯事です。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
 それには、努力している自分を好きになることしかありません。
 人間は努力している自分が好きなのです。
 怠けている時は「まあいいか」と思っていても、心の奥底で自分に対して後ろめたい気持ちを抱いています。後ろめたいから言い訳が必要になるのです。
 ところが頑張っている時は、自分に堂々と向かいあえるのです。「これだけ頑張っているんだから良しとしよう」と自分を褒めてあげられるのです。
 自分のことを好きになることは素晴らしいことです。自信もついてきます。頑張っている自分を好きになり、目標へのプロセスを楽しむことこそが、成功への近道です。

★人の役に立つ→やりがいが生まれる→仕事が楽しくなる

 サラリーマンが成功するには、「好きなことを仕事にすれば成功する」のではなく、「今の仕事を好きになれば成功する」という道に進んだほうが近道です。
1.自分で目標を決め、必ず成果を検証する
 目標設定のポイントは、
 ①自分が
 ②いつまでに
 ③どのような状態になりたいか
 を考えて設定します。

2.成果を他者と比べないこと
 あくまで比較の対象は過去の自分です。他者に負けていても気にする必要ありませんが、過去の自分には負けないでください。

3.人に喜んでもらうことをしよう
 人に喜んでもらうことをすると、大きな喜びを感じます。人間はもともと人の喜ぶ姿を見るのが、一番心地良いように作られているからです。

★失敗しても言い訳しない

会社や組織で失敗を成長に糧にできる人の特徴は、次の2つです。

1.言い訳をしない
 失敗した時に、どこに目が行くかが璽要です。
 失敗の原因を誰か他の人に押し付けたり、外部要因のせいにするほうが楽かもしれませんが、自分以外に原因を見つけると成長できません。

2.状況を素直に受け入れる。
 失敗した時はまず落ち着いて、その状況を一度受け入れます。
 心を落ち着けて受け入れると、必ず物事を俯瞰してみることができます。
 その結果、対応策が見つかります。
 そして、自分の力ではどうしようもないことは、素直に受け入れましょう。
 良い意味での諦めや、今後の教訓なども得られます。

★自分の提案が受け入れられる行動を普段からしているか

「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」が一番重要なのです。常日頃、会社に対し不平不満ばかり言っている人が業務改善の提案をしても受け入れにくいのです。残念ながら、日頃の業務成績が良くない人の企画立案は説得力に欠けます。
 あえて厳しいことを言いますが、会社が改善提案を受け入れてくれないと訴える前に、自分が改善提案するにふさわしい行動を取っているかを考えていただきたいのです。もしご自身に問題があったり、行動を変えなければ、環境を変えても同じ結果になるだけです。

★上司に気に入られるたった一つの秘訣

 上司に評価される方法は、ただ一つ、できるだけコミュニケーションをとることです。好きになれとまでは言いませんが、嫌いな感情をニュートラルにしましょう。
 人間関係を良くする基本は、

1.自分のして欲ししことを.相手にもする
 誰もが自分の話を聴いてほしいものです。できるだけ、上司の話に耳を傾けて聴きましょう。上司が話している内容を、ノートにメモする行為はとても喜ばれるでしょう。

2.自分がイヤなことは、相手もイヤなのだと知る
 人の自慢話は、聞く相手の自己重要感を下げてしまいます。軽く見られてしまうということです。あまりしないほうがいいでしょう。
 また、話を遮られると人はイヤな気分になります。上司の話に「でも…」「しかし…」は反対語ですから、話を遮るのと同じです。
 また、上司の指示に理由を付けて「できません」と言ったり、「それは私の仕事ではありません」というような消極的な態度は、共通して上司が好まない言動です。

3.人が敬遠することを、率先してやる
「人が敬遠することをやる」ことは、かなり効果があります。
 人が敬遠する仕事、例えばトイレ掃除とかトラブル処理などを稚極的におこなえば、好感度は間違いなく高くなります。
必ず人(上司)は見ています。たとえ誰も見てくれなくてもあなた自身が見ています。その自分を信頼して、行動していきましょう。

★あなた力職場で活躍するための6つのポイント

 職場で活躍するために重要なキーワードがあります。
「感謝」と「謙虚」と「自信」です。<中略>
1.人の自己重要感を失う行動をとらないこと
2.発言や行動する前にそれが誰かのデメリットにならなしかを考えること
3.決して自分一人の力だと思わないこと

この3つをいつも頭にれて行動してみてください。
具体的な行動のポイントをまとめます。
1.自分の行動した結果がうまくいった時こそ、周囲の人に感謝する
2.褒められた時に、「ありがとう」と受け止めた上で、「○○さんのおかげです」と謙虚になる
3.力を発揮する時に単独プレーをして一人だけ目立とうとしない
4.手柄を自分だけのものにしようとしない
5.行動を起こした時に、それがチームに迷惑をかけないかを考える
6.いつでも本番だと思って、自分の力を精一杯発揮する

★今あなた力すべきことは何力を考えよう

1.変えることのできないものを、変えようとしない
2.今の考え方をほんの少し変えれば、間違いなく成功者になれる

 この2つに共通するのは、主語が自分自身ということです。世の中で変えられるのは自分だけだからです。
 多くの人が、一所懸命、他人を変えようと努力します。会社の制度を変えようとします。
 そして多くの人が、すでに起こってしまったことに執綿して悩んでいます。
「過去と他人は変えられない、明日と自分は変えられる」 <中略>
 あなたにできることは、今、この時にできる行動を選択していくことです。あなたの考え方と行動を少しでも変えれば間違いなく成功に近づくでしょう。5年後、10年後のあなたが素晴らしい人生を歩んでいることを、私は心から願っています。

【感想など】

◆今の仕事好きですか?楽しいですか?
今回も沢山【ポイント&レバレッジメモ】にピックアップしてしまったのでこの辺でストップ。
どうも横山さんの本を紹介する時は、ピックアップし過ぎてしまいます。

多分ワタクシに足らない部分が本書に沢山書かれているからでしょう。

さて、あなたは今の仕事が好きですか?
仕事が楽しいですか?

よくビジネス書には「好きなことを仕事にしよう」とか、「仕事を好きになれば成功する」というテーマで書かれたものを見かけます。

でも、どんなに好きな仕事でも、苦しい場面や嫌になることは訪れます。
好きなだけですべてがうまくいくのでしょうか。

本書冒頭で著者は

 楽しんで仕事をしている人は、好きな仕事をしているからでしょうか。
 よくビジネス本に「仕事を好きになれば成功する」というようなことが書かれています。
 本当は仕事そのものを、好きになるとか、ならないとかの次元ではないのです。
 仕事が楽しくなるには、能力を発揮する場と、上司や同僚、部下から評価されること。
 結果を出した後の達成感が必要なのです。

と述べています。

そう、どんなに好きな仕事でも、それを実現できるステージと、協力してくれる仲間や上司がいて、成果を評価してくれなければ楽しくないのです。

楽しくなければ、どんなに好きな仕事でも長続きしません。

では、仕事が楽しくなるためにはどうすればいいのか。
これが本書のテーマです。

著者は、仕事を楽しくできる人物像を

仕事が楽しくなるために重要なのは、周りの人を味方にできる人、人のために行動でき、人を喜ばせることができる人なのです。

としています。

つまり、「人を味方にする」人こそ仕事楽しめ、好きになれる人なのです。

◆「人を味方にする」って?
では、「人を味方にする人」ってどんな人でしょう。
どんなことをしているのでしょう。

著者は

人を味方にするために必要なのは、素直な心、察する力、思いやり、勇気、行動力です。
・上司の言葉に耳を貸す素直さ
・上司や同僚の要望を察する力
・自分さえ取り立てられればいいというのではなく、皆のプラスになることを考えられる思いやり力
・選択する勇気
・選択したことを、行動する意思

といった要素をあげています。

このリストを見て感じるのは、取り立てて難しいことではないということと、一般的にビジネスパーソンに求められる資質であること。

特別なスキルなど必要ありません。
誰でもできることなのです。

また、具体的に職場でどんな行動をとればいいのかわからない人はちょっと想像してみてください。
あなたの職場に”応援したくなる人”っていませんか?

仕事がデキルできないに関係なく、何事にも一生懸命で、アドバイスを素直に聞いて、誰に対しても人当たりがよく、コツコツ努力している人。

そういう人は応援したくなりますよね。
その人をお手本にすればいいのです。

ワタクシの経験では特に”素直さ”が大切かと。
素直な人にはどんどん教えてあげたくなるし、失敗してもフォローしてあげたくなります。

ただ、人にはそれぞれ相性のようなものがあって、特に人間関係は誰とでも円満にというのは難しいものです。
職場に一人や二人は必ず苦手な人がいるでしょう。

媚び諂う必要はありませんが、先入観を捨て去ってニュートラルな状態で付き合うことを実践するだけで、これまでとは違った反応が返ってくるものです。

「苦手だなぁ」と思っていても、いざ話してみると感じのいい人だったってこともありますからね。
少し意識して、苦手な人ともコミュニケーション量を増やしてみませんか。

◆もちろん努力は大事
「仕事がデキルできないは別にして」と先ほどいいましたが、やはり仕事はできるようになりたいもの。
そのための努力は大切です。

ワタクシの周りにも「この人すごいなぁ」と感嘆する人がいます。
きっとあなたの周りにもいるでしょう。

でもそのとき、「この人は地頭がちがうんだ」とか「生まれつきセンスがあるんだ」と思うのはやめましょう。
「この人すごい」と思える人と出会えたら、一生懸命観察してみてください。
積極的に近づいていって、色々質問してみてください。

ワタクシの経験上、これまで「すごい人」と思えた方は例外なく努力家でした。
月に10冊以上本を読むと決めている人。
お茶や御花など文化的な習い事を通じて異業種の方と交流を広めている人。
形は違えど、自分なりの方法で知識や経験を深めて、本業にフィードバックしている人たちでした。

生まれつきの天才なんてそうそう世の中にはいません。
一生のうちで出会うこともほとんど無いんじゃないでしょうか。

それなら、「すごい人」と思える人も、自分自身もたいして差はありませんよね。
要するに努力しているかどうかの違い。

本書にはこういう一節がありました。

「天才と思う人ほど、自分では天才と思っていない」ということです。
 今日流さない汗は、後で涙となって出てきます。
 あなたが変わりたいと思った時が、変わる時です。決して焦らず、一歩一歩成長していった時に、新たなステージに変わるチャンスが訪れます。

できること、続きそうなことから努力を始めてみませんか。

◆結局自分が変わるしかない
本書後半では転職に関する内容がメインとなります。
転職にしろ異動希望にしろ、それで何を変えたいのかが大切なところです。

プロブロガーへの転職を目指しているワタクシがいうのもあれですが、もし今の職場やポジションから逃げたいだけなら、実行するのをちょっと待ってください。

その前に少しだけ本書に書かれている「人を味方にする」方法を試してみてはどうでしょう。
どうせ辞めるなら失敗も恥ずかしさも関係ないじゃないですか。

「競争より共存」、「いかに人に喜んでもらうか」を念頭に、行動してみて「人を味方にする」方法を実験してみるのです。

もしそれで今の仕事が楽しくなれば続ければいいし、だめでもその経験は次の職場で生きるでしょう。

いずれにしても、転職しても異動しても自分が変わらなければ今までと同じ結果、同じ課題で苦しむことになります。

少しずつでもいいから変わり続ける自分でありたいですよね。

本書に書かれているメソッドのどれか一つでもまずは始めましょう。
そしてステージを上げていきましょう。

本書は著者の横山様より献本していただきました。
ありがとうございました。

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本書内で引用・紹介されていた本

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www.s-ichiryuu.com

 

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