こんばんは、早々に手帳を決めてしまってちょっと寂しい思いをしている一龍(@ichiryuu)です。
さて今夜は、今年の手帳シーズン第1弾として老舗中の老舗手帳メーカーさんの本をご紹介。
さすが、さすがです!
初心者からベテランまで、そしてあらゆる用途に対応した、オールラウンドな手帳本です!
【目次】
はじめに
Part1 準備編
第1章 手帳を選ぶ前に
第2章 手帳を選ぶ
Part2 基礎編
第3章 手帳を使う ー基本ー
第4章 手帳のメンテナンス
Part3 応用編
第5章 手帳を使う ー応用ー
第6章 手帳を使い分ける
第7章 手帳の活用事例
Part4 特別編
第8章 手帳のお悩み相談室
【ポイント&感想など】
いよいよ手帳シーズン到来ということで、手帳本紹介第1弾として手帳の老舗、日本能率協会のこの本を紹介。
さすがの内容、超初心者からベテランまで楽しめる手帳本となっております。
まずは登場するキャラクター紹介から。
世代も職業もバラバラのキャラクターが登場してあなたにあった手帳を紹介します。
しかし、ワタクシの目が行ったのは手帳の各パーツの名称。
いや、知りませんでした(汗)。
なぜ手帳を使うのか?その目的は?と言った問いかけから。
ここ結構大事。
しっかり考えておかないと、手帳が続かない原因になります。
第2章 手帳を選ぶ では、「仕様」「サイズ」「レイアウト」「デザイン」などを解説。
しかし、自分で選ぶのは難しいという人のために、手帳ソムリエがライフスタイルに合わせてオススメの組み合わせを提案してくれます。
いよいよ実際の使い方を解説。
格手帳レイアウトごとに記入例を紹介。
また、記入のコツなども紹介されています。
手帳を見直すチェックタイムについてです。
んー7回かぁ、正直こんなに見直していないなぁ。
さて、本書には「手帳と私」と題したコラムが掲載されていて、著名な方々の手帳が紹介されています。
なかでもビックリしたのが、戦場カメラマンの渡部陽一さんの手帳。
重量7kg!
紙でできた表紙を木の皮で補強してコーティングし、外側はレンガや石、タイルで固めた・・・
もはや”手”帳ではないですね。
渡邉さん以外にもおりら時の中田さんやテニスプレイヤーの杉山愛さんなど、興味深い手帳がその使い方やエピソードとともに紹介されています。
Part3 応用編
さて、手帳のベテランにはここからが本番。
私が興味を持ったものをいくつかご紹介。
特に地名や人名、会社名は秘密保持のためにも暗号化しておくのがオススメ。
もちろん自己流でいいんです。
例のRPGはロールプレイングゲームではなくて六本木なのですね(笑)。
そうか、丸、三角、四角の組み合わせで結構いろいろと表現できるんですね。
これぐらいならワタクシにも描けそう。
まだ書影がありませんが、今月末に発売予定のこちらの本が元ネタです。
興味ある方は読んでみてはいかが?
表紙を空けた部分を見返しと言いますが、ここに色々収納してしまいましょう。
小さな封筒を貼付けてポケットにするのも定番テクニックですね。
また、付箋の保管ドッグにしている人も最近よく見かけます。
第7章 手帳の活用事例
17の活用事例が紹介されています。
中でもワタクシが興味を持ったのがこの2つ。
日記と言ってもいいのですが、自分の行動や思考の記録です。
最近はデジタルツールを使ってログをとっている人も多いと思いますが、やはり紙に手書きをワタクシはオススメします。
文章だけでなく、文字そのもの(乱れやにじみ)にその時の記憶が残りますから。
デジタルにはデジタルの良さがありますが、やはり味気ないですよね。
結婚を真剣に考えている人は絶対「私の理想のタイプ」とか書き出してみるのがいいと思います。
書くことで、自分でも分からなかった価値観とかがはっきりしていますから。
最後に手帳お悩み相談室
ごめんなさい、ちょっと笑ってしまったので紹介。
「手帳に書くことがありません」←いいじゃないですか、予定がなくても。
先に書き込む「予定」がないなら、その時間にやったことを「記録」すればいいじゃないですか。
本を読んだとか、映画を観たとか、昼寝したでもOK。
多分こういうことで悩む人がいるんだろうな、日本人って妙なところでまじめだから。
以上、簡単にご紹介しましたが、一冊でこれだけの内容を網羅した手帳本はちょっと見たことがありません。
手帳入門本として、または手帳解説本として、手帳好きなら保存しておきたい1冊です。
来年の手帳選びの前にぜひお読みください。
本書は、日本能率協会マネジメントセンター、久保田様より献本していただきました。
ありがとうございました。
【関連書籍】
日本能率協会さんの手帳本ならこちらもオススメ。
今日ご紹介した本より小さめでお値段もちょっと安い。
ですが、内容はかなり濃いですよ!