シリーズ2号の中心は大英博物館所蔵のギリシャ、ローマの遺物です。
が、なぜ大英博物館にそれは所蔵されているのか?
【今号の一押し】
今号の見どころはこちら。
この彫刻、一見何かわからないですよね。
実はギリシャのパルテノン神殿の破風の装飾彫刻です。
で、なぜそれがイギリスにあるのか?
それは本書のエルギン卿トーマス・ブルーの物語を読んでいただきたい。
人類の至宝にまつわる、一人の男の光と影。
人生にとって幸せとは何か?ということも考えさせられる記事です。
もっとも大英博物館は世界中からの「略奪」のもとに成り立っているし、そのおかげで一か所の博物館で世界中の至宝が見られるわけですが・・・。
次号はルーブル美術館です。