大人気の4コマ書評ブログ “女子勉” の勉子さんが女子勉クリアファイルを送ってくださいました。
熱く御礼申し上げるとともに、御礼だけではなんなので、ちょっと追記的に著書、『世界一わかりやすい4コマビジネス書ガイド』についても触れてみようかと。
勉子さんの著書、
に関して当ブログでは、
と、2度ほど記事にさせていただきましたが、一つだけ書かなかったことがありましたので今回はその点を書こうかと。
それはこの本の貴重さは、読書習慣がない人やビジネス書初心者への案内書として、この本の立ち位置が“一般読者目線”であるということ。
本書は“書評本”“本の本”といったジャンルになると思うのですが、実はこの分野で“一般読者目線”の本というのはかなり希少価値があります。
こういったジャンルの本は大抵の場合、名だたる読書家や書評家が書くもの。
そういった場合、幅広い読者層を意識してかなり難解な本も推薦されるのですが、本書の選書はかなりビジネス書初心者に優しく、しかも中身のあるよい本をセレクトしていると思います。
そもそもビジネス書を読むという行為には“問題解決”といった要素が必ずあると思うのですが、答えを探すために本を読もうとして難解な本を推薦されても・・・、ねぇ。
やはり読みやすくて、即効性(実効性)のある本でないと。
ワタクシ思うのですが、この点に関しては有名読書家、書評家さんと(もしかするとビジネス書作家さんや出版社さんも含む?)一般読者のニーズとの間には少しズレがあるのかもしれません。
そう意識するようになったのは、本書が刊行されたとき、おおむね好意的な書評をしつつも、とあるαブロガーさんは「今後はもっと難解な本で4コマを」とか、ある有名書評家も選書に関して「もっと読み応えのある本を」といった意見も見られたのがきっかけでした。
このお二人には本書で紹介されている本では物足りないのかもしれませんが、ビジネス書を読んだことがない人が本書で紹介されている本を数冊読んで行動するだけで劇的に人生が変わると思うのですがねぇ。
もちろん勉子さんは読書家ではありますが、一冊を10分以内でしかも2丁拳銃読みする人ではないし(もしかするとできるのかな)、元Amazonの伝説カリスマバイヤーでもありません。
しかし確実に読書で人生を好転させてきた方です。
企画段階で担当編集者さんから「書評ブロガーの書いた本なんて誰が読みたいと思うの?」といった、かなりきつい“愛の鞭”も受けたそうですが、いえいえこれすごく貴重な本だと思いますよ。
ということで、季節は秋から冬へ移ってきましたが、そろそろ来年の目標を考え始める時期。
“読書習慣を身につける”、そしてそこから学んで“生き方を変えたい”“もっと仕事を効率よくしたい”と思っている“一般読者”の方にまず最初にこの本を。
オススメ!
きっと人生変わります。
そして勉子さん、クリアファイルありがとうございました。
このサイズのファイルはメモを入れるのにちょうどいいですね。
使わせてもらってます。