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レバレッジシリーズ入門書【書評】本田直之(著)『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』(大和書房)

今日ご紹介するのはレバレッジシリーズで有名な本田直之氏久々の新刊

 

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2009/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

しかも今回は本田氏初の広い意味での自己啓発本。
いわばレバレッジ成功法とも言える内容。

さて、面倒くさがりやでもうまくいくレバレッジ流成功術とは・・・

 

【目次】

 「面倒くさいこと」が山積みのあなたへ
 1考え方編
  法則01 面倒くさいから「目標」をつくる
  法則02 面倒くさいから相手の話を聞く
  法則03 面倒くさいからやる気を下げない     他
 2日常生活編
  法則21 面倒くさいから「朝5分」に一番力をそそぐ
  法則22 面倒くさいから定位置をつくる
  法則23 面倒くさいから全部予約する     他
 3仕事編 
  法則38 面倒くさいからやらないことを決める
  法則39 面倒くさいから「お手本」を見つける
  法則40 面倒くさいからパソコンを頻繁に買い替える   他
 おわりに 面倒くさいから「究極の」面倒くさがりやになる

【ポイント&レバレッジメモ】
○旅行では絶対やらないはずの「目標のない行動」を、旅行よりもずっと大切な仕事や人生において、なぜかやってしまう。行き当たりばったりの人生を歩んでしまう。

○やる気が出ないときほど、動いてみる。小さなことでいいからスタートする。 ⇒ 「いきなり大きな課題に取り組まない」

○人は言い訳を口にするだけ、マイナスの福利がかかっていきます。

○「運を上げる」ことではなく、「運をつかむ」ことに力をそそぐ

○「素直さ」=「柔軟性」=「行動力」

○自分の思考グセをチェックする方法 ⇒ 「その考えを、他者にわかりやすく説明できるか」

○メモをする習慣が身につくと、ペンを持つだけで「考えるモード」に切り替わって、アイデアが出しやすくなります。

○わたしはグチをこぼす前に「これはトレーニングなんだ、筋トレなんだ」と思うことにしています。そもそも人間には、自分の能力で解決不能な問題というのは、降りかかってきません。

○長期にわたる「面倒くさいこと」から解放されるためには、さまざまな知識や手続きを無意識化させておくのがいちばんです。

○役に立つのは歴史よりも「脳科学」「スポーツ」「投資」「経営」 ⇒ 企業の中でもチーム単位でのマネジメントが重要になってきた今日では大軍を動かす戦国武将より、野球やサッカーのマネジメントの方が役に立つ

○整理整頓のコツ ①定位置を決める ②どんどん捨てる

○ホテルやレストランを予約する時に「大切なお客様をもてなすため」や「記念日なので」など、利用目的を伝えるようにする。

○事前に調べつくす ⇒ 同じ「面倒くさい」であっても、事前に対策を練る「面倒くささ」と、後からやってくる「面倒くささ」とでは、質が全く違います。

○自分の「専門外」のことに取り組む時間をつくるようにすると、これまで思いもしなかったような考え方や価値観を知り、そこで得たヒントを本業にも活かすことができるようになるのです。

○40年もの寿命が保証された企業など、どこにもありません。ほとんどの場合、従業員の労働寿命よりも先に、会社の寿命が尽きてしまうとかんがえたほうがいいでしょう。  

【感想など】
◇この本。
まずタイトルが『面倒くさがりやの・・・』、そして55の法則の各タイトルが「面倒くさいから○○○」と面倒くさいのオンパレード。

なんでも、本田直之氏自身が「究極の」面倒くさがりやなのだそうです。
そんな本田氏が現在の地位を確立しているのは、「面倒くさいから、あえて小さな面倒をやっておく」ことで負の連鎖から抜け出したからなのだとか。

そう聞くと「本田さんは何か特別」とか「意志が強いのでは」と思われるかもしれませんが、
この本で紹介されている55の法則に特別なことは何一つありません。
逆に、いたって普通のこと、当たり前すぎることばかり。
でも、「当たり前のことを当たり前にする」ということが結構できないものなんですよね。

かく言うワタクシも昔から面倒くさがりやではなかなかのツワモノで、ぎりぎりになるまで何もしないタイプ。
小学校の時、夏休みの宿題が夏休み中に終わったためしがありません。
毎日ちょっとづつやってれば特に難しいものでもないのに、毎年8月最後の3日間は泣きながら机に向い、それでも9月1日に仕上がっていないという2学期のスタートを繰り返しておりました。

そして大人になって、さすがに仕事では締め切りを守っていますが、三つ子の魂百までとはよく言ったもので、この性格は基本的には変わらず、プライベートではいつも妻に「ギリギリおっさん」と言われております。( ̄へ ̄|||) ウーム

ですので、面倒くさいことはほうっておくと雪だるま式に増えていくというのは激しく納得。

◇さて、以前からの本田直之さんのファンで、レバレッジシリーズを読んだことのある方にはなじみのある項目も多数。
ワタクシも、読んでいて「もう実践していますよ」という項目にも多数出合いました。
例えば、“二次会には行かない”とか・・・一次会のお店の前で「次どうする?」「誰誘う?」「どこ行く?」といったウダウダ時間が嫌い。
“カラダを動かす”とか・・・ただ単にスポーツ好きなだけ
“がんばらない”とか・・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;ソコカイ

まぁ冗談はさておき、“すなお”にこの本で学んだこともどんどん取り入れていきたいと思います。
実践して“無意識”にできるようになるまでやってみなければ本を読んだ意味がないですものね。

レバレッジシリーズの入門書として、すでにレバレッジシリーズを読んだことがある人はレバレッジシリーズの“レバレッジメモ”として、何度も読み返したい1冊。
コストパフォーマンス性も高いです。オススメ!

 

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2009/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

【本で学んだことを実践しよう】
タッチタイピングの練習!
ブログ書いてるくせに、できないんですブラインドタッチ。これを機に練習します。

 

【関連書籍】

 

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

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  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2007/06/29
  • メディア: 単行本
 

 

 

レバレッジ・リーディング

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  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

レバレッジ人脈術

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  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/08/29
  • メディア: Kindle版
 

 

 

レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』

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  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2009/01/16
  • メディア: 単行本
 

 

 

レバレッジ英語勉強法 (中経の文庫)

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  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2012/03/24
  • メディア: 文庫
 

 

 

レバレッジ勉強法 (だいわ文庫)

レバレッジ勉強法 (だいわ文庫)

  • 作者:本田 直之
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/06/09
  • メディア: 文庫
 

 

 

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