今日はどの推薦図書特集にも必ず出てくる名著中の名著
前々から読みたいと思っていたら、先日図書館で発見!
で、家に帰って読みだしたらもう・・・・スゴ本!
しかし、スゴ本過ぎていつものような【書評】はとてもじゃないけど無理 (ノ◇≦。) ビェーン!!
でも記録として残しておきたい部分もありまして、
そんなこんなで今回は自分のためだけにちょこちょこっと・・・m(-_-)m スマヌ
【目次】
プロローグ
1 顧客を知ることが利益のはじまり――顧客ソリューション利益モデル
2 ファイアーウォールで利益を守れ――製品ピラミッド利益モデル
3 同じ製品で異なるビジネスを――マルチコンポーネント利益モデル
4 臨界点を目指せ――スイッチボード利益モデル
5 粘り強さが生み出すスピード――時間利益モデル
6 大ヒットを創造するマネジメント――ブロックバスター利益モデル
7 一つの資産から様々な製品を――利益増殖モデル
8 利益追求に邁進する情熱――起業家利益モデル
9 すべてを知りつくすことの強み――スペシャリスト利益モデル
10 売り手が主導権を握る――インストール・ベース利益モデル
11 未来を計画できる立場をつかめ――デファクト・スタンダード利益モデル
12 人間の心に潜む非合理性――ブランド利益モデル
13 ニッチな市場を深く掘れ――専門品利益モデル
14 点から面への拡大――ローカル・リーダーシップ利益モデル
15 信頼関係がもたらす巨大なリターン――取引規模利益モデル
16 コントロール・ポイントを制する――価値連鎖ポジション利益モデル
17 わずかな価格差をめぐるゲーム――景気循環利益モデル
18 フォローアップの潜在力――販売後利益モデル
19 真っ先に波を乗り越えよ――新製品利益モデル
20 ビジネスにおける重力の法則――相対的市場シェア利益モデル
21 学習の累積がもたらす知恵――経験曲線利益モデル
22 速く動くより、早く着手せよ――低コスト・ビジネスデザイン利益モデル
23 10倍の生産性を生む源――デジタル利益モデル
【概要&所感など】
本書は「利益」にスポットをあてた異色のビジネス書です。
概要はデルモア社のスティーブが「ビジネスで利益が生まれる仕組みを知り尽くした男」チャオに、8ヶ月間23の利益モデルについて教えを請うというストーリー形式になっています。
本書で扱う23の利益モデルについては、上記の【目次】をリスト代わりにあげておきました。ご参照ください(←これもワタクシのためのメモですが・・・)。
正直、かなり内容的にはハイレベル。
予備知識のないワタクシには手ごわい本でしたが、経営者でなくても「おぉぉぉそういうからくりだったのか!」と激納得する利益モデルも多々あります。
例えば“バービー人形の製品ピラミッド”
10ドルのバービー人形を売り出して他社の廉価市場への参入を封じ込める。
つまりこれがファイアウォール。
そして、顧客はやがてアクセサリーや他の人形も欲しくなる。
さらに、バービー人形で遊んだ子供がやがて大人になった時に100ドル以上するハイエンド商品の高級バービー人形をメーカーは提供する。
このコンセプトによりバービー人形は単なる製品ではなく、システムになっている。
こういった眼から鱗の利益モデルが次々に登場するのですから、
そりゃもう経営者でなくても、課長さんでも平社員でも
絶対に読む価値アリです。
実際、
では、中堅社員が読む本として紹介されていましたっけ。
さて本書ではワタクシ的にすごく気になるものがありまして、
それはチャオ氏がスティーブに宿題として読んでくるように指示する本。
本書末にリストアップされていたので当ブログに掲載しておきます(←これがワタクシのためのメモのメイン ポリポリ (・・*)ゞ)
★スティーブに出された宿題
プロフィット・ゾーン経営戦略―真の利益中心型ビジネスへの革新
- 作者:エイドリアン・J. スライウォツキー,デイビッド・J. モリソン
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/08/01
- メディア: 単行本
チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
- 作者:P・F. ドラッカー,Peter F. Drucker,上田 惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/09/01
- メディア: 単行本
デジタル・ビジネスデザイン戦略―最強の「バリュー・プロポジション」実現のために
- 作者:エイドリアン・J. スライウォツキー,デイビッド・J. モリソン
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/11
- メディア: 単行本
なかなか興味深いですよね。
ガチのビジネス書から孫氏、天文学、アインシュタインまで、かなり広範囲。
それにすでに入手困難な本もいくつかあるようです。
図書館で探してみようかな。
いずれにしてもこの本。ビジネスパーソンには課題図書あつかいでしょう。
絶対読むべし!