上手に断れない、人見知りする、大勢の前だと緊張する…
もし、うまく想いを伝えられたら、あなたの人生は劇的に変わるかもしれない。
そんなヒントがぎっしり詰まっている!
【目次】
第1章 不安感をコントロールする
レッスン1 自己暗示で「断る力」を身につけよう
レッスン2 感謝の気持ちで「何も言えなくなる相手」を変えてみよう 他
第2章 恐怖心を克服する
レッスン1 「コンプレックス」には開き直りで対処しよう
レッスン2 「声の上ずり」は自己暗示で乗り越えよう 他
第3章 緊張感をコントロールする(1)
レッスン1 正しい深呼吸を身につけよう
レッスン2 安心できるアイテムを身につけよう 他第4章 緊張感をコントロールする(2)
レッスン1 メンタルリハーサルで心の準備をしよう
レッスン2 「できる」気持ちを高めよう 他第5章 相手に甘えた会話を防ぐ
レッスン1 同じ目線で伝えよう
レッスン2 論理的に思考しよう 他第6章 できる人から秘訣を学ぶ
レッスン1 役者から「間」を学ぼう
レッスン2 セミナー講師から「追体験」の想起法を学ぼう 他第7章 言語以外の方法で伝える
レッスン1 言葉と動作と心の一貫性を保とう
レッスン2 言葉に感情を込めよう 他
【ポイント&レバレッジメモ】
★自己開示で「断る力」を身につける
◇「自己開示」・・・自分の思考、感情、意思などを素直に伝える方法
◇なぜ断るのか、思考や気持ちを明確に伝える。相手に第三案を提示するといったことを毅然と伝えられた時、相手に嫌われる不安を抱えることなく依頼を断れる。
★「何も言えなくなる相手」との関係改善
◇相手に感謝し、その気持ちを伝えられるようになると、去勢は影を潜め、謙虚な態度に変化していく。 ⇒ その気持ちが相手に届くと、相手の気持ちや態度にも変化が現れる。
★「人見知り」を軽減する
◇人見知りを軽減させるには、不安に立ち向かう勇気を持って、あえて初対面の人と会話をする場に飛び込んでしまうことです。
★「頭の中が真っ白になる」焦りを防ぐ
◇忘れたことに執着して無理して思い出そうとすると、帰って焦って頭が混乱する。 ⇒ 「度忘れしても、忘れた内容に執着せず、その状態のまま」を心がける。
★不安を楽観思考へ
◇不安を感じたら考えこんではいけない。 ⇒ 「漠然とした嫌な気持ちの不安は、気にし出すとどんどん大きくなり、やがて恐怖心へと変化していく」
◇不安を感じたら、受け取り方を変えてみる。
★最高の間フォーマンスはマイペースが作り出す
◇心を落ち着けてマイペースを守り続ければ、今の自分にとって最高のパフォーマンスができるようになる。
◇マイペースを守ることが、相手に好印象を与えるコミュニケーションの秘訣。
★受け止め方を変える「A・B・C理論」
◇「A・B・C理論」・・・「結果(Consequence)は、出来事(Belief)の受け止め方(Activating event)によって変化する」
★伝える力を高める
◇伝える力を高める一つ目の日常の些細な心がけ。それは、「理解できて当然」と相手に甘えず、同じ目線で話すこと。
◇伝える力を高める二つ目の些細な心がけ。それは、「事実に基づいて思考する」ということ。 ⇒ 論理的な伝え方は事実に元ずいた思考から
★「間」を学ぶ
◇「たとえ同じセリフであっても、どこに『点』を入れるかで、受け取る感覚は全く違ってくるんだ」
★「追体験」の想起法
◇体験談には、情景や気持ちを心に届ける力がある。
◇追体験させる技術とは、情景をリアルに表現すること。 ⇒ 情景をリアリティに表現して心の状態を具体的に言語化する練習をしてみる。
★非言語の影響力を高める3つのファクター
①「身体動作」
②「周辺言語」
③「表情」
【感想など】
実は、本書の著者、重田貴士さんは5月に水野俊哉氏の「ベストセラービジネス書がすらすら書ける」セミナーに一緒に出席した方なんです。
その時会場においでた未来の作家さん何人かと「私のブログでもよかったら、出版されたら記事書かせてもらいますよ」と約束させていただいたのですが、その第1号が重田さんでした。
いやぁ、うれしいですね。
同じセミナー受けた方から作家さんが誕生するなんて。
そして処女作を記事にできるなんて。
書評ブロガー冥利に尽きます。
で、本書の感想ですが、一言で言うと、「濃い!」
書評ブログやってるとその著者のデビュー作にしばしば出会うわけですが、たいていどの本も著者の思いがギュッと籠められていて、実際内容が濃いものが多です。
そしてこの本も例外ではありません。
ですので上記の【ポイント&レバレッジメモ】も抜き書きし始めて、「あかん、これはきりがない」と気づき、今回は意識的にものすごく端折ってしまいました(スミマセヌ)。
本書はタイトル通りコミュニケーションが苦手な方のために書かれた本です。
34のレッスンとあるように、さまざまな状況設定で、その解決方法やトレーニング方法といったワークが設定されています。
そしてそのワークが非常に丁寧に説明されているところがスゴク秀逸だし本書のキモ。
一例をあげると、
ワタクシ今までブログでも書いてきましたが「人見知り」なんです。
ワタクシ武道を経験したおかげで、結構心臓に毛が生えてる人間でして、人前で緊張することもないし上がることもない。
大勢を前にして話すことも全然苦じゃありません。
むしろ見られるの快感だったりします。
だから、ワタクシのことをリアルで知っている方は「人見知り」というと、「絶対嘘やろ」と突っ込みを入れてくるのですが、これは本当。
初対面で話すの苦手なんですよね。
(そのせいで、何度合コンで悔しい思いをしたことか・・・)
で、P.34に「ひとみしりを軽減させるための課題の例」というのがあるのですが、これ面白いですね。
ちょっと紹介すると
・携帯電話のショップに出向き、新機種の特徴について尋ねてみる。
・旅行会社に出向き、仮想の旅行プランを相談してみる
これはできそうだし楽しそう。
それに、こっちが一生懸命しゃべらなくても相手がいっぱい話してくれそうですよね。
そして驚いたのは「リアルな会話でなくてもいい」ということ
・ブログを開設し、日記風に自己表現してみる。
・ブログを訪問し、コメントをつけてみる。
こういうのでもいいのなら「いきなりリアルな人間相手はちょっと・・・」という方でもできそうですね。
ネット上やメールでまずはトレーニングして、それから面と向かっての会話にステップアップしていけばいい。
あっ、それならTwitterもいい練習になるのではと思ったりして。
また、ブロガーとして参考になったのが本書後半に出てくる 「体験談」で情景や感情をリアルに伝える というところ。
ワタクシのブログは文章表現がほとんどですが、文章で伝えるのにもこの考え方は応用できそう。
できるだけ体験談を書き込むことで、文章がより伝わるってことありますよね。
どれだけ情景や感情を体験談に乗せてリアルに伝えられるかといったあたり、これからのワタクシの課題にしたいと思います。
コミュニケーションで悩みを持っている方はもちろん、言葉や文章など“伝える”ことを学びたい方にもオススメの一冊。
重田貴士氏の渾身のデビュー作!
【告知】
本書発売を記念して明日からAmazonキャンペーンが行われます。
特典PDFのタイトルを見ただけでも結構興味がそそられるものばかり。
なかなか太っ腹な内容かと。
■アマゾンキャンペーン
2009年9月1日(火)0:00 ~ 2日(水)23:59
【応援くださっている著者の方々(五十音順)】
臼井由妃様「ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい!」
大須賀祐様「輸入ビジネス 儲けの法則」
カカトコリ様「一天地六の法則」
平野友朗様「誰も教えてくれなかった ビジネスメールの書き方、送り方」
堀内伸浩様「ビジネスが加速する!すごい名刺」
他・・・
【特典】
1 落ち込みグセがみるみる消える思考法【PDF】
2 非言語の影響力を駆使して伝える力を高めよう!【PDF】
3 男と女のコミュニケーション【PDF】
4 NLPミッションクエストレポート【PDF】
● 「苦手な会話を克服する34のレッスン」と
「輸入ビジネス 儲けの法則」を同時購入いただいた方への
アライアンス スペシャル特典
・あなたが今すぐ輸入ビジネスを始めるべき
8つの理由【PDF】提供:大須賀氏
・自信が溢れる3つのレッスン
[あなたの思いを叶えるために]【PDF】提供:重田
【アマゾンキャンペーンの詳細】
PC:http://www.shigetatakashi.com/2009/09/amazon.html
携帯:http://m-pe.tv/u/?lesson34amazon
【関連書籍】
今回は本文中に登場する本と巻末の参考文献から気になった本をいくつか紹介します。
【管理人の独り言】
もう8月も終わりですね。
昨夜は日本の歴史のターニングポイントに遭遇したって感じでした。
このまま二大政党制の時代に突入するのか、はたまたあっちもこっちも分裂したりしてまだまだ混乱が続くのか。
先のことは分かりませんが、とにかく今回の選挙で自分たちの1票が国を変えるんだということが実感できました。
さて次の関心は組閣人事。
一部週刊誌では勝間さんが入閣するのではと書かれてましたが、はたして・・・。
なかなか おもしろそうな本ですね
キャンペーンも気になるなあ・・・
あ
僕も人見知りなんですよ
スマイルシグナル 様
え、そうなんですか?
とても人見知りには見えませんよ。
すごくアクティブにセミナーとかも参加されてるし。
本も濃い内容だし、キャンペーンも気になりますよね。
特に 男と女のコミュニケーション【PDF】
どんなんだろう。