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穴澤 賢(著)『ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離』(小学館文庫)

 

ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 (小学館文庫)

ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 (小学館文庫)

  • 作者:穴澤 賢
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/11/06
  • メディア: 文庫
 

 

こんにちは
今日は日曜日、こういう本もいいでしょうというわけではないのですが
穴澤 賢(著)『ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離』(小学館文庫)
をご紹介します。

なぜこの本をこのブログで紹介するのか?

以前このブログでも書きましたが、私は大の犬好きでして、穴澤さんのブログ「富士丸な日々」の大ファンでもあります。

しかしそれだけが理由ではありません。
昨日触れた梅田望夫(著)『ウェブ時代をゆく いかに働き、いかに学ぶか』(ちくま新書)につながると思ったからです。

梅田氏の説を要約すれば
ネットを使って「好きを貫く」→「飯が食える」可能性があるですよね。
「富士丸な日々」もこの一例ではないかと思うのです。

ペットとの共同生活(?)をブログで綴ると人気が出て、やがて出版へ。
これは一種の「けものみち」ですよね。
しかもこのパターンが最近多い!

ここで少しご紹介。詳しくはサイトへ行ってもらうとして、
「富士丸な日々」は、コリーとハスキーのミックス犬の富士丸と30代独身男の共同生活を、面白おかしく、そして時に切なく、時に自虐的につづったこのブログ。ペットブログとしてはダントツの人気なのです。

しかし人気の秘密は、富士丸の魅力だけではなく、富士丸の父ちゃんこと穴澤さんの文章のうまさだ、人間的魅力だと思うのです。

で、昨年単行本が出版され、11月には異例の早さで文庫本化
穴澤 賢(著)『ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離』(小学館文庫)の出版となりました。

この本、父ちゃんこと穴澤さんから富士丸へ手紙を送るという形で綴られています。
富士丸への愛情でつまった本なのですが、ブログでは触れられていない穴澤さんの生い立ちやプライベートなことまで飾らない文体で書かれています。

富士丸との出会い、子供の頃飼っていたテツとチエ、などは犬好きにはたまらないでしょうし、や両親の離婚やお母さんの死、お父さんを連れての東京案内などはエッセイとして充分引きつけられます。

白状すると、私、不覚にも「財布のカード」のところではうるうるしてしまいました。

さて、富士丸がらみでもうひとつ話題。
これも以前このブログで紹介した、
川口晴著『犬と私の10の約束』
がいよいよ3月15日に映画公開されます。
この映画の応援団長を富士丸がしております。 くわしくはこちら

世知辛いニュースばかりの今日この頃。
たまにはこういう本や映画で一息つきませんか?

 

ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 (小学館文庫)

ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 (小学館文庫)

  • 作者:穴澤 賢
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/11/06
  • メディア: 文庫
 

 

【管理人の独り言】
正直言うと、「犬と私の10の約束」映画館に見に行くかどうか迷ってます。
理由は「まちがいなく、泣いてしまうから・・・」(恥)

 

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