おはようございます!
今日ご紹介する本は
バシャール、本田健(著)『未来は、えらべる!』VOICE新書
です。
バシャールと本田健さんの対談本。
バシャールについてはまた後で触れるとして、とにかく彼の発言には共鳴できるものがあるので今回紹介することにしました。
まずは、気になるポイントの読書メモをシェア!
バシャール、本田健(著)『未来は、えらべる!』:読書メモ
★ポジティブとネガティブ、二つの観念
ふたつの観念の、もっとも大きな違いを教えましょう。
ポジティブな観念は、「現実は幻想かもしれない。それなら、もしかしたら変えられるかもしれない」という可能性に気づかせてくれます。
一方、ネガティブな観念は、「自分が物質レベルで体験していることは確固とした現実なので変えることはできない。もし変えるとしても、とても難しい」と信じ込ませます。
そう信じ込ませるために、ネガティブな観念の構造は、ポジティブな観念よりも非常に複雑で多面的です。
「これが現実だ」と信じ込ませるには、色々なトリックが必要だからです。
★夢を叶える過程で現れる不安や怖れ、疑いについて
不安や疑いがあったのは、そのプロセスの途中で、あなたがまだ古い観念システムを持っていたからだと思います。
私たちがなぜ「ワクワクすることをしてください」と言っているが、思い出してください。それは、ワクワクにしたがって行動することによって、「自分が持つ古い観念システムが表面意識に出てくる」からです。
表面意識にのぼってきた観念システムは、ワークをする(自ら問題に取り組む)ことによって、解消し変えることができます。
★創造主は等しくサポートしてくれる
もちろん、人はそれぞれユニークです。みな、違っています。
でも、みなさんは、創造主(the Creation)によって無条件に等しくサポートされています。
ですから、「健さんは自分の情熱にしたがってうまくいった。あの人もそうだ。でも、ちっぽけな私には、そのやり方はうまくいかない」と思っているのは、実は「私はあまりにも違っていて特別で、ユニークな存在です。つまり、創造物の中で最も傲慢な存在です」と言っているのと同じことです。なぜなら、サポートされないのは、唯一、私だけだと言っているのですから。
★社会と自分の「成功」の定義
多くの人は、自分がしていることが「幸せだ」と感じると、たとえお金をたくさん稼いでなくても「自分は成功している」と感じます。
つまり自分がしたいことをするのに必要なお金さえあれば、別に他の人と比べてたくさんお金がなくても「成功していて、幸せ」なのです。
自分がしたいことができれば幸せで、そして、成功しているのです。
★15分で願いを実現させる方法
まず15分の集中で、自分が実現したいと思っていることが本当の自分の情熱、ワクワクを代表するものであること、そして、自分のすべてのポジティブな観念体系が、実現化の方向に向いているかということを確かめてください。
自分の観念体系全てを使って、情熱を傾けているものに15分間集中した後、それを実現させるための最良の方法は、「それを手放し、ゆだねて、実現するかどうか気にしない」ということです。
物質次元の意識(顕在意識、思考の部分)は、情熱の対象に集中したことで、するべき仕事をも終えたわけです。ですから次はあらゆる想定や期待やニーズなどを全部手放して、工事の意識に委ねなければなりません。そうすると工事の意識が、どのような形であれ、実際に起きるべき方法できちんと実現してくれます。
物質次元の意識を使って集中する作業は、「受け取る準備」です。
高次の意識が、あなたが望んでいることがらの最良の実現方法を知っています。
したがって、実現化とは、「集中と忘れること」「(起きるのを)許すこと」の結果だと言えます。
集中して、忘れる。
集中して、忘れる。
集中して、忘れる。
これが実現化の法則です。
自動的に、努力することなしに、毎瞬、毎日、こうすればいいのです。
★お金は絶えず、動かすもの
お金は交換の手段ですから、必ず何らかの形で絶えず動いていなければなりません。「動いている」ということがカギです。お金に対する態度や扱い方が静的になった途端、その量は減っていきます。これは必ずしも、「入ってくるのと同じくらいの速さでお金は出て行くべきだ」とか「入ってくるより早くお金が出ていくべきだ」と言っているのではありません。
はやさの話ではなく、「お金との関係」「お金に対する態度」の話です。お金との関係や態度は静的ではなく、動的であるようでなければいけないのです。
★ 豊かさとは「やりたいことを、やりたいときに、やれる能力」
私たちは、豊かさとは「やりたいことを、やりたいときに、やれる能力」だと定義しています。
(the ability to do what you need to do, when you need to do it )
つまり、「動ける能力」です。
豊かさとは、それに尽きます。
バシャール、本田健(著)『未来は、えらべる!』:感想
◆ワクワクすることにすすもう
まず、バシャールとは誰? というところから。
これが僕もうまく説明できないんですが、アメリカ人のダリル・アンカ氏を通してメッセージを送ってくれる「高次の意識」(?)といえばいいのでしょうか。
なんと呼べばいいのかわからないので、とりあえずバシャールのことを本の中では「宇宙人」と呼んでいるので、僕もそう呼びます。
でも、「宇宙人」というと非常に胡散臭いですよね。
僕もこういうあまりにもスピリチュアルすぎるものはちょっと引いてしまうのですが、バシャールについて興味を持ったのは実はこちらの本がきっかけでした。
未来を動かす バシャールが新たに語る、「最高の人生」にシフトする方法。
- 作者: ダリル・アンカ,安藤美冬
- 出版社/メーカー: ヴォイス
- 発売日: 2017/06/22
- メディア: 単行本
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KindleUnlimited対象本だったので「タダなら読んでみるか」という軽い気持ちで読んでみたら、「ワクワクすることをしなさい」とか、成功とか豊かさの定義を「やりたいことを、やりたいときに、やれる能力」としているところなど、とにかく共感したんですね。
それがまた、自分自身が前職を退職して独立を目指していたときだったので余計に心に刺さったわけですよ。
それで、バシャールが本当に宇宙人なのか、ダリル・アンカの自作自演なのかとかどうでもいい! となりまして今日に至っています。
さて、バシャールの主張は非常にシンプルですね。
ワクワクすることをやりなさい!
そうすれば、自分が望む形と必ずしも一致しないけど、現実化するというのです。
そして、その過程でネガティブな感情も湧き上がるけど、それは自分の取り組みで解決できるものだといいます。
この主張が多くの人を後押ししてくれていて、バシャールに勇気をもらって自分の道に進んだ人も多いことでしょう。
かく言う僕もその一人でした。
ただ、実際、成功するかどうか、目標を達成できるかどうかは動くかなければ始まりません。
非常にシンプルで楽天的なアドバイスとはいえ、やるしかないんです。
◆パラレルワールドは少し難解
さて、後半にはパラレルワールドの話が登場します。
これが少し難解なのですが、要するに僕らの選択・決断次第で違った世界に自動的に移動しているということらしい。
ポジティブな決断をした世界、ネガティブな決断をした世界、それぞれ同時進行で存在していて、僕らは決断のたびにあっちに行ったりこっちに行ったり。
しかもその、違った世界を移動していることは僕らにはわからないようです。
ということは、表題の通り、僕らの心の持ち方次第で「未来は、えらべる」ということ。
なんでもかんでもポジティブシンキングがいいとは思いませんが、基本的には積極的に動く人生にしたいので、僕はポジティブな決断をし続けていこうと思います。
バシャールが何者かは置いておいて、将来やりたいことや目標があるけど、最初の一歩を踏み出せないという方はぜひ読んでみてください。
きっと背中を押してくれると思います。
目次
まえがき
第1章 大好きなことの見つけ方、ワクワクの方法
第2章 運命は、変えられる
第3章 お金と豊かさについて
第4章 ソウルメイトとコミュニケーションについて
第5章 私たちの未来、分離していくリアリティー、2012年
巻末コラム 「新書刊 未来は、えらべる! バシャール 本田健」によせて
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