おはようございます、一龍です。
成功本が大好物な私ですが、自己啓発書や成功哲学が好きな方はもちろん、「そういうのは敷居が高くて」という方にも、楽しく学べて実行できる本が登場しました。
『自己啓発の名著から学ぶ 世界一カンタンな人生の変え方』 です。
世界的名著50冊から、習慣として取り入れやすいエッセンスを抜き出した本書。
今回は紹介を兼ねて本書から私がすぐに実行することに決めた5つの習慣を紹介します。
『世界一カンタンな人生の変え方』に学ぶ、早速実行することに決めた成功法則5つ
★『明日の幸せを科学する』に学ぶ、一生退屈しない習慣
私たちは、ある「嬉しい出来事」が起こると、最初にそれが起こったときがもっともすばらしいと感じ、それ以降同じ出来事が繰り返し起きるにつれて、その感動は薄れてしまうという傾向を持っています。これを、経済学の世界では「限界効用逓減の法則」と呼びます。
教授によれば、これに対抗する手段が2つあります。
1つは、「時間的間隔を空ける」という方法です。
もう一つは、「少しずつ変化させる」という方法です。
人間は「習慣の動物」と言われます。ぼんやり過ごしていると、昨日も今日も明日も、同じ行動をとりがちです。でも、先ほど見たように、同じ行動を繰り返すことは楽しさを減少させていくことにつながります。
そこで、週に一度、「今までにしたことのないことにトライする日」を作ってみるのはいかがでしょうか。
ということで著者がおすすめするのは
週に一度、新しいお店でランチをしよう。
なのですが、僕はちょっとアレンジして
週に一度、新しいうどん店でうどんを食べよう
にしてみようと思います。
ブログ記事のネタにもなりますからね。
★『思考は現実化する』に学ぶ、願いをかなえる習慣
本書には鉄鋼王アンドリュー・カーネギーに直接伝えられた願望実現のための秘伝が掲載されています。
「願望実現のための6箇条」
(1)実現したいと思う願望を「具体的に」させる。
(2)そのために差し出せる「代償」を決める。
(3)願望をかなえる「期限」を決める。
(4)願望実現のための詳細な「計画」を立てる。そしてすぐ実行に移る。
(5)「具体的願望」「代償」「期限」「計画」の4点を紙に書く。
(6)紙に書いた文章を毎日、起床直後と就寝直前に、この願望がかなったところをイメージしながら、大きな声で読む。
この中でももっとも重要なのは(6)だそうです。
そこでまずてはじめに
ここ1ヶ月くらいでかなえたい、ちょっとした願望をノートなどの紙に書き出す
ことから始めることを著者はおすすめしています。
僕は大きな願望に関しては書き出しているので、直近の願望を書き加えて毎日音読することにします。
★『信念の魔術』に学ぶ、欲しいものを手に入れる習慣
同書の中で、強い信念を持ち続けて願望をかなえるための方法として彼が紹介する、「カードを使う技術」という手法を見ていきましょう。
まず、名刺大の大きさのカードを4〜5枚用意します。
次に、自分が何よりもほしいものを、自分自身に尋ねてみます。あなたの欲しいものは何ですか?答えが出たなら、カードにそれを一言で表すような言葉を書き込みます。(たとえば、「就職」「転職」「お金」「家」など)。
すべてのカードを書き終えたら、1枚は書類ファイルに入れ、1枚はバッグの中に入れ、1枚はベッドのそばに置き、1枚は鏡台などに貼り、1枚は机にピンで留めます。
そうして、突然、しばらく便りのなかった人に出会ったり、かつてあったこともない人を訪ねる気になったり、手紙を出したくなったり、電話をかけてみたくなったら、その直感に素直に従うとよいと述べられています。
カードを見ることで潜在意識に刷り込んで、「引き寄せ」を狙っていくということですね。
このカードを人に見られるのが嫌という場合は、もっとパーソナルに貼ってもいいそうです。
僕が今欲しい物は
・iPadPRO
・28インチiMac(全部乗せ)
・上京する機会
・月間100万PV
などですが、早速
財布や手帳に「ほしいものカード」を貼る
を実行します。
上記の「願望実現のための6箇条」と併用するとより効果的かも。
★『自動的に大金持ちになる方法』に学ぶ、自動的にお金を稼いでいく習慣
彼の紹介する手法は、「貯蓄を自動化する」「投資を自動化する」「住宅ローンの支払いを自動化する」など、すべてのお金の流れを自動化させることに特徴があり、これなら意志の弱い人でも勝手にお金が貯まっていくだろう、と思われるものばかりです。
その中でも、最もインスタントに始められる貯蓄術としてバックが勧めるのは、「ラテ・マネー」を貯蓄し、投資にまわすことです。
「ラテ・マネー」とは、特に必要ではないけど、つい習慣で使ってしまっているお金のことです。毎日、カフェラテを買う、コーヒーを買う、ジュースを買う、タバコを買う、新聞を買う……。その使い道は人によって違うでしょうが、誰にでもそうやって「買っても買わなくてもどちらでもいいもの」にムダ遣いしているお金があるはずだ、とバックは説きます。
僕はカフェに行くことはめったにないのですが、コーヒー中毒のためよく缶コーヒーをかってしまいます。
なので、買ったつもり貯金はおいといて、とりあえず缶コーヒーも含めて
ペットボトルの飲み物を買うのをやめる
を実行することにします。
★『毎日を気分よく過ごすために』に学ぶ、気分の良い毎日を過ごす習慣
セイヤー教授によると、人間の「気分」は「平静な状態か、緊張している状態か」と「エネルギーがみなぎっている状態か、疲労している状態か」という2つの軸によって4種類の状態に分かれるそうです。つまり、4種類の状態とは「平静×エネルギー」「平静×疲労」「緊張×エネルギー」「緊張×疲労」です。
このうち、人間にとってもっともよい気分がするのは、「平静×エネルギー」であり、もっとも嫌な気分がするのが「緊張×疲労」というわけです。
では、緊張しているときや疲労しているときに「平静×エネルギー」状態にもっていくにはどうしたらいいのでしょうか。
教授によると、疲労しているときにエネルギーを取り戻すには、軽い運動がもっともよいそうです。また、緊張しているときに平静を取り戻す方法は、「ストレッチをする」「瞑想をする」と言ったリラクゼーション法に効果があるとのこと。
ということで、前から習慣化したかった
1日5分、ストレッチをする
を実行することにします。
感想など
◆すぐに実行できる成功法則50
本書ではいわゆる成功本50冊から、著者が抽出したエッセンスが50個、カンタンに人生を変える方法として提案されています。
この中から今回のエントリーでは私自身がすぐに実行しようと決めた5つをご紹介しました。
実際のページ構成としては、紹介する1冊につき4ページほどが割かれており、
最初に導入の4コマまんが→本の内容紹介→著者のアドバイス→おすすめ習慣の提案→紹介している本のその他のポイント
と形式になっています。
また、他のおすすめ本を紹介している場合もあります。
ということで、本書で紹介されている50個の成功法則のうち、1つからでも取り入れることで「カンタン」に人生を変えることができる本となっていますし、”成功本カタログ”として本書を基点として読書の幅を広げるという使い方もできると思います。
かなりお得な本ですね。
ただし、本書を読んだだけでは人生は変わりません。
成功本の場合、重要なのは本に書かれていることを実行するかどうか、この一点です。
本書を一通り読んでみて、現在の自分に必要なもの、足りない部分を補える方法に出会ったらぜひ実行習慣化してみてください。
僕も上記5つの方法を早速実行して習慣化してみます。
いい結果が出てこのブログで紹介できるよう頑張りますね。
本書はサンクチュアリ出版編集者、滝様から献本していただきました。
ありがとうございました。
目次
はじめに
CHAPTER1 もっと楽しく生きられる6つの習慣
CHAPTER2 悩みや迷いがなくなる7つの習慣
CHAPTER3 夢や願望を叶える6つの習慣
CHAPTER4 限りある時間を有効に使う6つの習慣
CHAPTER5 人間関係がうまくいく8つの習慣
CHAPTER6 お金持ちになる8つの習慣
CHAPTER7 幸せになる9つの習慣
おわりに
関連書籍
成功本のまとめ本といえば水野俊哉さんが大御所でしょうか。
こちらも合わせて読まれるといいと思います。
(ただし、絶版になっているものもあるようです)