昨夜、上京していた女帝(妻)が天狼院書店の6代目秘本を買って帰ってきました。
今回はどんな本が選ばれたのか楽しみです。
6代目天狼院秘本、今回は・・・
秘本とは?
6代目天狼院秘本については下記の天狼院さんのサイトを読んでいただけたらと思いますが、
秘本について簡単にご説明すると
東京池袋にある天狼院書店さんが
・タイトル秘密です。
・返品はできません。
・他の人に教えないでください。
という、福袋的(ビニ本的 ←死語)な売り方をしている本なのです。
信頼と期待の上に成り立つ「何が出るかな?」的な面白さ
今回の秘本、記事タイトルからお分かりのとおり本作品で6代目。
僕はこれまでの天狼院秘本、糸井重里秘本の『骨風』も含めてすべて購入しています。
ここで疑問を持たれる方もいるでしょう。
「タイトルも内容もわからず、すでに持っている本かもしれないのにどうして買うの?」と。
確かに福袋的な楽しみの要素はあります。
開けてみないとわからないというのは、確かに心躍らされます(袋とじを開けるドキドキみたいな)。
しかし、本というのは定価で販売するもの。
お値段的にお得なわけでもなく、むしろ秘本に関しては、すでに持っている、読んだことのある本かもしれないというリスクのほうが大きいといえます。
それでも購入してしまうのは、秘本を選書する店主三浦さんの「本の目利き」に対する絶対的な信頼感が根底にあるからです。
これまで購入してきた本、すべて外れはありませんでした。
そして、最近では天狼院秘本に選ばれた本がベストセラーになるといった現象まで起きるようになりました。
ここまでいい本との出会いを続けて経験させてくれて、そしてトレンドを起こす力を備えたということは、これはもう”秘本”というブランドが確立されたといってもいいんではないでしょうか。
ただ、そうなってくると店主の三浦さんのプレッシャーは相当なものとなっているようで、上記の天狼院サイトの記事でも、その生みの苦しさが伝わってきます。
先代を越えることを常に求められるわけですから、これはかなり難しいですよね。
しかし、僕はそういった姿に、本来究極のセレクトショップであるはずの書店経営者のあるべき姿を見る思いがします。
昨今、街の本屋さんがどんどん減少しているのですが、店主のこだわりと、そこから生まれる客の信頼こそが、この現状を救う一つの鍵なんですが、これを感じさせてくれる本屋さんは実に少ないです。
6代目天狼院秘本、今回は・・・
さて、6代目天狼院秘本、今回は店主をして
「当代随一・・・」
と言わしめた作品。
400ページ超えの大著ですが、どうも309ページからの展開がすごいらしい。
思わず309ページから読んでしまいそうになりますが、それはぐっと我慢して、この記事を書いたら淡々と読み進めていきたいと思います。
とりあえずよかった、僕は読んだことのない作家さんでした。
また、新しい出会いをいただいた事感謝します。
なんか、店主の三浦さんって毎回必ずかわいい子を連れてくる合コンマスターみたいだな。
今回はどんな娘なんだろう。