おはようございます、一龍です。
先日丸亀市で海上自衛隊東京音楽隊のコンサートがありました。
そのとき感じるものがあったのでちょっと書いておこうと思います。
海上自衛隊東京音楽隊コンサート
海上自衛隊東京音楽隊の丸亀でのコンサートに行ってきました。
知り合いの自衛隊広報の方からチケットをいただいたということもありますが、もともと音楽を生で聴くのは大好き。
それに自衛隊の音楽隊がレベルが高いというのは前々から知っていたし、”軍楽隊”なわけですから、普通のオケとは違った曲も演奏してくれそう。
そしてなんといっても、このコンサートには自衛隊の歌姫こと三宅由佳莉(3等海曹)がやって来る!
最近だと国立競技場のお別れ式典で国家独唱して、桁違いの歌唱力を披露して話題になっていましたよね。
ステキすぎる自衛隊の歌姫
コンサートは2部構成で曲目は
第1部
海の戦友
平和への行列
天国の島
祈り〜 a Prayer
鳳凰が舞う 〜印象、京都 石庭 金閣寺〜
第2部
A列車で行こう
ミスティ
アンダー・ザ・ワイヤー
時の流れに身をまかせ
明日があるさ
ユー・レイズ・ミー・アップ
情熱大陸
の全12曲。
三宅隊員はまだかまだかと待ちわびていたところへ(じらし作戦か?)、4曲目でやっと登場してきたのですが「うわっ、めっちゃ奇麗!」
そしていきなり代表曲の「祈り」を歌いはじめると、もう「惚れてまうやろー」状態でした。
歌が上手いのはもちろんですが、細いのに声量抜群!
”自衛隊の歌姫”とよく呼ばれていますが、”国の至宝”といってもいいかもと思ってしまいましたよ。
もちろん、音楽隊の演奏もレベルが高く素晴らしかった。
バンドマスターが高松出身ということで、クラリネットの超絶独奏を披露されていたけど、もう「マシーンか!」とツッコミを入れたくなるほどの指の動き。
本当にあっという間の演奏会でした。
あの曲はこの国の歴史、そして僕らの記憶
さて、「情熱大陸」で盛り上がり、演奏終了の後、お約束のアンコール。
サービスなんでしょうね、三宅隊員が流行のアナ雪の「Let it go」を歌ってくれたりしたのですが、最後の最後に演奏してくれたのが「軍艦マーチ」(どうも最後に軍艦マーチはお約束みたいです)。
これがもう鳥肌もの。
会場も「おおっ!」って感じの反応。
このとき渡し感じたのです。
この曲はこの国の歴史、そして僕らの記憶なんだと。
軍国主義とか帝国主義とか、右だ左だ、良い悪い、などなど主義主張は関係ない。
そんなことはさておいて、軍艦マーチはこの国の一時代を物語る歴史の象徴、僕ら国民の記憶のトリガーなのです。
先人たちの誇り、希望、苦しみ、挫折・・・様々な思いを引き出す曲なのです。
しかも演奏するのは旧日本海軍の伝統を引き継ぐ(東京音楽隊の前進は海上保安庁らしいが)楽団。
ああ、自分は日本人なんだと自覚し、この国の一員でよかったと思えるひとときなのでした。
ついでながら、こちらはYouTubeにアップされていた2013年の遠野コンサートの模様
三宅さんの歌もいいですが、最後の軍艦マーチで手拍子が起こっています。
やはりこの曲は特別なのです。
おまけ
早速CDを借りてきました。(←買えよ!というツッコミは勘弁ね)
「Stand Alone」(NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ)が特に絶品!
毎日聴いています。