こんばんは、「旅の恥はかき捨て」と言いますが、恥を自ら進んでかく勇気は全然ない一龍(@ichiryuu)です。
さて、今夜は東京ステイ3日目の模様をお送りします。ここからは少しゆったり目の旅となりますが、やはり人のご縁のぎっしり詰まった1日でした。
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トップの写真は東京でいただいた本6冊と、家から旅のお供に持って行った2冊。
写真には写っていませんが他にもう1冊(横田尚哉さんの『ビジネススキルイノベーション)持って行ってました。
計9冊。
「旅のよい道連れは旅路を短くしてくれる」という言葉があるそうですが、ワタクシにとっては本でしょうね。
【衝撃の2つの光景】
日曜の朝。
24時間テレビをちらちらと見ながら身支度を整え、無料サービスの朝食を食べようとレストランに向かう。
なんとこの日のレストランは、お客の半分以上が外国人(おそらくアメリカ人)だった。
2回目ともなると慣れたもの。
ささっと朝食をトレーに取って、席について食べはじめる。
そしてあらためて周りを観察。
このとき衝撃の光景を2つ目の当たりにする。
一つ目。
レストランの大半を占める外国人は、家族旅行やグループ旅行、そしてビジネスで出張とか旅の目的は色々のようだったが、どのグループもApple製品を持っているのだ。
家族連れはiPadで旅の写真を見て盛り上がり、その後地図アプリを起動して今日行く場所を相談している。
ビジネスマンはなんとMBPを見ながら何事か真剣な顔で相談している。
そして一人旅の外国人はiPhoneをしきりにいじっている。
ワタクシは旅好きで、今まで安宿に数限りなく泊まってきましたが、タブレットやノートPCを見ながら旅の相談をし、朝食を食べるなんて光景を見たことがない。
ああ、ジョブズは本当に世界を変えたんだとこの時強く印象づけられました。
そしてもう一つの衝撃の光景。
上の朝食の写真を良く見てほしい。
上の方にバターが入ったプラスチック容器があるでしょ。
なんと外人さん、このバター1つをパン一個に塗ってしまうのです。
隣に座った20代の兄ちゃん(多分アメリカ人)は、丸いパンをハンバーガーのバンズのようにパカッと割って、その中にバター一個分を塗ったものを、4つ食べてました。
「君、塗りすぎやろ!」と心の中でツッコミを入れつつ、他の外国人も観察していたら、だいたい似たり寄ったり。
さすが肥満体国の国民。
世界は矛盾に満ちている、飢えて死んでいく人もいれば、太り過ぎて病気になる人もいる。
この大量消費する国の国民は、なにかおかしいと、これも強く印象づけられました。
【魅惑の限定ラーメン】
この日はお昼にあさ出版の井手さんと吉田さんと一緒にラーメンに行く約束をしていました。
集合は池袋。
ラーメンミュージシャン井手隊長が連れて行ってくれたのがこちら
池麺キングコング
オープン2周年だそうで、採算度外視のつけ麺を限定300食食べられる日だったそうです。
濃厚鶏白湯つけ麺
ワタクシは専門家ではないので、詳しくは井手隊長のブログを御覧いただくとして、ワタクシなりの感想を書いていきます。
麺の上にパテが乗っております。
これはまぁ、サービスというか、前菜ですね。
パテもなかなか美味しかったのですが、うどん人のワタクシはやっぱりこのつやつやの麺に目がいってしまいます。
これがねぇ、喉越しといい、歯ごたえといい、うどんでいうとコシのある男麺。(ワタクシ好み)
一瞬、生醬油だけをかけて食べてみたい衝動に駆られましたよ。
でもね、スープを飲むとそんな衝動は吹っ飛びました。
濃厚!
鶏ガラ出汁ってこんなに濃厚になるんですか?
そして濃厚なのでストレートな麺なのにスープを連れてくる!
いや恐るべしラーメンワールド。
ワタクシも大概マニアックにうどんを食っていますが、井手隊長のようにラーメンにはまる人がいるのもよくわかります。
面白いなぁ。
絶品ラーメンを楽しんだ後、ちょっとコーヒータイム。
実はこのお二人、お疲れのところ付き合っていただきました。
前日の24時間テレビで放送された「車イスで僕は空を飛ぶ」の原作本
この本の担当編集者さんが吉田さん(右)。
この日の朝は、原作者の長谷川泰三先生が24時間テレビに生で出るということで、お二人とも先生に付き添って武道館に詰めていたんです。
その後のラーメンだったわけですが、大きな仕事を終えた清々しい顔をしていますね。
井手さん、吉田さん、お疲れのところありがとうございました。
また、上京のときはよろしく。
そして、うどん県来県の際は、こんどはうどんツアーしましょう。
【移動、移動、移動】
お二人と別れた後、前から行きたかった文具店で中野にある 旅屋 に行きましたが、これに関しては別記事で紹介する予定です。
その後、有楽町へ移動して、三省堂書店さんへ。
この時のことも別記事で紹介します。
そこから目と鼻の先、文具好きの聖地、銀座 伊東屋さんへ。
これも別記事で紹介予定。
そしてまた、てくてく歩いてホテルに戻る途中、丸善さんで kobo の実機に触れたのですが、これもできたらべつきじでかきたいなぁ。
ということで、すっ飛ばして夜の会へ
【詩人と再会、そして詩人に聞く】
東京最後の夜は新宿で詩人の西田庸子さんと待ち合わせ(3日連続で美人と待ち合わせできる幸せ)。
西田さんともTwitter上で古からのおつき合い。
最近はFacebookで、「私というものがありながら・・・」などと、意味深な誤解を招くような絡み方をされるのだが、実際にお会いするのはこれが2度目(笑)。
2年ぶりの再開です。
連れて行ってもらったのは、Brooklyn Parlor(ブルックリンパーラー)というブックカフェ。
昼間はカフェらしいのですが、夜はイギリスのパブといったおもむき(イギリス行ったことないけど 笑)
ワタクシ、西田さんには聞きたいことがたくさんあったんです。
西田さんのブログ「願いの扉☆いいことパラダイスの人生を送る方法」を読んでもらうと分かると思うのですが、かなりのペースで詩を書かれている。
いったいこの言葉たちは、どこから湧いてくるのか?
書いている内容は違うといえ、ワタクシも文章を綴っているブロガー。
いい言葉が浮かばなくて書けなくなることがしょっちゅうあるわけですが、一体どうしてそんなに書けるのか、それを知りたかったのです。
西田さんは、完全に「言葉が降りてくる」タイプ。
考えているのではないそうです。
ではその言葉や語彙のベースはどこからきたのかと尋ねたところ、小さいときにすでに名作と呼ばれる文学(夏目漱石とか)を大量に読んでいたそうです。
普段はとりたて、文章や語彙をインプットしようとはしていないとのこと。
そうか、ワタクシには文章の神様がなかなか降りてこないのは、小さいときに本を読んでいないからか(ショボン)。
どうしたら書けるようになるんだろう。
このとき色々お話ししたことは、ほとんどがオフレコなのですが、一つ非常に印象深い話を聞きました。
それは、
「自分との親和性を高める」
という話。
例えば、自分の顔を観察したことがありますか?
これ非常に大切で、自分自身を良く観察して理解することが、幸せとか充実につながるとのことですが、そういえばまじまじと自分の顔を見ることってないよなぁ。
西田さん、貴重なお話、ありがとうございました。
【終電、そこは人間社会の縮図】
西田さんとお別れしたのが12:00過ぎ。
山手線の終電で東京駅に向かいました。
うどん県民のワタクシが、まさか東京で終電に乗るとは思っても見ませんでしたが、これがまた面白いネタの宝庫。
人間ウオッチングするには終電って最高ですね。
ホームで寝てるオジサンが「ああ、この人家まで帰れないだろうな」と思っていたら、電車が来た途端にムクッと起き上がってしっかりした足取りで電車に乗ったり。
酔っぱらいの外人が、独り言を英語でずーっとしゃべっていたり。
ホームの看板を正拳突きする(鉄柱にはしない)兄ちゃんがいたり。
終電の時間のホームや電車は面白過ぎます。
こんないろいろな人間模様を見つつ、東京最後の夜は終わりました。
明日はいよいよ帰途につきます。
【おみやげ】
ありがとうございました。
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