おはようございます、一龍です。
実は昨年の大晦日を最後に新聞をとるのを止めました。
そして2週間が経過。
ことあたりで実際に新聞を止めてみて気がついたメリットとデメリットを書いてみます。
photo credit: Mike Bailey-Gates via photopin cc
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新聞を止めた決め手となったのは・・・
新聞を止める決め手となったのはこれでした。
経済界の代弁を立場上しなければならないのかもしれないが、今日の日経新聞の安部首相靖国参拝の扱いは残念としか言いようがない。特に春秋には憤慨。もう新年から日経の購読はやめる。
私はべつにネトウヨではありませんが、この国の代表として総理大臣は靖国参拝をするのは当然だろうと。
それを日経新聞だけでなく産経を除くほとんどの新聞が叩いたわけですよ。
これはもう、ちょっと我慢できないなと。
ただ、この時の報道だけで新聞を止めたわけではありません。
例えば定率減税を新聞各社が求めるというその姿勢と、消費税増税に対するスタンスの軟化から、かなり違和感を感じていました。
それって、ジャーナリズムよりも経営を優先してる。
いったい誰のために記事を書いてるんだろうと。
また、そもそも論ですが、新聞が載せているコンテンツって自分の生活に必要なのか?ともかなり以前から疑問に思っていました。
でも、世の中では新聞は必読、社会人として読むのがあたりまえみたいな風潮がありますよね。
そこで、新年に入るのを機に、試しに新聞を止めてみて、実際困ったりするものかどうか実験してみることにしました。
以下、新聞を辞めて2週間経った時点での、新聞を止めてみて感じたメリットとデメリットをあげてみました。
新聞を止めたメリット
資源ゴミのゴミ出しが超ラクに
まず最初に気がついたのは、資源ゴミのゴミ出しがすごくラクになったということ。
新聞配達のお店によっては古紙回収のサービスをしてくれるとこともありますが、たいていの家では資源ゴミとして捨てていると思います。
あの、新聞をひもで束ねることも、それを持って回収場にいくことも重労働ですし時間も取られるのですが、新聞を止めたらそれが一切不要。
さらには、古紙をストックしておく場所も不要となりました。
シンプルライフを目指している私にとってはとてもスッキリした感じです。
インプットを絞ることができた
新聞、テレビやラジオニュースといったオールドメディアに加えて、私たちはネットのニュースを読んでいますよね。
そうすると、かなりの確率で同じ内容のニュースを何度も重複して目にすることが増えてきました。
それはインプットする時間の無駄です。
情報は多いほどいいと思われるかもしれませんが、私たちはただでさえ多すぎる情報の洪水の中で生きています。
すべてを拾う必要はありません。
新聞を止めることで情報の入り口を絞る効果を感じました。
朝食の時の会話が増えた
今まで私は新聞を読みながら朝ご飯を食べていました。
当然、視線も思考も新聞記事に向いていて、食事中に家族の顔を見たり、話をすることもありませんでした。
それが、新聞を止めてからはしっかり子どもの顔を見るようになったし、会話も増えました。
私は帰りが夜遅いので、子どもと顔を合わせて一緒に食事をとるのは朝だけです。
その家族との貴重な時間が、新聞を止めることで自然と取り戻せたのは最大のメリットだったと感じています。
新聞を止めたデメリット
新聞紙がない!
実は新聞を止めてみて一番困ったのは、”新聞紙”がないことでした。
例えば、家でホットプレートを使って焼き肉をするとき、油が跳ぶのでテーブルに新聞紙を敷いたりしますよね。
また、我が家では自分も息子もバリカンを使って自宅で散髪をするのですが、そういう時に床に新聞紙を敷きます。
ええそうです、かなり小市民です(笑)。
で、その時に必要な新聞紙がない!
一応、一カ月分くらい古紙をストックしておいたのですが、もう半分ぐらいに減っています。
なくなったら実家から貰ってくることにしていますが、新聞を止めて一番困ったことが新聞紙がないこととは本当に意外でした。
新聞紙って生活の中で結構使うんですね。
出版社の広告が見れない
これは書評ブロガーとしては新聞に掲載されている出版社さんの広告は気になるところ。
どんな本が出版されたのか、売れているのかといった情報源でした。
ただ、これに関しては出版社さんのホームページやAmazonの新刊情報や売れ筋ランキング、さらにはSNSでカバーできます。
折り込み広告が手に入らない
実は最後まで新聞を止めることに反対したのは妻でした。
その理由が「折り込み広告がない」というもの。
でも、たとえばこんなアプリ
でチラシを見るようになって問題解決。
そもそもうちが取っていた日経新聞にはチラシがちょっとしか入っていませんでしたしね。
まとめ
実は新聞を読んでいます
ということで、新聞を止めてみて2週間経った現段階で感じるメリットとデメリットをまとめてみました。
総評していえることは、新聞のコンテンツ内容に関して、それが読めなくなったから困っていることは一つもありません。
ネットで十分代用できています。
その新聞社の考えが表れる、社説もコラムも必要なし。
資源ゴミもたまらないし、はっきり言って、生活がスッキリして気持ちがいいです。
ただ、全く新聞を読んでいないかと言われれば、実はたまに新聞を読んでいることも白状しておきます。
このアプリを使うとiPhoneで産經新聞が無料で読めます。
さらには、私は使っていませんが、こちらのアプリを使うと各紙のコラムが読めるのだとか。
ということで、いまのところ何も困っていません。
こんなことでいいのか、新聞社さん!
最後にお断りしておきますが、この記事は新聞の存在を否定するものではありません。
世間では新聞をオワコンと評する人もいるようですし、定期購読者が減っているのも事実です。
が、私は新聞には新聞の使命があると思っています。
ただ、今の新聞のあり様はあまりに魅力がない。
私はテレビをほとんど観ないので、今回新聞を止めた生活に突入したら、「お前そんなことも知らないなおか?」「社会人の常識だろう」などと言われて、情報弱者になることを想像していました。
ところが全然困らない。
また、「あの記事が読めなくなって残念だ」というのもない(「私の履歴書」はちょっと読みたいかな)。
自分が新聞を取るのを止めておいてこんなことを言うのもなんですが、このままでは本当にオワコンになってしまいますよ。
「ああ、やっぱり新聞読んでないとダメだな」「あの記事の続きが読みたいから早く明日にならないかな」
そんなふうに感じることができる魅力的な新聞が登場したら、また定期購読したいと思います。
各新聞社さん、頑張ってください!
うちはまだ取っていますが、私自身はほとんど読んでません。それでも取り続けてる最大の目的はスーパーのチラシ(;^_^A
わがやでスマホを使っているのは私だけなので、このアプリ、妻は使えないんですよね…
新聞紙がなくて困る、というのは気付かなかったです(笑)
かずさんコメントありがとうございます。
このブログに移転してから最初のコメントでした。
うちも妻がガラケーを使っていた頃は反対でしたが、iPhoneを使いだしてから新聞を止めることに納得しました。
チラシもそうですが、ネットニュースで十分だということに気がついたんじゃないですかね。