こんにちは、一龍(@ichiryuu)です。
2017年は映画館で12本の映画を観ました。
この12本から僕の独断と偏見でベスト10をランキングつけしてみようと思います。
ということは2本ランキング外に追い出されるわけですが、これはもう独断と偏見ですのでクレームは受け付けません!
なお、僕の映画館へ観に行くかどうかの判断基準は、大きな画面で観たいかどうかでして、映像クオリティをかなり重視していることをあらかじめご了承ください。
では、ベスト10を発表しましょう。
タップできる目次
2017年、一龍が映画館で観た映画ベスト10
第10位 「アサシンクリード」
2017年は1月から2月にかけてあまり観たい映画がなく、ようやく3月になって最初の1本目を観たのがこの作品。
あまり期待せずに映画館に行ったのですが、けっこうアクションが良かった。
ゲームが原作らしくて、そちらのファンからは辛口の評価が多いようですが、単品のアクション映画としてけっこうなクオリティだと思います。
続編にも期待したい。
レビューはコチラ。
第9位 「美女と野獣」
この作品はもっと上位にランクしてもいい作品です。
確かに映像のクオリティは抜群に高い。
ですが、ストーリーを知っている状態で見たのであまり感動しなかったんですよね。
あっ、観て損することはないですよ。
特にエマ・ワトソンのファンにはいいと思います。
僕は・・・もういいかな。
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第8位 「エイリアン コヴェナント」
8位にしていますが、全体的に良かったんですよ。
なんせ、御大リドリー・スコット監督ですし、オリジナルの「エイリアン」を彷彿とさせるストーリーもいい。
もちろん、映像も素晴らしい。
ただ、めちゃくちゃ後味が悪い作品なんです。
救いがないことが唯一の欠点。
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第7位 「パッセンジャー」
久々の本格的SFものかと思って観に行ったら、ラブストーリーでした。
ツッコミどころも満載だったけど、僕としてはかなりいい作品だったと思います。
ストーリーに含まれるテーマも結構深かったし。
ただ、個人的にすごく驚いたのはこの主役の美人さんが「ハンガー・ゲーム」のジェニー・ローレンスだったということ(笑)。
やっぱりハリウッドの女優さんは本気でメイクするとめちゃくちゃキレイになるんだなと。
CGや特撮よりもそちらに感動してしまいました。
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第6位 「キングコング」
「えっ、なんで6位にキングコング?」と思われるかもしれませんが、冬休みにお子さんと楽しみたいならこれぜひDVD借りて見てほしい。
確かにおバカ映画なんですよ、ストーリーも単純だし。
だから僕も全然期待せずに観に行ったんだけど、この映像がとにかくすごかった。
キングコングの皮膚の質感や毛のフサフサ感が凄くリアル。
まぁ、騙されたと思って一度見てみて。
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第5位 「ゴースト・イン・ザ・シェル」
アニメ以上に素晴らしい映像。
映像オタクとしては満足な作品で、単純に楽しめて良かった。
唯一の不満は、少佐が太い。
そこだけかな。
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第4位 「ダンケルク」
クリストファー・ノーラン監督作品ということで期待値が高かったのですが、その臨場感や3つの時間軸で物語が進んでいく手法など、ノーラン監督らしい作品で、ファンとしては大満足。
また、ミリヲタとしてもスピットファイアとメッサーシュミットの空中戦など見どころも多かった。
ただ、歴史映画としてはいまひとつだったかな。
30万人以上の英国兵士を救出する話なんだけど、ちょっとスケールが足りない気もするし。
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第3位 「ハクソーリッジ」
久々のメル・ギブソン監督作品。
舞台は太平洋戦争末期の沖縄戦。
とにかく主人公の生き様が素晴らしいのと、戦闘シーンの圧倒的な迫力が「プライベート・ライアン」を遥かに越えていました。
また、日本軍を悪者のように描かず、その奮闘ぶりをフェアに描いてくれているのも好感が持てました。
あまりヒットしなかった作品ですが、これは名作だと思いますよ。
かなりグロいシーンが多いので、家族でとかカップルでみるのはオススメしませんが、絶対に見ておくべき作品だと思います。
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第2位 「メッセージ」
これね、いい!
とにかくいい!
秀作ですよ。
この作品もあまりヒットしなかったようですが、レビューにも書いたように映画が始まった途端ポップコーン食べる音がやみましたからね。
最初から最後までまばたきする暇も惜しいぐらいに見入ってしまいました。
それにストーリーもいろいろ仕掛けがあって凝っていますし、伏線を回収していく手法も見事。
これは観ないと損する映画です。
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第1位 「ラ・ラ・ランド」
2017年、一龍が映画館で観た映画、ベスト1は「ラ・ラ・ランド」です。
あのね、僕のような天邪鬼な映画好きにとって、この作品を1位にするのはなんか悔しいんですけど、もうしょうがないです。
ミュージカル嫌いの僕が、とにかく引き込まれて、観終ったあとすぐにサントラまで買いましたし、DVDも買っちゃいましたから。
何が良かったのか、自分でも釈然としないんだけど、ハッピーエンドにならなかったところや、夢を追うために失うものもあるところとかでしょうか。
要するにディズニー作品のようなすべてが丸く収まるお子様向けの甘々ストーリーとは違って、現実社会を知った大人が共感できるストーリーになっているところかな。
その証拠に、この作品は大人が観て感動する映画のようで、うちの娘もDVDで観ましたが、あまりピンとこなかったようです。
もしまだ観ていないという方は絶対見ておきましょう。
レビューはコチラ。
ランキング外作品
「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」
何がダメだったかというと、ジャック・スパロウが全然かっこよくなかったんです。
この一言に尽きる。
典型的な飲んだくれのダメオヤジにしか見えない。
今後もシリーズ化するのなら、ジョニー・デップはもう一度鍛えなおしてしっかりアクションをこなしてほしい。
金返せ!とまでは言わないけれど、かなりがっかりした作品でした。
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「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
そしてもう一本は「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」。
旧作からのファンだからだけではなく、ちょっとストーリーがダメダメすぎて。
一応三部作の真ん中なので、この作品単体で評価するのもなんですが、それにしてはちょっと盛り込みすぎた上に、掘り下げられないという一番いけないパターンに嵌ったんじゃないかと。
アジア系ということでローズには親近感を持つけれど、ローズが登場したことでフィンの立ち位置がよくわからなくなったし、カイロレンのダメ男ぶりに拍車が掛かるし、ファーストオーダーと反乱具双方とも規模が小さすぎてなんか一地方豪族の勢力争いにしか見えないし、なんだかなぁ。
今後エピソード9でどう回収していくのか、そこが見どころのような気がします。
劇場以外(レンタル)で観た映画でよかったものも紹介
さて、映画館で観た映画のランキングは以上ですが、この他におもにamazonプライムビデオで観た映画の中から良かったものを5本リストアップしておきます。
「エクス・マキナ」
アリシア・ヴィキャンデル作品ということもあってみたんですが、人工知能が何かと話題の昨今、かなり興味深い作品でした。
「リリーのすべて」
同じくアリシア・ヴィキャンデルの作品で、こちらも現代の重要トピックスの1つ、LGBTが主題となった作品です。
なお、アリシア・ヴィキャンデルさん大好きなんですが、先日結婚されてしまい、僕はアリシアロス状態です(涙)。
「トゥームレイダー」に期待していますが、今後の僕はハーマイオニー・コーフィールド一筋で行きます(笑)。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
まぁ、一言で言うとおバカ映画です。
ドラッグとしセックスとか、かなりやばい作品なので、お子さんとは観ないほうがいいです。
「イミテーション・ゲーム」
これは歴史映画としてもいい作品です。
ぜひ御覧ください。
「日本のいちばん長い日」
コチラも歴史映画として、日本人なら絶対見ておきたい作品。
「セッション」
「ラ・ラ・ランド」と同じ監督の作品ということでみたのですが、これスゴイですよ。
観終わったあとどっと疲れます。
こんな指導、日本でやったらすぐに教育委員会に通報されるな。
もちろんアメリカでもダメだと思うけど。
はい、ということで2017年もいい映画と出会えました。
2018年も時間が許す限りたくさん映画を観たいと思います。
なお、最初に言ったように、ランキングに対する異論は一切受け付けませんのでご了承ください。
あくまで主観の問題ですからね。
かなり独断と偏見の入ったランキングですが、レンタルするときの参考にしていただければ幸いです。
来年も素晴らしい映画ライフとなりますように。