2017年に一龍が読んだ本140冊の中から、特に「役に立った」「影響を受けた」「印象深かった」「感動した」といった「読んでよかった」本をまとめました。
当ブログでたくさん売れたとか、出版社さんとの関係といったしがらみや大人の事情とか一切関係なく、あくまでも選書は一読者として僕の独断と偏見です。
タップできる目次
2017年、一龍が読んでよかった本、影響を受けた本
ビジネス書 仕事術部門 1冊 『ぶっちぎりで突き抜けた結果を出す人になる仕事の心得』
若者の仕事に対する価値観の変化や多様性からなのか、近年はゴリゴリの師弟関係や徒弟関係をベースにした仕事術本があまり見受けられません。
そんななか、「かばん持ち」という古式ゆかしいキーワードをタイトルに含む本書は、懐かしくもあり、僕のような世代は非常に好感が持てました。
「仕事を教えてもらうって、こういうことよね」という感じ。
もちろん、内容もしっかりしています。
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ビジネス書 マネジメント部門 2冊 『生きる職場』『町工場の娘』
まさしく「適所適材」の究極の実践例。
働き方改革が言われる昨今、1つの事例として非常に参考になるのではと思います。
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刊行からもうかなり時間が経っている本ですが、特に中小企業の経営者さんには人材育成方法が参考になるかと。
ただ、単なるビジネス書としてだけでなく、親子二代にわたる感動のドラマでもあるんですよね。
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ビジネス書 自己啓発書部門 2冊 『世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと』『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
昨年読んだビジネス書の中で一番面白かったのがこちら。
ビジネス書に書かれていることを実証実験していくないようなんだけど、バカバカしくも「真似してみよう」と思ってしまう事例が満載。
ビジネス書好きに是非オススメ。
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昨年のマイブームとなったのが本田晃一さん。
心屋仁之助さんのPodcastで知って読んでみたのですが、自己啓発書好きには超オススメの一冊。
下記にもう一冊紹介しています。
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生き方、人生の目標部門 4冊 『日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと』『50歳から人生を大逆転』『50代から本気で遊べば人生は愉しくなる』『快楽主義の哲学』
本田晃一さんを知って最初に読んだのがこの本。
竹田和平さんとの逸話がとても凄くて、自分もこういう存在になりたいとなにか人生の目標を示してもらった感のある本でした。
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心屋仁之助さんの著書で、もうタイトルが僕にドンピシャだったので読んでみました。
ちょうど、今後の人生の方向性を考えている時期だったので、個人的にかなり影響を受けました。
当ブログ未紹介ですが、近いうちにレビューを書く予定。
この本もこれからの生き方という点でひとつのモデルを示してくれたと思います。
鶴太郎さんのレベルまでストイックにはなれないけど、「本気」で遊べば道は開けるんじゃないかと勇気をいただきました。
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下記に登場する里中李生さんの本で紹介されていて読んだ本。
「幸福」ではなく「快楽」を求める生き方。
これ、今の僕の理想です。
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手帳術部門
手帳術本は大好物の分野ですが、2017年の手帳術部門はまずはこの本。
お友達の谷口さんの著書で、内容的にもかなり高度。
この本の影響で、手帳でPDCAを回す「振り返り」を本格的に始めました。
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同著者の違う本でバレットジャーナルを知って、もっと知りたいと思っていたところへこの本の出版。
すぐに購入して一気読みしました。
なかなか手帳が続かないという方はバレットジャーナルから始めてみるといいと思います。
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教育、学習参考書部門
この本は手帳術とかノート術の部門に入れてもいいのかもとおもいましたが、教育関連ということでコチラに。
著者はお友達の栗田正行先生。
僕自身がノートや手帳に付箋をあまり使わないので、こういう使い方もあるのかとすごく参考になりました。
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現在子育て真っ最中の方にぜひ読んで欲しい一冊。
叱るだけでは子どもは成長しません。
当ブログ未紹介。
英語学習本は結構読むんですが、今まで読んできた中で一番インパクトが有り、説得力があったのがこの本。
物語仕立てになっていますが、本当に英語が喋れるようになるためのトレーニング方法や考え方が随所に登場します。
とにかく言えるのは、今の学校での英語教育はもう根本的に見直したほうがいいんじゃないかということですね。
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読書術部門
里中李生さんの読書術本。
上記の『快楽主義の哲学』もこの本に登場します。
好き嫌いのはっきり別れる作家さんですが、僕はこの方の”毒”の部分が好きなんですよね。
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文芸書部門
文芸部門からは2冊。
新潮文庫の100冊読破チャレンジで読んだ本で、安部公房さんの著書を読んだのは初めて。
いやぁ、きてますねぇ。
こういうの好きです。
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そしてもう一冊は
村上春樹さんの久しぶりの長編小説。
感想としては「村上ワールドだな」といったところ。
期待値が高かっただけにちょっと物足りなかったかな。
それでもドーンと強い印象を僕の中に置いていきました。
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教養部門
レビューでも書きましたが、この本はもう教養書ということでいいと思います。
ビジネス書好きには、さらにうんちくを深めることができる一冊であること請け合いです。
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総括
以上、2017年に一龍が読んでよかった本、影響を受けた本、深く印象に残った本など18冊をピックアップしました。
総括として、まずこれは僕自身の問題なのですが、昨年4月に転勤してから本業のほうが馬鹿みたいに忙しくなり、読書の時間も、そのレビューを書く時間も激減してしまったのでした。
そのため、せっかくご恵贈いただいたのに読めずじまいとか、読んでもレビューを書けずじまいとなっている本がたくさんあります。
このエントリーでも「当ブログ未紹介」としている本がたくさんありますよね。
本当に申し訳ありません。
2018年は何からかの改善をして、できるだけ多くの本を紹介できるよう努力してまいります。
さて、2017年の読書に関して、全体的には「生き方」「働き方」をテーマとした本を多く読みました。
それは自分自身の転機を意識しているからにほかありません。
が、日本という国単位でもこのテーマは旬なのかと思います。
実際、やたら書店でも目につきました。
政府も東京オリンピックに向けて、働き方改革を本腰入れるでしょうし、2018年も引き続き、「生き方」「働き方」をテーマにした本が売れるのではないかと思います。
その一方で純粋に仕事術本がリバイバルするんじゃないかという予想もしています。
というのも、カツマーが流行ってから早10年以上経ちます。
今まで仕事術本を読んでない世代もたくさんいますよね。
そういった人たちに向けて、新しい働き方とタイアップした仕事術本がそろそろ出てもいいと思うんですが、いかがでしょう。
まぁ、予想はあくまで予想ですが。
ともかく、2018年もできるだけ多くの本を読み、良い本を紹介していこうと思います。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。
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