こんにちは、ZV-1を毎日いじり倒しているなおさん(@ichiryuu)です。
ZV-1が我が家に届いて、次の日にはATEM MiniにつないでYouTubeライブ配信のカメラとして使いました。
今回の記事では、その時にした、最低限しておきたい設定2つを紹介します。
これ知っている人はいいんだけど、知らないと配信中にあたふたすることになりかねないからね。
【設定】ZV-1を配信カメラにするときに大切な設定2つ
① ZV-1の「熱落ち」を防ぐ設定
ZV-1はSONYの高級コンデジRX100シリーズをベースに開発された動画撮影に特化したコンデジです。
RX100シリーズをメインカメラにして配信している方からよく聞くのは「熱落ち」という現象。
長時間使用すると、ボディが高温になり、カメラが自動的にシャットダウンしてしまうのです。
ZV-1を配信カメラにするときに大切な設定のまず一つ目として、「熱落ち」を防ぐ設定をします。
▲設定は背面の右、「MENU」ボタンから行います。
MENUボタンを押すと、
▲ご覧の設定画面になります。
▲「工具箱」アイコンのタブに移動
▲この2ページ目の3行目に「自動電源OFF温度」のメニューがあるのでこれを選びます。
▲デフォルトでは「標準」になっているので、
▲「高」を選んで決定を押すと、
▲上記のような確認メニューが出るので、
▲「確認」を選択して決定します。
▲「自動電源OFF温度」が「高」になっているのを確認できればOK。
これで使用中にかなり高温になっても落ちなくなります。
② ZV-1の情報表示をOFFにする設定
▲現状ZV-1を配信カメラにする場合、HDMI出力で映像をPCに送るしかありません。
しかし、デフォルトではモニター上に表示されているアイコン等撮影のための情報も送信されてしまいます。
▲先ほどの設定画面の同じ「工具箱」のタブの3ページ目の2行目に移動します。
「HDMI設定」を選び
▲デフォルトでは「HDMI情報表示」が「あり」になっているので、
▲「なし」を選んで決定。
▲すると、送信される映像データから撮影情報が削除されます。
【設定】ZV-1を配信カメラにするときに大切な設定2つ : まとめ
ということで、配信をする前にしておきたい2つの設定を紹介しました。
「熱落ち」(熱ダレという人もいる)はコンデジにはつきもの。
あんなに小さなボディに機能を目一杯詰め込んでいるから、排熱効率は悪いですよね。
実際30分くらい使い続けると、ZV-1はかなり高熱になりました。
おそらく4Kのような高解像度で配信したり、屋外で日中に長時間使ったりするとさらに発熱すると思われます。
上記の設定で、熱落ちしにくくなりますが、故障の原因にもなりかねないので、使用するときはカメラの冷却に十分注意してください。
また、撮影情報を削除して映像データだけを送信する方法ですが、全く初めてZV-1を使う方には、このメニューがどこにあるのか探すのに苦労します(僕がそうでした)。
ZV-1はとにかくフォーカスが優秀で、背景ボケができたり、美肌効果もあるので(オッサンには関係ないが)、配信カメラとしても優秀だと思います。
ZV-1で配信をする場合は、上記の2つの設定をお忘れなく。
この2つの設定を含めた開封レビュー動画もよろしければご覧ください。
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コメント失礼します。
ZV-1でライブ配信したく購入しましたが、1時間くらいで電源が落ちてしまいます。
2つの設定は行ってのですが、変わりはありませんでした。
“また、撮影情報を削除して映像データだけを送信する方法ですが、全く初めてZV-1を使う方には、このメニューがどこにあるのか探すのに苦労します(僕がそうでした)。”
とありましたがこちらはどのように出来ますでしょうか?
新村さん、コメントありがとうございます。
まず、1時間ぐらいで電源が落ちるとのことですが、ZV-1はかなり熱くなっているのでしょうか?
あと、配信だけでなく録画もしているのでしょうか?
僕はいままで1時間を超えるライブ配信を何度かやってきましたが、実は一度も落ちたことがありません(夏場もです)。また、炎天下の撮影でも落ちたことがありません。
なので原因はわかりかねます。
もし配信と並行して録画もしいるのであれば、SDカードの書き込みスピードが原因に考えられるのですが、もしかすると個体差があるのかもしれませんね。
ただ、「自動電源OFF温度」を高温にする設定も、絶対に落ちない設定というわけではなく、熱くなりすぎると落ちる仕様だと思います。
あと、設定メニューですが、記事にあるようにMENUボタンから入って工具箱のタブの3ページ目です。