「あなたはだんだん眠くなる、眠くなる」といって催眠術にかけるアプリではありません。
いくつかの大工道具(?)がセットになった便利でカッコいいアプリのご紹介です。
ただ、その中には熟練の技が必要なものも・・・
熟練の技が必要?【iPhoneアプリ】iHandy カーペンター
先日ご紹介した日経アソシエ
参考記事:さすがの総力特集!【文具特集】「日経 ビジネス Associe」 2012年 03月号
この文具特集の中で、美崎栄一郎さんが文具アプリをいくつか紹介されていたのですが、その中で気になったものをダウンロードしてみましたのでインプレッションなどを。
それがこちら。
iHandy カーペンター (iHandy Carpenter)
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥170
美崎さん曰く
長さや角度を測るアプリとしては、「iHandy カーペンター」を愛用しています。計測系アプリの中では、インタフェースのの格好よさがダントツ。
たしかにデザインが凝っています。
トップに掲載したのが、iHandy カーペンターを起動したときの画面。
これは「下げ振り」という道具で、壁などの垂直を計るもの。
で、この画面をタップすると
5つのツールの選択メニューが登場。
ここからツールを選びます。
たとえば、
測量をする人にはおなじみですよね。
平板の水平をとる時に使うヤツです。
同じく水平計測でおなじみと言えば
この2つは、デザインの素晴らしさもさることながら、気泡の動きが超リアル。
また、気泡の”敏感さ”も調整できたりします。
それに、場面左上に数字で傾きが表示されるところがデジタルツールならではの強み。
本当に見事です。
この他には
さて、ここまでの4つは、使い方に関して特に問題はないと思います。
で、問題はこの「スチール定規」
一瞬、「7センチぐらいまでしか計れないのか?」と思ったのですが、画面は横方向にずっとスクロールするのです。
しかしどうやってiPhoneより長いものを計るのか?
全然わからないので説明書を開くと
こんな感じで、すべて英語!
とはいえ、簡単な英語なので図を見たら理解できる思います。
ということで、右下にあるYouTubeでの定規の使い方画像を見ると・・・
そうか、そういうことか。
なんだか目からウロコ。
しかしこの方法では正確な長さは測れないんじゃないか?
もしこの方法できっちり長さを測ろうと思えば、これはかなりの練習を積み、職人技を身につける必要がありそう・・・。
美崎さん曰く
アプリには十徳ナイフのように複数の機能がついているものも多いですが、すべてが優れているものはあまり多くはありません。<中略>用途ごとに使い勝手のいいアプリを使い分ける方が快適です。
とあります。
すべて便利に使えるツールというのはないと、割り切って使うべし。
逆にこの定規を使って、「誰が一番正確に計れるか競争」なんて競技をして盛り上がれるぐらいの余裕が欲しいですね。(笑)
iHandy カーペンター (iHandy Carpenter)
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥170