2019年手帳選びシーズンの詳細手帳レビュー第1弾は、僕がメイン手帳にしている「ほぼ日手帳カズン2020」です。
2017年から使い始めたほぼ日手帳カズン、これで4冊目となります。
ちなみに歴代ほぼ日手帳のレビュー記事はこちら。
大人気の超メジャー手帳ですが、毎年少しずつ改良され進化し続けていて、よく観察すると、今回も細かい変更点がありました。
では昨年との変更点も取り挙げつつ、早速レビュースタート。

ほぼ日手帳 2020 手帳本体 カズン(A5サイズ) 2020年1月はじまり 月曜はじまり 1日1ページ
- 出版社/メーカー: ほぼ日
- 発売日: 2019/09/01
- メディア: オフィス用品
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ほぼ日手帳カズン2020【手帳レビュー】マンスリー、ウィークリー、デイリーがオールインワンの最強スケジュール帳
「ほぼ日手帳カズン2020」パッケージ
まずはパッケージから
▲パッケージは毎年おなじみの透明の袋に帯のようなパッケージ。
デバインは変わってますが、基本的には大きな変更はないですね。
▲帯の部分に、
- 「1日1ページ」 たっぷり書けていろいろ貼れる
- 「A5サイズ」 文庫本の約2倍の大きさ
- 「1月はじまり」 2020年1月〜12月を収録
といった、基本特徴を記載。
▲パッケージ裏側
▲そしてパッケージ裏側には、メインページであるデイリーページの特徴が7つ紹介されています。
もちろん、この手帳の特徴はこれだけではないので、この後詳しく紹介します。
▲パッケージから取り出したところ。
同梱されているのはほぼ日手帳の特徴をマンガで紹介したちょっとした解説書。
そして黄色いのは「ほぼ日韓イトイ新聞」とかの案内のようです。
「ほぼ日手帳カズン2020」詳細レビュー
手帳本体の外観など
それでは手帳本体のレビューを始めましょう。
▲まずは外観。
おなじみのアイボリー色。
表紙は紙製で、かなり硬めの厚紙となっています。
が、モレスキンのように耐久性はなさそうなので、カバーを付けて使うことが前提です。
ちなみに、デザインについては昨年と大きな変更はなし。
▲唯一の変更は「2019」→「2020」に数字が変わったぐらいかな。
▲カラフルな各月のインデックスも例年通り。
そして、角を丸く「面取り」してくれています。
▲カラフルな点でックスも例年通り。
色も順番も変更していません。
▲背表紙は製本テープでしっかり補強されています。
これまで3冊ほぼ日手帳を使ってきましたが、背表紙が破れてばらばらになることはありません。
製本に関しては非常に堅牢です。
▲あと、重さですが、手帳本体のみで、我が家のハカリでの実測は485g。
これも例年通り。
A5サイズの手帳ですし、決して軽くはないですね。
表紙、見返し、とびらページ(前)
ここからは手帳の表紙をめくって、各ページを紹介していきます。
▲表紙をめくって見返しのページ。
無地でシンプル。
何の装飾もありません。
▲とびらページを開いて最初のページ。
ここからほぼ日手帳の頑丈さとかきやすさを両立した「トモエリバー紙」になります。
非常に薄く、丈夫で、しかもインクの裏抜けがなく、書き心地もいいという手帳用の紙としてはこれ以上ない理想的な紙です。
唯一欠点は、紙が薄すぎて前(または次の)ページの印刷が透けて見えることでしょうか。
▲ロゴ、「HOBONICHI TECHO 2020 cousin」
手帳ページ
年間カレンダー
▲見開きで、左ページに2020年の年間カレンダー。
右ページ上段に前年2019年、下段に翌年2021年の年間カレンダーと、3年分のカレンダーが掲載されています。
ふつう該当年とその次の年だけ掲載する手帳が多いですが、前年も掲載しているところが実用性高いです。
余談ですが、新しい天皇誕生日として2月23日が祝日になります(2020年は日曜のため、翌日が振替休日)になっていますが、旧天皇誕生日の12月23日はどうなるんでしょうね。
年間インデックス
▲年間インデックスは見開きで6ヶ月分が俯瞰できます。
このページから「方眼」になりますが、ほぼ日手帳カズンは一辺3.7mmの方眼罫で統一されていて、これも変更ありません。
僕は個人的にはこの方眼罫の行の幅は狭く感じるので、5mmにしてほしいんですけどね。
実際、年間インデックスの1日1行がこの幅では大量の情報を書き込むことは不可能でしょう。
▲ページ上部には各月ごとにチェックリスト用のマスが3つ用意されていますし、重要事項や目標を書き込むことができるスペースもあります。
土曜日はグレー、日曜日は赤、そして祝日はオレンジ色に色分けされていて、視覚的にもわかりやすいように工夫されています。
▲年間インデックスページの下段は、縦13マス×横12マスのスペースが用意されています。
各月ごとの達成度などを書き込むことができます。
「月間カレンダー」、マンスリーブロックページ
▲月間カレンダー、いわゆるマンスリーブロック形式のページです。
2019年12月から2021年3月まで用意されています。
見開きで左側と下部にフリースペースを設けているオーソドックスなマンスリーブロックページで、ページ全面に3.7mm方眼罫が、1日のマスの中まで施されているため非常に使いやすいです。
こういうスタイルの手帳は意外と少いですよね。
手帳でのスケジュール管理の起点となるのがマンスリーページ。
ここのデザインの出来次第で手帳の使いやすさが決まる最重要ページです。
ほぼ日手帳カズンのマンスリーページは数々の手帳の中でも僕はトップレベルと感じています。
▲さて、マンスリーページをもう少し詳しく見ていきましょう。
まずページ上段です。
左側のフリースペースには小さく「W〇〇」というように、第何週かの記載があります。
▲ページ下段は狭いながらもフリースペースとなっていますが、6週目がある月はこのようにページ下段のフリースペースが6週目として使われます。
▲そして、それぞれの1日のマスの中には六曜、二十四節気、新月と満月、主な行事などを記載。
▲2021年の1月〜3月のページには左側に薄く「2021」と印刷されています。
「週間ダイアリー」、週間バーチカルページ
▲「週間ダイアリー」いわゆる週間バーチカルページです。
「ほぼに手帳カズン」の大きな特徴の1つが「マンスリーブロック」「デイリーページ」に加えて「週間バーチカル」も備えていることです。
この3つが1冊の手帳に併設されている手帳はたぶん「ほぼに手帳カズン」だけ。
さて、この「週間ダイアリー」ですが、見開きで1週間。
▲まずページ左上段から詳しく見ましょう。
週によっては次の月のスタートという場合間もあります。
その下にはミニカレンダーがあって、このページの週を◯で囲んでいます。

▲各日にちの表記はシンプルですが、新月と満月の月齢マークのみ記載されています。
ちなみに、「週間ダイアリー」は2021年1月3日までとなっています。
▲「週間ダイアリー」と「デイリーページ」との間には
▲「Turning the page to a new year」と題したメモページが2ページあります。
新しい1年の準備ページですね。
「1日1ページ」、デイリーページ
さあ、いよいよメインの部分であるデイリーページを紹介していきます。
▲その前に各月ごとには始まりのページである「月のトビラ」から。
▲2019年版から罫線がなくなり、フリースペースとなっています。で、毎月の初めにその月に関連する言葉が記載されています。
罫線がなくなったため、月の目標とかToDoとかを書くのにちょっと使いにくくなりました。
▲さて、おまたせしました、ほぼ日手帳の心臓部、デイリーページです。
デザインはこれまで通り。
ほぼ全面に3.7mm方眼罫が施されています。
詳しく見ていきましょう。
▲ページ左上段。
日付、曜日、月齢、旧暦などが記載されています。
特に月齢は毎日詳しく掲載されています。
日付の右横にはチェックリスト用のマスが5つ用意されています。
▲ページ下段。
祝日のページには薄く何の日か記載されています。
また、ほぼ日といえば「日々の言葉」を楽しみにしている方も多いことと思いますが、もちろん2020年版でも健在。
まぁ、僕は正直いってこの「日々の言葉」が邪魔で、ページ下段の端っこまで罫線にしてほしいんですけどね。
それから、各ページ見開きで右ページ下段にミニカレンダーがありますが、これがなにげに便利。
逆に不便だと感じるのが、時間軸。
1時間1行で朝の4時〜翌日の4時までとなっていますが、さすがに1時間1行だと書き込みづらい。
せめて罫線が5mmだったらなぁ。
おまけページ
メモページ
デイリーページのあとはおまけページへと続いていきます。
▲まずはメモページですが、6ページ用意されています。
「ほぼ日手帳カズン」は書くスペースがふんだんにあるので、メモページは6ページで十分でしょう。
僕は今まで一度も使ったことがないです。
「Time Table」
▲いわゆる”時間割表”です。
学生さんにはいいかもしれませんね。
学校の時間割と違って、土日の欄もあるので、習い事と部活とかも書けますね。
「Graph Paper」と「Favorits」
▲次に「Graph Paper」と「Favorits」のページ。
▲「Graph Paper」は縦25マス×横32マスのグラフを書けるスペース。
▲「Favorites」はお気に入りのものを書き留めるページ。
記号でわかるように、「映画」「本」「音楽」「レストラン」「買い物」「手拍子」(←これはなんだろう?)といったものを書き留めて、星5つで評価もできます。
12個分しかないのが残念。
公式ページからダウンロードできるので、足りない人は追加することができます。
「My 100」と「手帳をもっとたのしくする文字の書き方」
▲ここからのページは前年とは変わっています。

「毎日の視点を変えてみる」と「1年のスケールで感じる地球の歴史」

▲「1年のスケールで感じる地球の歴史」は、よく科学番組で見るやつですね。
以上の4ページが昨年と変更されたページです。
「二十四節気のこと」と「もしものときの、準備をしよう」
▲ここからはおなじみのページになります。
「二十四節気のこと」と「もしものときの、準備をしよう」です。
▲「二十四節気のこと」は昨年とほとんど変わっていませんね。
▲「もしものときの、準備をしよう」も昨年と変わっていません。
ここ数年大雨、台風、地震と災害続いているので、やはり備えはしっかりしといたほうがいいと感じますね。
このページをしっかり活用してください。
毎年書いていますが、このページには海上保安庁の緊急電話番号(118)も載せたほうがいいんじゃないかと思います。
ほとんどの人が海上保安庁の電話番号を知らないでしょ?
「Gifts」と「年齢早見表」
▲次に「Gifts」と「年齢早見表」です。

こういうのついつい書き忘れてしまいますが、書いておくと本当に便利。

2021年には令和の欄も入るんだろうな。

「くらしのリンク集」はほぼ日関連のネットサービスのリンク集。

▲右の「Addresses」のページは8人分の情報を書くスペースがあります。
スマホが普及して、ほとんどアドレス帳を使うことがなくなりました。
「Personal Notes」
右ページ、とびら(後)にはシリアル番号が記載されています。

手帳を無くしたときのためにも最低限”自分への連絡方法”は記載しておいたほうがいいでしょう。
でも、紛失したときのことを考えて、個人情報の記載には十分気をつけてください。

▲このページの下段はほぼ日関連のURLやSNSのID、問い合わせ先のメールアドレス等が記載されています。
表紙(後)
▲そして表紙(後)。
やはり何の装飾もありません。
シンプルですね。
「ほぼ日手帳カズン」レビュー:まとめ


- マンスリーページの全面に方眼罫がされている使いやすさ。
- デイリーページの十分な広さ。
- 「トモエリバー」紙の質の高さや丈夫さ、そして筆記具のインクとの相性の良さ(まず裏抜けしません)。
- マンスリー⇒ウィークリー⇒デイリーと、スケジューリングの流れが1冊で完結する。
などが理由です。
実は2020年はモレスキンのデイリーに戻ろうかとも思いましたが、マンスリーページの使い勝手の悪さと、インクが裏抜けする紙質がネックとなって「落選」となりました。
- とにかくたくさん書きたい人
- ライフログをとりたい人
- 細かくスケジューリングをしっかりしたい人
- 公私あわせて一冊の手帳でまとめたい人
といったところでしょうか
とにかく隙がない手帳だと感じていますが、あえて弱点をあげるとしたら
- でかい、重い(カズン)
- 高価(カバーも買うと高級手帳のレベル)
- 3.7mmの方眼罫は正直言って細かすぎ
この3つですかね。
どんな手帳でも一長一短はあります。
あなたの求めるものをすべて満たしてくれる手帳はないでしょう。
先述した「向いている人」に合致するのであれば、「ほぼ日手帳カズン」の検討してみてはいかがでしょう。
この記事が手帳選びの一助となれば幸いです。
ほぼ日手帳はAmazonで購入がお得
ほぼ日手帳の購入は、ほぼ日ストア(公式サイト)やTOBICHなどで購入すると購入特典としてオリジナルグッズが付録として付いてきますが、送料が全国一律756円かかります。
もし、あなたがアマゾンプライム会員でしたらAmazonで購入することをオススメ。
購入特典はありませんが、送料無料ですから。
ちなみに、今日ご紹介したA5サイズのカズン以外にも別冊タイプやオリジナルサイズ(文庫サイズ)のものもありますのでご検討ください。
ほぼ日手帳カズン(A5サイズ)
月曜はじまり

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オリジナルサイズ(文庫サイズ)
月曜はじまり

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