
勤め人を辞めてから是非したかったことのひとつに書斎の改造がありました。
男というのは生まれつき縄張り意識が強いのか、子供のには秘密基地を作ったり、おとなになると自分だけの空間を欲しがったりするものです。
まぁ、一言でいうとロマンですよね。
僕もだ多分にもれず、小洒落た書斎がほしいと思っていましたが、なにせ今までは仕事が忙しく、書斎に時間を掛けることができませんでした。
退職した今、ようやく書斎改造計画を発動。
これから徐々に書斎の改造を進めていこうと思いますが、最初に基本的な方針とか方向性を書いておきたいと思います。
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我が家の書斎の歴史、それは住宅メーカーの営業さんの一言から始まった
20年以上前、今住んでいる家を建てる時に、2階の廊下の突き当りに3畳ほどのスペースを作りました。
そこは玄関の真上にあたる2階で、本来は吹き抜けになる場所だったのです。
ですが、住宅メーカーの営業さんの、「吹き抜けをつぶして(床を貼って)ちょっとしたスペースにしたほうが子供の遊び場になったりしていいですよ」というたった一言のアドバイスで誕生した空間でした。
子供が生まれる直前のタイミングだったので、「こういうちょっとしたスペースが有れば、雨の日も安心して遊ばせることができる」と思ったんですね。
しかし、結局このスペースで子供が遊ぶことは全然なく、それに気がついた僕が早々に書斎として専有。
以後、20年にわたって使ってきました。
僕は高校教師でしたが、職場で残業するよりも家に持ち帰って仕事をするほうが好きだったので(どうせ残業代なんてありませんから)、家に帰って書斎で教材を作っていました。
僕の授業で使っていたプリント類のほとんどがこの空間で作られたものです。当初は、
PCもブラウン管モニターだったため、机に奥行きが必要で、奥行き90cm×横幅186cmという巨大な机も自作しました。

これが現在も使っているデスクなのですが、3畳の空間に1畳分の机を置くなんて頭おかしいですよね。
そして、もともと廊下の突き当りの空間だったため収納がなく、なのに物は増えていくのでどうにも収まりがつかない上に、本好きなのでどんどん本も増えていく。
キャスター付きの引き出しを書い、天井まで届く書棚を2つ買い、収納するための収納グッズが空間を占領するようになっき行きました。
これ、整理整頓の上手な方からすると一番いけないパターン。
それでも、こちらの記事でも書いたように

僕が教師をしつつ兼業ブロガーを長く継続できたのも、「集中できる場所を確保する」ことができたからというのは間違いありません。
もしこの場所がなかったら、僕は専業ブロガーになってなかったかもしれません。
ほんとうに住宅メーカーの営業さんに感謝です。
専業ブロガーになったのを機に、よりクリエイティブな空間にしたくなった
てすが、専業ブロガーになり、毎日文書を書き、情報発信をしていこうということになると、もっと集中できて、もっと多機能でクリエイティブな活動ができる空間がほしいという欲求が湧いてきます。
文章を書くだけでなく、レビュー用の撮影も写真のクオリティを上げていきたいし、動画によるレビューも撮影すると思う。
その際に、物が溢れて乱雑な状態が映り込むのは嫌だ。
それに、執筆中には集中したいのでできるだけ視界にはiMacのモニター以外いれたくない。
あれこれ考えだすと、この独立した機会に書斎の改造を始めようということになりました。
やりたいことをやるには、まず環境を整えるのもすごく大切ですからね。
書斎改造の基本的な方針や方向性について
では、どんな基本方針、方向性で書斎を改造していくのか。
だいたい以下のような考えになりました。
①クリエイティブな空間にすること
・執筆に集中できる環境
・レビュー用の写真撮影もできるコーナーを作る
・動画の撮影もできる(背景として写り込んでも大丈夫)
②仕事と遊びの境界がない雰囲気
この10年くらい、全然アウトドアできていないけど、これから車中泊やキャンプ、登山を再開していこうと思っています。
で、これがブログのコンテンツになるわけだから僕にとっては遊びが仕事。
なので、仕事道具であるアウトドア用品も書斎に”見せる収納”して行こうと思う。
ちょっとだけ秘密基地的雰囲気が出ると楽しい。
③レイアウトなどの変更や改善が持続可能な作りであること
流行りだからじゃなく、「持続可能」というキーワードを意識していこうと思っています。
デスクや書棚など、普通は固定してしまって、その配置に合わせていくわけですが、絶対に100%満足行くことなんてないわけです。
そんなときに簡単に配置換えできて、小さな改良や改善が”持続”的にできるといいですよね。
といったところを意識して書斎改造を勧めていきますが、あと雰囲気はとしては木目と白色を基調とするつもりです。
さて、実際にどのように書斎が変わっていくか、次回からお楽しみに。
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