詳細手帳レビューシリーズ第6弾。
今回ははあちゅうさんと村上萌さんのお二人がプロデュースしている「週末野心手帳 2018」を紹介します。
「野心」を実現するためのすごく個性的な手帳です。
「週末野心手帳 2018」詳細レビュー
手帳の外観など
まずは外観から
▲今回ご紹介する「週末野心手帳 2018」の表紙カラーはティファニーブルー。
この他にヴィンテージピンクもあります。
サイズは、縦184mm×横128mm×厚さ18mmの四六変型判・B6サイズ。
▲背表紙はこんな感じ。
ページ数は416Pあるので、けっこう分厚いなという印象を受けます。
▲帯前面。
「やりたんことがどんどん叶ってます!」とあるように、いわゆる「願いが叶う」系の手帳です。
▲反対側。
▲帯の反対側にはこの手帳の特徴的なページを紹介。
あとで詳細に紹介しますが、かなり個性的なページが用意されています。
▲重さは実測で307g。
トモエリバー紙をつかっていますが、ページ数が多いからちょっと重めですね。
それだけ野心を詰め込めるということでしょう。
表紙、みかえし、とびらページ(前)
▲透明ビニール制ソフトカバーの表紙をめくるとまたまたティファニーブルー。
この手帳は全体を通してブルー系で統一されています。
▲「2018 WEEKEND WISH DIARY #週末野心手帳」のタイトル
▲ページ右下には二人のイラスト
記入ページ
ここからは記入ページなのですが、この手帳は普通の手帳とはちょっと違います。
その違っている部分も含めて詳細に紹介します。
まえがき
▲この手帳、本のように「まえがき」があるんです。
プロデュースしているはあちゅうさんと村上萌さんのこの手帳に込めた想いが綴られています。
CONTENTS(目次)
▲さらに、「目次」のページ。
「週末野心のすすめ」
▲「週末野心」ってはあちゅうさんの造語だったんですね。
SELF Map
▲「SELF map」のページ。
この手帳は「願いが叶う」系ですから、まずは自己分析から。
項目は「一番身近にいる人」「憧れの人」「2017年に頑張ったこと」「お気に入りの時間の過ごし方」の4つ。
VISION Map
▲次は「VISION map」
項目は「2018年に始めること」「2018年にやめること」「2018年に行きたい場所」「2018年に会いたい人」の4つ。
THIS is my 2018(年間マップ)
▲THIS is my 2018(年間マップ)は各月ごとの目標ややりたいことを書き出すページ。
見開き2ページで毎月のウィッシュが俯瞰できるのはいいですね。
ウィッシュリスト&マンスリーカレンダーの使い方
さて、手帳のメインページに入る前に、「トリセツ」があります。
このトリセツがちょっと長め。
▲マンスリーカレンダーの使い方。
ウィークリーカレンダーの使い方
▲ウィークリーの使い方。
デイリーページの使い方
▲そしてデイリーページの使い方。
このページが一番個性的なページです。
マップと付録の使い方
▲付録のページもなかなか個性的。
2018年/2019年カレンダー
さて、ここからが手帳の中心部です。
▲年間カレンダー。
2018年と2019年の2年分が見開きで。
コラム
▲毎月のはじめに書き下ろしのコラムがあります。
各月のテーマは、12月『おさめる』、1月『集う』、2月『あたためる』、3月『決める』、4月『出会う』、5月『探検する』、6月『蓄える』、7月『実行する』、8月『実験する』、9月『想う』、10月『深める』、11月『見つめる』。
マンスリーカレンダー
▲マンスリーカレンダーのページです。
月曜始まりのいわゆるマンスリーブロックタイプ。
週末野心手帳だけに、土日の欄が幅広く設定されています。
期間は2017年12月から2018年11月。
▲ひと月は5段となっているので、6週目があるときは上記のようになります。
▲左ページ上段。
その月のキーワードが表記されています。
▲右ページ上段。
ウィッシュリストが4項目分。
通常のTO DO リストとの違いは、「わくわくする」かどうか。心からやりたいことを書くようにしましょう!
▲ウィッシュリスト以外は非情にシンプルなマンスリーブロックタイプで、記載されているのも祝日名のみ。
ウィークリーカレンダー
▲ウィークリーカレンダーのページ。
いわゆるウィークリーレフトタイプ。
このページも非常にシンプルなデザインとなっていますが、
▲特徴的なのは右ページ下段。
7つのチェック項目があります。
「頑張る日」「おうちごとの日」「おいしいものの日」「インスピレーションの日」「大事な人の日」「ふりかえる日」「好きなことの日」
1週間毎日一つテーマを決めて意識して過ごすだけで、毎日が新鮮になると。
これは良い習慣ですね。
デイリーページ
▲デイリーページです。
このページが一番この手帳を個性的にしています。
見開き2ページで1週間の前半4日分。
▲これが1日分。
左側に4つのマス。
そして右に方眼スペース。
右側の方眼スペースはメモ欄として使えるし、方眼罫なのでイラストを書いたり写真や資料を貼るのもにも便利。
問題は左スペースで、この4つのマスの使い方はトリセツでも例が載せてありますが、基本的に自由。
工夫次第ではかなり面白い使い方ができそう。
▲週後半のページ。
「週末野心手帳」ですからこのページが一番重要かと。
▲左ページ下段には「WEEK END enjoy weekend!」
週末の計画や準備するものを書くスペース。
さらにその下にははあちゅうさんと村上萌さんからの、
週末を楽しく過ごすための、小さなアイディアをご提案
このメッセージが毎週末掲載されています。
▲そして、週末の土日はページ自体の色も違います。
なんか特別なページという感じ。
以上、各月の「コラム」と「マンスリーカレンダー」から始まって、毎週の「ウィークリーカレンダー」と「デイリーページ」の繰り返し。
それとともに毎週末の計画。
この流れが1年かつ続いていきます。
おまけのページ
ここからはおまけのページ。
おまけのページもなかなか個性的。
DISCOVER Japan !
▲まず日本地図。
週末野心の中には”旅行”が多くの割合を閉める方もいるでしょう。
▲行きたいところリストをピックアップして、地図に書き込み視覚化するのもいいでしょう。
▲ちなみにはあちゅうさんと村上萌さんのおすすめスポットも記載されています。
DISCOVER the World !
▲同じく世界地図。
海外旅行の計画に使いましょう。
野心を叶える6つのステップ
▲はあちゅうさんと村上萌さんお二人の野心を叶えるためのアドバイスです。
もっと詳しく知りたい方はお二人の著書を参照。
LOOKING back on 2018
▲このページは2018年の振り返りのページ。
「頑張ったこと」や「嬉しかったこと」など11項目と、自由にテーマを設定できる1項目分のマスがあります。
プレゼントリスト
▲このページは「プレゼントリスト」のページ。
20個分のスペースがあります。
あとがき
▲そして最後に「あとがき」が。
本みたいですね。
▲メモ欄。
方眼罫のページが4ページ。
▲メモ欄2種類目は罫線ページ。
4ページ分です。
イラストカード
▲このページは好きなアイテムを置いて写真を撮ってSNSにアップするためのもの。
こういうページが「時代だなぁ」と感じますね。
とびらページ、表紙(後)
▲あとは特別なものはありません。
著者と出版社のデータ。
▲シンプルなデザイン。
▲カバーにはペンホルダーもありますが、ちょっと径が細いので、例えば4色ボールペンは入りませんでした。
▲ついでながら、透明ビニールカバーを外してみると、帯の裏側にはこんなカラフルなイラストが。
▲一方手帳本体はあくまでシンプル。
▲帯を外してシンプルに使うのもよし、
▲カラフルなイラストの帯裏側を使ってもよし。
いずれにしても透明ビニールカバーなので、楽しみ方も自分流にアレンジできます。
まとめ
まずは手帳としての基本機能の補足から。
ひも栞は色違いの2本。
マンスリーとデイリーページで使えます。
ちょっと残念なのが、180度開く綴り方ではないことです。
さて、この「週末野心手帳」、かなり個性的な手帳です。
印象としては、自分の目標、やりたいこと、叶えたいことを「年単位」→「月単位」→「週単位」で下ろしていき、毎週意識するための仕組みとなっています。
ビジネスでいうところのPDCAを速く回す感じでしょうか。
非情に「野心」を意識させ、「野心」に集中させる作りの手帳といえます。
ただし、問題はデイリーページの使い方。
あの毎日の4つのマスをどう使うかがこの手帳のキモとなりそうなのですが、かなり特殊な手帳なので、普通の手帳本では参考にならないと思います。
そこを見通してでしょうが、お二人が主催する手帳サロンやSNSでの情報公開もあるのでご安心を。
また、僕が個人的に気に入ったのは、毎週末のお二人のメッセージ。
これ、毎週愚直に実行してみたら1年終わったときにはかなりの発見がありそう。
とにかく毎日がなにか張り合いがないという方、家と職場の往復ばかりという方、物は試しで使ってみてはいかがでしょうか。
きっと発見のある1年をおくることができる手帳だと思います。
「週末野心手帳」はDiscover21社様からレビュー用に提供していただきました。
ありがとうございました。
はあちゅうさんと村上萌さんお二人の著書はコチラ。
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