詳細手帳レビュー第6弾。
今回はロルバーンノートダイアリー(B6)を紹介します。
これまでもロルバーンダイアリーを紹介してきましたが、ロルバーンといえば、
・リングノート
・硬質厚紙のハードカバー
・100ページ以上あるノートページ
という特徴がありました。
しかし今回紹介するロルバーンノートダイアリーは、通常のロルバーンシリーズとはかなり違います。
その名の中に”ノート”とあるように、一般的な”ノート”に近い作りとなっています。
ではその特徴を紹介していきましょう。
「ロルバーンノートダイアリー」詳細レビュー
手帳の外観など
▲一般的なロルバーン同様、パッケージングはいたってシンプル。
上部に貼ってあるラベルに特徴が記されているだけ。
▲そのラベルの裏側に「Roiibahn Note Diary B6」とあります。
▲開封。
手に持った印象はとにかく軽い、そして薄い。
通常のロルバーンシリーズとは全く別物です。
▲念のため重さも計測しましたが、もうほとんど気にしないでいいレベル。
表紙、みかえし、とびらページ(前)
▲表紙をめくりますが、ご覧の通りソフトカバーです。
表面はコーティングされているので耐水性はありそうですが、耐久性はちょっと心配。
▲表紙をめくったところ。
見返しと扉ページは兼用。
こういう構成はロルバーンダイアリーと同じです。
また、黄色みの強い紙質も同じですね。
記入ページ
▲まずは年間カレンダー。
2019年と2020年のカレンダーが1ページに記載。
そして右ページからは年間スケジュールページ。
▲今回ご紹介するのはB6サイズですから、さすがに1日のマスは狭くて、縦5mm×横21mmぐらいです。
▲2019年1月から2020年3月まで、3ページに渡っています。
休日の欄が色付けされている以外は何も記載されておらず、非常にシンプルなデザイン。
▲そして次にマンスリーページ。
通常のロルバーンダイアリーと同じデザインですが、やはりこうした見開きで使うページはリングがないほうがスッキリしていて使いやすそう。
もちろん好みの問題ですが、僕はこちらのほうが好きですね。
▲表記は非常にシンプルで、一番上に曜日が漢字とドイツ語、そして英語で書かれています。
あと、祝日が表記されているだけで、六曜とか月齢とかはありません。
▲見開き右側は、メモ欄があります。
そしてその下に次月のミニカレンダーが記載されています。
▲ロルバーンシリーズのマンスリーページは全てそうですが、5段表記になっているため6週目があるときはご覧のような表記となります。
ここはちょっとマイナスポイント。
▲ちなみに人マスの大きさは約2cm8mmの正方形。
おまけのページ
▲マンスリーページの後はメモページ。
ロルバーン共通の5mm方眼罫のメモページが29ページあります。
100ページ以上のノートページが用意されている通常のロルバーンダイアリーと比較するとかなり少なめです。
とびらページ、表紙(後)
▲ノートページの後は扉ページもなく、すぐに表紙(後)となります。
まさに”ノート”そのもの。
▲そして表紙(後)。
まとめ
以上、ロルバーンノートダイアリー(B6)を紹介しました。
僕が持った印象としては
ロルバーンダイアリーの機能をさらに極限まで削ったダイアリー
という感じでしょうか。
通常のロルバーンダイアリーと比較すると、
・リングノートではない
・ノートページは29ページ
・表紙はソフトカバー
・ページを切り離すためのミシン目はなし
・クリアポケットはなし
・ゴムバンドなし
といった違いがあります。
これだけ違うと、ロルバーンファンにとってはもはやロルバーンとは言えないかもしれませんね。
ですが、定評のあるノートページの紙質はそのまま。
ここは一番肝心なところです。
結局どう使うかで評価は変化します。
このロルバーンノートダイアリーが向いている人は、
・それほどスケジュールを記入する必要がない
・ノートページはそれほど必要ない
・ハードカバーが嫌い
・リングノートのリングは邪魔
・とにうく薄く、軽いのが一番
といった方でしょうね。
唯一気になるのは、耐久性でしょうか。
この薄さ、軽さはカバンの中で行方不明になりそうですし、
角を丸く”面取り”してくれていますが、乱雑に扱うと引っかかって折れ目が入るかも。
ちょっと使う人を選ぶダイアリーだと言えますね。
最小限のスケジューラーでいいという方におすすめ。
今回紹介したデザインとは違うのですがリンク貼っておきます。
デルフォニックス ロルバーンノートダイアリーB6(2019年版:2018年10月はじまり) ダークブルー
カラーバリエーション豊富で、サイズもA5、A6、B5もありますので、好みに合わせてお選びください。